魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

銚子の春

2014年04月28日 22時36分54秒 | 軟体動物(貝類・頭足類)

海の中も魚が増えてきました。もう春かと思いきや、あと数日で5月になってしまいます。私は世間で「GW」と呼ばれる期間は忙しいのですが、6日にはお出かけします。

 
 
さてこの前の金曜日、4月25日。銚子の方にお出かけしておりました。
 
海の魚はまだ少なく、濁りもあって、岸壁のロープのそばで泳ぐメバル種群の稚魚、ボラ科の稚魚などしか見られませんでしたが、そのほかの生き物は元気いっぱい。このアメフラシも今の季節よくみられる動物です。つつくと紫色の汁を出すので有名ですね。アメフラシやウミウシの仲間は、巻貝と同様腹足綱に含められます。食用になりますが、今ではあまり食べられておりません。
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カイヤン

2014年04月24日 22時40分13秒 | 魚紹介

 
ナマズ目の魚は極地を除く広い範囲の河川に生息していますが、やはり熱帯の東南アジア、南米、アフリカに多くの種類が分布しています。写真のナマズはカイヤンという種類で、サメを思わせるスマートな体が特徴の遊泳性の強いナマズです。
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和歌山の潮崎さんから

2014年04月15日 13時45分34秒 | 魚紹介
 
 
和歌山県のお友達、潮崎さんから、
またしても面白い魚が届いたのでした。
 

上の写真の魚はタイ科のキダイDentex hypselosomus Bleeker, 1854。恐らく釣りもので、スレや鱗がはげるなどもなく、写真を撮ったのが朝だったためか、黄色がピカピカに輝いて非常に美しいものでした。背中に黄色い斑紋があり、これもキダイの特徴です。

 
 
美しい姿をしておりますが、顔は・・・。眼のところが盛り上がりいかつい感じとなっております。口の中に見える歯も大きく鋭い感じです。このキダイも素晴らしい魚なのですがもう1種すごいのが来ました。
 
 
この黒バックの写真がそれ、「トゲハナスズキ」Liopropoma japonicum (Döderlein, 1883)です。トゲハナスズキはハタ科・ハナスズキ属の魚で、同じハナスズキ属の魚にはツルグエや、高級な熱帯魚として知られるキャンディバスレットなどが含まれます。日本には少なくとも11種が知られるのですが、全長30cm位までのが多く、水揚げされるのも少ないようです。
 
 
トゲハナスズキの体側には赤色の縦帯があるのですが、この個体はあまり明瞭に出ていません。しかし魚市場で撮影された、この個体の写真を見ますと、赤色の縦帯がよく出ておりました。死後時間がたつと薄れるのかもしれません。このほか尾部にも大きな赤色斑がありますが、やはり不明瞭です。なお、ハナスズキ属の魚は今回初めて触ることになりました。
 
 
こちらはキダイのお刺身。キダイは沖合底曳網漁業などでよく漁獲され、一匹丸ごと塩焼やら、煮つけやらで美味しくいただけるのですが、刺身も柔らかく非常に美味な感じでした。
 
 
こちらはトゲハナスズキのお刺身。体長20cmほどになる、この種類としては結構大きめの個体で、身も結構とることができました。こちらはこりこりとした感じで、脂もほどよくいい感じでした。
今回はどうもありがとうございました。
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サバヒー

2014年04月08日 23時38分48秒 | 魚紹介

 
今回のブログ記事はサバヒー科のサバヒーを食した記録です。サバヒー科は、ネズミギス目に含まれる種類で、1科1属1種とされています。骨格は一般的にコイの仲間とよく似た感じではありますが、コイの仲間でよくみられるウェーバー器官は見られず、脊椎骨が変形している程度です。ネズミギス目魚類は分類学的にはコイやナマズと同じ骨鰾上目の中に含まれています。

 
サバヒーの顔はボラの仲間によく似ています。眼にはボラの仲間などによく見られる脂瞼もあります。口の形状もある種のボラの仲間ににていますが、コイの類のような感じで、顎歯は見た感じではありませんでした。生息環境は幼魚は河川の汽水域から内湾に生息するなど、そのあたりもボラの仲間に似ています。
 
サバヒーは台湾やその他東南アジアでは重要な食用魚とされています。漢字では虱目魚、英語ではMilkfishと呼ばれています。漢字名の由来は、眼の脂瞼でしょうか?、英語のMilkfishは、肉の色が白っぽいことからきているようです。
 
さっそく焼いて食べてみました。
 
頭と内臓をのぞきまるごと一匹。
 
 
肉の色はこんな色。肉を恐る恐る一口・・・。うん、食べれる!でも皮はやや臭みあり、まるでコイ科のような感じ。はしをすすめていきますが、どうしても尾付近の部位と内臓があったあたりはどうしても臭みがあって食べにくい感じでした。台湾などでは香草と焼いたり、スープみたいにして食うようです。日本の魚と同じようにした塩焼は、あまり良くなかったかもしれません。
 
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近所のスーパーに

2014年04月05日 23時07分20秒 | 魚紹介

こんなん売ってました!

明日食べてみます
 
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