ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

「企業買収劇」と「市町合併劇」

2008年11月02日 | 地域・合併問題
SANYOとPanasonic・・1日経って、もう一度考えを整理してみました。
三洋電機側にとってはそう喜んではいられないな、とも。
買収され松下の軍門に下るわけですから、自由裁量権は狭まれます。
松下主導の再編整理も必定でしょう。
そう考えますと、内心じくじたるものもあります。

今後の交渉では株式の売価、事業統廃合、三洋ブランド、雇用問題が議題
になりましょう。
松下は、一方で長年連れ添ったビクターを見捨てる非情な面をもち合わせます
から油断はなりません。
しかしM&Aが海外企業などではなく、相手としては親戚筋でしたのでその点は。
昨年の暮れの三洋は一時、監理ポストに入るほど救いようのない危機でした。
ここまで追い詰められると買収やむなし、となります。

ところで市町合併劇とも似た今回の買収劇ですが、私自身、なぜ松下と三洋
には即賛成で、大泉町と太田市との合併には懐疑的なのか?・・と。

それは、被吸収対象にガバナー(統治能力)があるかないかの違いなのです。
言い換えれば自立して今後、生きていけるかどうかのボーダーの違い。
その点、今の大泉町には、自立を妨げるようなものは見当たりません。

企業と、自治体、二つの吸収合併劇で考えました・・
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Panasonic & SANYO

2008年11月01日 | 経済
「パナソニック、三洋電機買収交渉へ 年内合意めざす。」
今朝、NIKKEI NET の速報が流れました!

パナソニック(旧松下電器産業)が三洋電機を買収する方針。
もともと創業者は松下幸之助氏とは義兄弟。
ついに納まるところに・・の感じがします。

わたしはとても良い方向だと思います

両社にとって飛躍的な相乗効果が現れることを願います。
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