魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

カワアナゴ

2010年08月09日 22時43分32秒 | 魚介類飼育(汽水)

飼育しているカワアナゴEleotris oxycephala Temminck and Schlegelを撮影しました。カワアナゴは「アナゴ」という名がついているものの、アナゴの仲間ではもちろんなく、広義でいうハゼの仲間(ハゼ亜目・カワアナゴ科)です。ハゼ科と異なり、腹鰭が吸盤状になっていません(腹鰭が吸盤状になっていないハゼ科の種もいる)。原始的な種です。

カワアナゴは河川下流~汽水域に生息します。穴ぼこの中などが大好きで、夜間は餌を探してすみかより出てきます。

肉食魚で、小魚や、甲殻類、特にエビを好んで食べます。近縁種のチチブモドキは、貝なども食べるようですが、本種はどうでしょうか。

上から見ると案外スレンダー。

この魚は手網でも採集できますが、釣りで釣れることもあるそうです。この日はウナギを狙っていましたが、結局獲れませんでした。

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ヒメツバメウオ

2009年09月05日 23時07分22秒 | 魚介類飼育(汽水)

本日、いつもお世話になっている八幡浜の「昭和水産」様から新たなお魚が届きました。本業である食用魚の漁獲もあまりよくないようです。

ヒメツバメウオです。今では元気に粒状餌を食べています。慣れると飼育しやすい、美しいお魚です。

もともと暖かい海の魚なので冬はヒーターが必要になります。

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タネハゼ

2008年08月16日 21時11分23秒 | 魚介類飼育(汽水)

タネハゼです。
奇妙な形のハゼで、動きは緩慢です。

クロコハゼやマハゼなどと一緒に飼育していますが、本種もなかなか面白い動きをします。

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クロコハゼ

2008年08月10日 15時48分10秒 | 魚介類飼育(汽水)

クロコハゼDrombus sp.です。
クロコハゼは汽水域や内湾に多く生息するハゼの仲間で、岩陰などに潜みます。

この個体は岩孔の領有権を主張しています。他の個体が来たら追い払います。

このクロコハゼは青潮の中ぷかぷか浮いていたものを掬いました。

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テングヨウジの餌

2008年07月09日 23時36分18秒 | 魚介類飼育(汽水)

テングヨウジは細い口をしているため普通の配合飼料を食べることは殆んどありません。そのため飼育が難しい魚といわれています。しかし、この魚の飼育を容易にする餌があります。それが、冷凍プランクトンです。

ちょっといい写真が撮れなかったので紹介は略しますが、大きな観賞魚店ではたいてい取り扱っている餌です。保存は冷凍で行い、使うときにブロックをそのまま水槽に入れます。

するとテングヨウジは餌に興味を示して近寄ってきます。

底のサンゴ砂の隙間に落ちてしまった餌はご自慢の長い管のような口で吸い込んでしまいます。この水槽にはミミズハゼというハゼもいて、この口で吸い込めなかった餌は彼らが処理します。

テングヨウジは全長25cmに達するので現在の30cm水槽での終生飼育はできません。早く60cm水槽にアップグレードしたいところです。

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