魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

ウスコモン日記 2012年12月31日

2012年12月31日 18時54分14秒 | ウスコモン日記

今年最後のウスコモンサンゴ日記です。

写真はぶれてしまっていますが、一番右に注目です。前回の写真と見比べた場合、成長がよくわかります。ここからどのように成長していくのかが楽しみです。ウスコモンとして我が家にきたものなのですが、どうも別の種類のコモンサンゴである可能性も高そうです。

右のエッジの部分以外はあまり目立って成長していない様子です。このサンゴにはふつう餌は与えないのですが、我が家では植物プランクトンを流すようにして与えます。どのような変化が出るでしょうか。楽しみです。

それではよいお年を。

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2012年シーズンを振り返る

2012年12月31日 18時32分13秒 | シーズン総括

毎年恒例となりました1年の振り返り。

●磯遊びでの初物

ことしは喜界島など亜熱帯方面に繰り出さなかったのですがそれでも多くの収穫がありました。初めて採集したのは写真のクロユリハゼ(クロユリハゼ科)、オキゴンベ(ゴンベ科)、クモギンポ(イソギンポ科)、センカエルウオ(同)、ツムギハゼ(ハゼ科)、ショウサイフグ(フグ科)。クロユリハゼは非常にかわいらしい魚です。最初は細かったのですが今ではかなり大きくなっています。成長が早いものです。

●Facebookはじめました

一昨年のmixi、昨年のTwitter、に続き今年はFacebookをはじめました。本名を知っている方はFacebookでも絡んでください。写真を中心に投稿したりほかのお友達の投稿にコメントなど楽しいものです。

●アクアリウム絡み

アクアリウムの絡みで東京に2回(3月、12月)行ってきました。とくに12月の東京行きは「スイハイ」もできて楽しいものでした。魚屋さんの数も在庫量も多くてうらやましいものです。写真は新東名高速道路から撮影した富士山。この道路が開通して来年も東京へ何度か行きたいものです。

お友達の方からウスコモンサンゴ、キクメイシ、ウミアザミをいただきました。キクメイシは現状維持、ウミアザミとウスコモンサンゴはゆっくりですが成長しています。このサンゴについては「ウスコモン日記」として更新していっています。今日この後年内最終号を更新しようと思います。

今年の2月には水槽を90cm水槽にアップしました。

淡水魚では、カワアナゴの仲間を何種か新たに水槽に入れました。最初は小さな水槽で飼っていましたが、現在は海水魚のランクアップで余った60cm水槽に移しました。

●新しい出会い

瀬戸の海水魚専門店「ラパス」の川口さんと初めてお会いしてこうやって記念写真も撮影させてもらいました。ここの魚やサンゴは丈夫でとっても飼育しやすいです。

さらに、フェイスブックでも新しい出会いが多数ありました。

また来年もよい出会いがありますように・・・。

●最後に

今年一番おいしかった魚:ボウズギンポ、マトウダイ、カガミダイが並ぶ

今年一番おいしかった魚以外の水産物:ズワイガニとコウバコ

今年一番おいしかった水産物以外の食い物:たけのうちの焼き肉

今年一番おいしかったお菓子:京都のこんぺいとう

今年一番まずかったもの:ギンイソイワシの塩焼きを焦がしてしまう

今年一番楽しかった旅行:ミトさんと京都水族館へ

今年一番楽しかった飲み会:ツルケンナイト

今年一番うれしい頂きもの:鈴鹿さんからのフィリピン魚詰め合わせ

今年一番の乗り物:下関のホテルで借りた自転車

今年一番のスポーツ:F1日本GPでまっさんが2位表彰台獲得!

今年一番のニュース:ホムラハゼ属の1種に和名がつく

今年一番の一般的なニュース:ロンドンオリンピック開催

今年一番の雑誌:コーラルフリークス

今年一番の映画:最近見に行ってないなあ

今年一番の買い物:シーフーズ大谷で購入した豪華魚の詰め合わせ

今年最大のスタート:Facebook

今年一番のチャレンジ:SPSを我が家の90cm水槽で育てる

今年一番苦しかった出来事:東名・音羽蒲郡ICまで2kmの看板からICで降りるのに2時間以上かかったこと

今年一番の痛い思い:魚類学会オークションで本の競り負け

今年一番の悲しい思い:ハタタテハゼ(初代)逝く

この後もう1件記事を書く予定です。

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サブロウ

2012年12月30日 21時52分14秒 | 魚紹介

トクビレ科の魚も変わったのがいろいろいます。写真の魚は、トクビレ科サブロウ属のサブロウOccella iburia (Jordan and Starks,1904)です。

サブロウ属の魚は日本からは4種が報告されています。トクビレ属やアツモリウオの仲間とは口の位置が異なっています。シチロウウオ属の魚も似ているのがいますが、サブロウ属の魚は吻がやや短いのが特徴です。

胸鰭には大きな黒色斑が散らばり、北海道沿岸などに住むヤセサブロウと区別できます。カムトサチウオでは、点列が数列あるなどの特徴で本種と区別できます。

もう1種、シロウという魚は、第1背鰭の斑点が規則的にならばないなどの特徴で本種と区別できますが、地理的にも分布は重ならないようで、そこでも区別できます。シロウは富山県以北の日本海側に、サブロウは銚子以北の太平洋側にすみます。

「サブロウ」なんて男らしい名前ですが、もちろん雌もいるわけです。写真の個体は雌で卵を持っていました。明日は、年賀状をかかなければいけないのですが、今年のまとめもアップします。お楽しみに。

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珍しいカスベ

2012年12月28日 22時00分53秒 | 魚紹介

山形便では、先ほどのゲンゲのほかにも珍しい魚がたくさん来ました。このエイもそうです。ガンギエイ科のエイなのですが、体盤にも小さな棘があるのが変わっていました。

ガンギエイの仲間も、種類が多く、小さな形質から同定するものもおり、一筋縄ではいきません。

この個体は棘の様子からドブカスベBathyraja smirnovi (Soldatov and Pavlenko,1915)と同定できました。ドブカスベは肩帯部に小さな棘があり、体盤の縁辺に小棘がある、尾部の棘列は項部の棘と連続しないなどの特徴により、ほかのガンギエイ科のエイと区別することができます。深海性で、日本では日本海の水深950mよりも浅い海底に生息しています。ちなみにエイの仲間のうち最も深くまで分布するのはチヒロカスベで2906mの海底で採集されています。この種もドブカスベも同じソコガンギエイ属の種類です。

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オコゼ?

2012年12月27日 22時02分07秒 | 携帯版


八幡浜の港にあるトロール市から駅まで距離があるのでタクシーを使うことがあるのですが今回は歩いてみました。歩道にあるの魚や船などのタイルがすてきです。
駅についてすぐ列車が入ってきました。ダイヤの都合でアンパンマン列車にのることが多いので銀と青のJR四国カラーの列車は素敵ですね。

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