魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

モヨウキホウボウ

2022年08月17日 23時20分53秒 | 魚紹介

こんばんは。「坊主」の愛称でおなじみの元AKB48、峯岸みなみさん、ご結婚おめでとうございます。推しメンと結婚できるなんて、You Tuber、うらやま。

今日は以前入手した深海性魚類のご紹介。残念ながらこのぶろぐではご紹介できていなかったもの。スズキ目・キホウボウ科・キホウボウ属のモヨウキホウボウ。

キホウボウの頭部背面

キホウボウ属の代表的な魚はキホウボウである。吻の棘はやや長めである。吻棘はやや外側に開く、もしくはまっすぐに近い。従来ヘリキホウボウとはこの特徴で見分けられるとされていたが、この形質は同定には使えなくなったようだ。たしかに、キホウボウにもまっすぐに近い吻棘を有する個体がいたと思う。

モヨウキホウボウの頭部背面

こちらはモヨウキホウボウの頭部。吻棘はキホウボウと比べると明らかに短くへら状をしている。また吻棘には微小な棘が生えているのも特徴といえるかもしれない。最初この個体を見たときはトゲキホウボウかと思われたが、鰓蓋付近に明瞭な棘がなく、トゲキホウボウとは容易に区別できた。南日本太平洋岸から東シナ海にかけて見られ、底曳網で漁獲されるというが、個体数はキホウボウなどよりもずっと少ない。

今回のモヨウキホウボウは長崎県産。石田拓治さん、いつもありがとうございます。

コメント
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