雨が強くて。
結局このあと雨はあがり。夕方には晴れ間が。
今回は様々な方との出会いがありました。明日もまた宜しくお願いします。
雨が強くて。
結局このあと雨はあがり。夕方には晴れ間が。
今回は様々な方との出会いがありました。明日もまた宜しくお願いします。
久しぶりに海へ採集に行ってきました。
海は荒れもなく、曇りまたは晴れという、採集によい1日でした。
初めて採集したサンゴヤドカリの仲間です。他にもスベスベサンゴヤドカリやクリイロサンゴヤドカリ、アカツメサンゴヤドカリなどがおりました。写真の個体はおそらく「ウスイロサンゴヤドカリ」ではないかと思いますが・・・ヤドカリに詳しい方、ご教授願います。
魚では・・・
ヤライイシモチCheilodipterus quinquelineatus Cuvier (スズキ目テンジクダイ科)
キンセンイシモチApogon properuptus (Whitley) (スズキ目テンジクダイ科)
これらテンジクダイの仲間は、採集後のケアの有無で死亡率が大きく変動します。しかし、ケアして綺麗な水の水槽に放してしまえば、もう何ということはありません。
他に採集できたのは、キイロダカラガイ、コモンダカラガイ、フチドリタナバタウオ、ホンソメワケベラ、ソラスズメダイでした。この日の目標だったウツボ類・チョウチョウウオ類は1匹も採集できず。
石垣島産のカワヨウジHippichthys (Hippichthys) spicifer (Rüppell)です。
四国で見るものと同種なのでしょうが、数も多く、よく太っていました。餌が豊富なのでしょう。マングローブ域では底生魚、例としてヨウジウオやハゼなどにも目を向けてみると楽しいものです。
石垣島の魚をご紹介します。
これはフグ目フグ科の「ワモンフグ」Arothron reticularis (Bloch and Schneider)です。
一見すると海水魚のようですが、これは河川の汽水域にて採集しました。石垣島のマングローブには様々な種類の小魚があつまり、フグの類も様々なものが見られます。
フグ科モヨウフグ属Arothronの魚は海水域に見られるものが多いですが、幼魚のうちに汽水域を利用するものが多く見られます。このスジモヨウフグArothron manilensis (Procé)も幼魚のうちに汽水域に入り、かなりの低塩分の場所でも見られます。実際にはこのスジモヨウフグが汽水域で見られるモヨウフグ属魚類の多数を占め、カスミフグやワモンフグが少し見られる程度といえるでしょう。
サザナミフグさん。
オキナワフグさん。
ちょっと石垣島のほうに行っていました。今回は所謂「熱帯魚」の採集ではなく、汽水・淡水・湾内などをまわっておりました。
熱帯・亜熱帯地域の河口域にはこのように「マングローブ域」が発達していることが多いです。
琉球列島以南にすむ奇妙なカワアナゴ科の魚「ホシマダラハゼ」です。全長45cmをこえ、日本産カワアナゴ科魚類としては最大です。