魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

トゲオウギガニ

2022年02月27日 16時57分20秒 | 甲殻類(昆虫等をのぞく)

久しぶりのぶろぐ更新。ネタもないので、以前採集した生物の紹介でも。

2020年の秋にカキ殻の中に潜んでいたのを採集したオウギガニの仲間。トゲオウギガニという種類だそう。相模湾から八重山諸島、インド—西太平洋域に広く生息するらしい。なかなか重厚な鉗脚をもち、挟まれると痛そうである。残念ながら自力では同定できなかったのでHirayama shoさんに見て頂いた。いつも、ありがとうございます。

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2022年2月22日

2022年02月22日 22時24分14秒 | 未分類

今日は「2」がたくさん並ぶ奇跡的な一日。そしてネコの日でもあります。

やはりノネコは眼が怖い。イエネコの眼はかわいいように思う。「ノネコ」という区分が消滅し、すべてのネコが幸せなイエネコになれますように。

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アサヒガニを食べる

2022年02月21日 17時13分17秒 | 甲殻類(昆虫等をのぞく)

昨日は日曜日でしたがお仕事でした。最近は非常に忙しくぶろぐを書いていく暇もなくそもそもネタもなかったのですが、きのうの仕事帰りにトライアルに寄った際に発見したアサヒガニ。冷凍品が山積みになっていて、ひとパック購入してみました。小ぶりで身は少なかったのですが、それでも内子も身も非常に美味しかったです。ただミャンマー産ということで、若干後ろめたい。

ということで今日もお仕事~。

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スリーバンデッドダムゼルフィッシュ

2022年02月17日 09時13分11秒 | 魚介類飼育(海水)

最近新しい魚を購入した。ミスジスズメダイ属の小型種スリーバンデッドダムゼルフィッシュという。学名をAmblypomacantrus tricinctusといい、従来はミスジスズメダイと同種とされていたが、ミスジスズメダイは別種とされるべき種のようである。属も従来はルリスズメダイ属に入れられていたが、現在は別属とされる。ただその文献ではクロソラスズメダイ属の一部とイシガキスズメダイ属の一部がひっつくようなことも言われているが、そちらは賛同しかねる。

このスリーバンデッドダムゼルフィッシュは、アメリカンサモアから南西太平洋の産らしい。この個体はフィジーのものである。日本のミスジスズメダイとは腹鰭の色彩が異なっていて、日本のは一様に白いのだが、スリーバンデッドダムゼルフィッシュでは棘条のとこだけ白く、軟条部が黒い。生息水深はスズメダイ科としては深いらしいので、水温低めがよいかもしれない。そのためかやや飼育が難しいという意見も。価格もスズメダイとしては高い。それでもまだヤッコよりは安く、樋口一葉さんだけでおつりがくるのだが。購入したのは群馬高崎の「ベッセル」さん。しかしここではサンゴ以外にはスズメダイの仲間しか購入していないような気がする。それほどマニアックなスズメダイが入るのだ。

こちらは同郷のタルボッツデムワーゼル。こちらは今でもルリスズメダイ属である。フィジーは壊滅的な打撃を受けたトンガ程でもないのだが、最近はあまり来ていないように思う。2匹とも小競り合いはしているが、ほかの魚にちょっかいは今のところ出してはいない。スリーバンデッドダムゼルフィッシュは非常におとなしく、イトヒキテンジクダイにも勝てないような繊細な種である。非常に気弱な性格は同じミスジスズメダイ属のバンデッドダムゼルという種にも似る。この個体は名古屋の「リミックス名古屋インター店」で購入。

バンデッドダムゼル、学名はAmblypomacentrus brevicepsと思われたが、どうやら別種らしい。かなり温和な種で、ほかのスズメダイと混泳させる場合は注意しなければならない種である。この種はサンゴ礁域、というよりは内湾の砂地に多いタイプらしい。臀鰭の形状や色彩などは淡水のティラピアなどを彷彿とさせる。混泳さえ気を付ければ飼育は難しくないだろう。この個体はいじめられて死んでしまった。これはセブ島であるが、ある意味スリーバンデッドダムゼルとは同郷。「ベッセル」さんで購入。

こちらもベッセルさんで購入したクロオビスズメダイ。丈夫で飼いやすくおとなしいスズメダイである。派手ではないが上品な色彩をしているのでもう少し人気が出てほしい。2019年の早春に我が家に来たもので、我が家のスズメダイ軍団では最古参。

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アオバダイ

2022年02月14日 07時42分41秒 | 魚紹介

長年入手を切望してきた魚が我が家にやってきた。スズキ目・アオバダイ科のアオバダイという魚である。

名前に「タイ」と入るのだが、タイの仲間ではなく、アオバダイ科という魚になる。重厚な体で、ハタ科などのようにも見えるが、分類学的にはかなり離れている存在である。どうやらハタンポ科に近い存在とされるが、重厚な体からはそのように想像ができない。

日本産のアオバダイ科魚類は1属1種。山陰地方、宇和海、高知県、長崎県、鹿児島県などで獲れているようだが、あまり数は多くない珍魚である。幼魚は体側に縦線があり、スジアオバダイとも呼ばれて別種とされたことがあるようだ。世界で4種が知られているが、いずれも西太平洋と豪州近海にすみ、このアオバダイが最も広く分布しているらしい。なお、オーストラリアにはすべての種がみられるようだ。

ほとんど地味な色彩の魚だが、イトヒキアオバダイという種は以前に輸入されたことがある。背鰭・臀鰭の数本の軟条と尾鰭の鰭条が伸び美しく格好いい。エクスマス~ニューギニアにまで生息しているが、どこの個体が入ったのだろうか。

アオバダイの背鰭。背鰭に小さな黒い点があるのが特徴。背鰭は1基であり、テンジクダイの仲間とは異なる点である。体側の鱗は櫛鱗で、頭部の鱗は一部が大きいという特徴もある。

お刺身。身は白身で、かなり美味しい。写真ではうまく出ていないが、ピンクというより白っぽかった。なかなかみられない本種が高級魚というのもわかる味わいであった。いつもは神経締めなどされていて、なかなか高価なので手が出せない。しかしこの個体は比較的安価で購入できた。

今回のアオバダイも長崎県の印束商店 石田拓治さんより。いつも、ありがとうございます。

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