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東京三洋製コールドチェーン事業は不滅

2015年02月14日 | 経済

『パナソニックが挑む、新"丸ごと"戦略の中身
車載、住宅に次ぐ売上高10兆円への重点分野
許斐 健太 :東洋経済 編集局記者』

冷凍冷蔵技術の応用分野として冷凍冷蔵ショーケース、スーパー&コンビに用ショーケースなどの「コールドチェーン=CC」は東京三洋電機が開発し“菊作り経営”で育て上げた自慢の事業です。

かつて松下幸之助さんがお忍びで東京三洋を訪問した後、松下電器に戻り「三洋のコールドチェーン事業はすごい!」と絶賛されたとの話が伝わっています。
今、三洋と松下が一緒の会社になり、三洋の土壌で培われた同事業が形を変えて再び開花することになるようで頼もしいニュースです。

販売会社を新設するようですが、BtoB(法人向)分野の柱として位置づけ、業務用機器の既存ルートをベースに照明や監視カメラなどパナソニックが得意とする製品群と組み合わせて売り込めばコールドチェーン事業関連を中心に「2014年度見込比で約7割増の2018年売上高3000億円目標」は十分可能なのではないでしょうか。SANYOブランドは消えても東京三洋のコールドチェーン事業が脈々と息づいていることは嬉しいことです。

【写真】大泉のCC製造工場(東洋経済OnLineから)

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