魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

ケラマハナダイのペア

2007年06月30日 23時34分02秒 | 魚介類飼育(海水)

なかなかいい感じです。

ラブラブ~です。羨ましい。

雄は白っぽい赤、雌はピンク色で雌雄共に綺麗ですね。でもこの魚、口に小さくても鋭い歯が2本。
やっぱりハタ科だな~、と、妙なことで感心させられます。

今では配合餌にも餌付くようになりましたが、栄養が偏らないように冷凍プランクトンやエビミンチ、アジのたたき、キビナゴのミンチなども並行して与えています。ちなみにこの個体はオキアミを餌にして釣りました。ちなみに、この水槽には3匹のケラマハナダイ(内2匹雌)が入っています。他の魚はオヤビッチャ、タナバタウオ、タテガミギンポ、ヒュウガカサゴ、コガシラベラ、ホンソメワケベラ、ヒメゴンベなどです。

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ベラその2 ニシキベラ類

2007年06月28日 23時19分24秒 | 魚紹介

今宵もベラ類です。すみません、僕はベラが結構好きなもので・・・

魚釣りをするとベラの類はよくつれます。写真の種類はヤマブキベラと呼ばれるベラで、黄色の綺麗な魚です。これは雌の体色で、雄は奇抜な派手な色です。

ヤマブキベラやオトメベラなどのニシキベラ属は派手な色彩のものが多いです。ニシキベラ属の特徴としては1.背鰭の棘が8本、2.雄は派手な色彩(をしているものが多い)、3.体高がやや低いことが特徴です。生態的な特徴としては4.分離浮性卵を産み、5.雌から雄に性転換をする、6.夜間や危険が迫った際に砂に潜らない、ことがあげられます。分布域はインド・太平洋域及び東部太平洋の熱帯域、大西洋の温暖な海域、地中海と非常に広範囲に及びます。

では、今度はニシキベラ属の全種を紹介します。

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イトヒキベラ類

2007年06月27日 22時50分23秒 | 未分類

イトヒキベラの仲間は結構好きです。というかベラの類全般が好きですね。雄だとばっかり思ってましたけど「日本の海水魚」を見る限りでは雌になります。

写真は南日本で普通に見られるイトヒキベラCirrhilabrus temminckii   Bleekerです。釣りのほか、網でも採集できます。貪欲な性格ですが、大型魚混泳水槽では主役になります。というか試験勉強しなくてよいものだろうか・・・

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今日の魚 2007年6月26日

2007年06月26日 19時04分16秒 | 今日の魚(不定期更新)

ケラマハナダイ Pseudanthias hypselosoma

これはハナダイの仲間の魚、ケラマハナダイPseudanthias hypselosoma   Bleekerです。ハナダイの仲間はハタ科に含まれますが、一部カワリハナダイやシキシマハナダイなど別科の魚もいます。上の写真は雄の個体です。

ケラマハナダイはわがバイブルである、 「日本産魚類検索 全種の同定 第二版(中坊徹次編、2000年、東海大学出版会)」では水深15~30mにすむ、となっているのですががこの個体はなんと水深1mで採集したものです。しかも近く、同じく水深1mの場所で雌を2個体も採集しました。採集方法は釣りです。

キンギョハナダイの雄によく似ているのですが、キンギョハナダイ雄の胸鰭には赤い模様があるのに対して本種の胸鰭には赤い模様がなく、容易に区別できます。

雌の尾鰭後端が赤く、雌も他の種類と容易に区別できます。

雌の写真です。

ではこの後、さらにインパクトの強い画像をどうぞ・・・

じゃ~ん!

どうでしょう、コレ。バケツの中に入った個体ということでインパクトがあります。これは朝7時ごろ撮影したもので、雄は残念ながらまだ写っていません。雄はこの日の昼ごろに釣れました。

今は大型魚水槽でヒメゴンベ等と泳いでいます。とっても綺麗です。写真じゃ伝わってませんが。

「今日の魚 2006年12月2日号」では同属のキンギョハナダイを特集しています。こちらもぜひどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 というか今テスト期間中、こんなことしていていいのか。・・・謎。

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ウツボ

2007年06月22日 22時40分42秒 | 魚紹介

ウツボ Gymnothorax kidako   (Temminck and Schlegel)です。

これはもっともよく見られるウツボです。体は黄色黒の縞模様、そして口に鋭い牙があります。歯は網も噛み切ります。牙には毒がありそうに見えますが、実際に毒があるのは牙ではなく血液です。本種に限らずウナギやアナゴの仲間はみな血液に毒があります。この毒は加熱すると分解されます。

このウツボは6月2日に採集したものなのですが、もって帰ろうかリリースしようか悩みました。結局小さかったのでリリースしましたが。もってかえってどうするのかといいますと・・・食べるのです。ウツボを。

ウツボは当地ではたたきに加工されて販売されています。宇和島市内のスーパーでは小パックでよい値段で売られていました。でも見た目のグロテスクさから余り好意的な話は聞きませんな。でもとっても美味しいんですよ、コレ。偏見にとらわれず、ぜひとも食べてみてください。売ってることはあまりないでしょうが・・・

ウツボ類についてはまだまだ逸話がいっぱい。順次UPしていきましょうかね。

 

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