魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

喜界島の潮だまり その2

2010年05月13日 14時47分14秒 | 魚類関係の集まり

前回の続きです。写真はイノーに生息していたナマコの仲間。おそらくイカリナマコの仲間です。この海域には他にもクロナマコ類、ジャノメナマコなどがいました。ジャノメナマコはカクレウオが付いていないかと見てみましたが・・・

ハゼ類は意外と少なく、イソハゼ属のものが数個体、そしてクモハゼ属のクロヤハズハゼが見られたくらいでした。湾内ではもっと見られるかとも思ったのですが、カザリハゼやイレズミハゼなどで、共生ハゼの類は見られませんでした。

ベラ類は私も結構好きなもので、結構種類を見ることができました。ミル場ではハラスジベラが多く、砂地ではミツボシキュウセンが多くいました。外海に面した磯ではリュウグウベラも見ることができました。

そのほかには、ヤドカリが結構いました。サンゴヤドカリ類はシーズンが早いかなと思いましたが、見られるヤドカリのほとんどがスベスベサンゴヤドカリという、予想外の展開でした。

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喜界島の潮だまり

2010年05月11日 18時47分42秒 | 魚類関係の集まり

喜界島オフ会に参加したことは前回報告した通り。

今回はその喜界島の様子を報告したいと思います。

喜界島は隆起サンゴ礁により形成された島ということで、かなり潮だまりが豊富にあり喜ばしい限りですが、結構断崖が続く場所もあり、足・腰が弱い方にはあまりお勧めできません。

潮だまりで多いのは、イソギンポ類です。ニセカエルウオなどあちらこちらで見かけますし、他にも何種類かのギンポが混生します。


ニセカエルウオIstiblennius edentulous (Schneider and Forster)


ヤイトギンポGlyptoparus delicatulus Smith

他にもネズスズメダイ、シマスズメダイなどスズメダイ類は豊富でした。他にもルリスズメダイ、レモンスズメダイ、イチモンスズメダイ、スジブチスズメダイなどのルリスズメダイ属をはじめ、オヤビッチャ、セダカスズメダイ、アイスズメダイ?などの姿を確認しました。


ネズスズメダイChrysiptera glauca (Cuvier)

以下、次回へ続く。

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喜界島オフ!

2010年05月06日 20時05分42秒 | 魚類関係の集まり

WEB魚図鑑(釣りフォーラム)主催のイベントであります「喜界島オフ会」に参加しました。

今回オフ会の舞台となった喜界島は周およそ40kmのサンゴ礁の島です。島の岩場は隆起サンゴ礁であったため多孔質の岩が歩くのを難しくします。

私はこういう「釣り」「採集」のオフ会には初めて参加させていただき、貴重なお話もさせていただきました。喜界島の魚やサンゴなどのお話はまた稿を改めて書かせていただきます。

皆様、ありがとうございました。

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