魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

隠れた美魚「ヒメイチ」

2008年05月30日 19時52分22秒 | 魚紹介

今日は隠れた姫(?)を食べる話をします。

これがその魚「ヒメイチ」です。似た呼び名ではヘメチ、ヒメチというのがあります。この類んの一種の標準和名である「ヒメジ」からきているのでしょうか。それとも「媛一」美しい魚、なのかな~

標準和名はウミヒゴイ。スズキ目ヒメジ科の魚で、体が緋鯉のような鮮やかな色彩であることから名づけられたんだと解釈します。

 

さて、この魚、じつは結構値が張っています。500gの個体で450円もします。

でも、購入する価値はあります。肉量が多く、非常に美味です。肉質はやわらかみがありますがしっかりし、様々な料理にも使えます。

これは皮を引いた状態です。こうやって食べてもおいしいのですが、皮付きの刺身や焼き物は絶品です。皮にうまみがあるのでしょう、アカイサキみたいですね。

刺身は本当に美味で、タイが少しやわらかくなったような感じです。やっぱり高い魚にはそれなりの理由があるものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

60cm水槽のメンテナンス

2008年05月13日 20時20分43秒 | 魚介類飼育(海水)

水換えとレイアウト変更をしました。

もう少ししたら濾過槽の濾材を少し掃除するかもしれません。

魚はキンセンイシモチ、イシヨウジ、カンムリヨウジ、コブヌメリ、イソハゼ、セイテンベラ、ハナキンチャクフグ、ナンヨウツバメウオなどが入っています。

コブヌメリはネズッポ科に属する魚です。同科のコウワンテグリ、ニシキテグリ、スポッテッドマンダリンフィッシュなどは観賞魚として人気ですが本種は白っぽい地味な色彩で、観賞魚としては流通していないものと思われます。

セイテンベラは昨年10月に採集したもので、今ではキンセンイシモチと同じくらいのサイズになりました。そろそろ90cm買いたいなあ~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナノハナフブキハゼ

2008年05月11日 14時00分05秒 | 

描いて見たかった魚です。

2007年に新種記載されたばっかりのやつです。

これも共生ハゼですね。

捕まえたいなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤノダテハゼ

2008年05月10日 17時14分38秒 | 

色鉛筆でヤノダテハゼAmblyeleotris yanoi   Aonuma and Yoshinoを描いてみました。

ダテハゼ属のハゼはニシキテッポウエビなどと共生するものが多いですが、本種はコトブキテッポウエビとよく共生します。

いつかこんなの採りたい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水槽にイシヨウジ入れました

2008年05月09日 20時11分17秒 | 魚介類採集(海水)

この間は高知でイシヨウジ、ナンヨウツバメウオなどを採集しました。驚いたのは今年はこの時点でスズメダイ類の幼魚が出ているということで、シマスズメダイ、オヤビッチャ、ロクセンスズメダイの幼魚が見られました。

カゴカキダイの稚魚は昨年は2月にも採集しており、あまり驚きはありませんでした。

海中ではチョウチョウウオ・キンチャクダイ科の魚は見られず(防波堤上からはアブラヤッコ、ナメラヤッコ、サザナミヤッコ、オニハタタテダイ、ハタタテダイ、チョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオを確認)、シーズンはまだまだといったところでしょうか。

さて、イシヨウジです。

熱帯のサンゴ礁ではよく見られるヨウジウオで、高知県でも多数見られる場所がいくつかあるようです。

本種は口が細く、配合餌が食べられませんが、餌として冷凍のコペポーダ(動物性プランクトンの仲間、ペットショップで購入)を与えると非常によく食べ、飼いやすいです。

ただしカニやテッポウエビには尾部をかじられたりむしられたりする場合があり、それらとの同居はお勧めしません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする