魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

あれれ?

2008年10月22日 00時13分55秒 | 魚介類飼育(海水)

前回ヤライイシモチCheilodipterus quinquelineatus   Cuvier (としてたもの)

ところが・・・

 

これが今の状態。
写真を良く見ると、あれれ?ヤライイシモチにしては縞模様が多い気がする。
しかも縞の太さは互い違い・・・ということは?

スダレヤライイシモチCheilodipterus artus   Smithでしょう!


ちなみに成魚はこんな感じ

ヤライイシモチの成魚

 

まったく別物・・・。

スダレヤライイシモチは2007年春に採集し飼育したことはある。
そのときの個体は輸送失敗で死なせてしまった。しかし難しい魚というわけでなく、輸送に成功しきれいな水で飼っていると非常に飼育しやすい魚であることがわかった。縞がふえ、成魚の模様になるのが楽しみ。

コメント (2)
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アカシマモエビ

2008年10月21日 23時30分09秒 | 魚介類飼育(海水)

アカシマモエビです。

スカンクシュリンプという愛称でも知られる、アカスジモエビとは別種のエビです。

水槽で飼っていますが、ライブロックの中からなかなか姿を現しません。でもとても綺麗なエビです。南日本各地の浅い沿岸に生息しており、採集は容易です。この個体は宇和島で採集しました。

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久しぶりの出現

2008年10月13日 21時42分53秒 | 魚介類飼育(海水)

入れて行方不明になってしまったヤドカリ(ウスイロサンゴヤドカリ?)が今日久しぶりに拝見できました。ライブロックジャングルの中に隠れていたんでしょう。青みを帯びた色が綺麗なヤドカリです。

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キイロダカラガイ外套膜

2008年10月12日 20時57分46秒 | 魚介類飼育(海水)

以前も貝殻だけは紹介したと思います、キイロダカラガイです。

このタカラガイは水深1mほどの浅場や潮溜まりにも見られ、磯採集でよく採集できます。この仲間は自然下ではカイメンを主食としますが飼育下ではコケなども食べているようです。

ブルーライトの下で撮影。外套膜から見える貝殻がまた綺麗です

 

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セミホウボウを食する

2008年10月06日 20時18分33秒 | 魚介類を食べる

これはセミホウボウという魚の刺身と唐揚げです。セミホウボウは南日本からインド・太平洋の海底に生息する魚で、ホウボウのような姿をしていますが実際にはまったくの別物です。

セミホウボウはその所属が不明な魚です。日本産魚類検索では、「カサゴ目 セミホウボウ亜目 セミホウボウ科」に含めていますが、同書の分類学的付記ではスズキ目の魚に近いと考えられるという説も紹介されています。また、古い本ではセミホウボウ目という独自の目を設けているものもあります。

セミホウボウの体は鱗でびっしり覆われており、鱗をそぎ落とすよりも皮を引くほうが早いでしょう。また内蔵は早く落としておきます。特に消化器は内容物が腐敗すると肉にもにおいがつきます。

刺身は薄作りに、唐揚げはやや厚く切りました。

味は悪くなかったですが、食味はカサゴよりも、スズキ目のアジとかそっちに近いかもしれないです。ただし血合い付近の生臭さは気になりました。大蒜等で臭みを消すとよいかもしれません。

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