魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

サメガレイの刺身

2010年04月29日 15時29分14秒 | 魚紹介

さて、前回購入した所まで紹介したサメガレイClidoderma asperrimum (Temminck and Schlegel)です。サメガレイ(ほかいちぶ大型カレイ)はすごい粘液をもつことがあります。この写真はその粘液を落とした状態です。

この個体は沖で血抜きを行っており、鮮度を保ちます。もちろん、お刺身にすることも可能です。しかし無眼側が紫色のカレイなんて、あまりいませんよね~

有眼側はこんな感じで骨質の鱗におおわれています。

このサメガレイは煮漬けで美味しいと評判ですが、今回は沖締めのいい個体が手に入ったので、お刺身にしていただくことにしました。

お刺身です。薄く切ったものです。上は縁側。

さて、味なのですが、脂の量がすごいです。醤油には脂の泡がたってます。しかしそれほど、きついものではなく、上品な、天然の北の魚特有の脂です。縁側はこりこりとした食感、それでいて甘い。すごく美味な魚でした。

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京都に行ってきました

2010年04月26日 23時32分50秒 | 魚市場

今週末は京都へ旅行出張しておりました。

京都中央市場に用があり、いつも当ブログにコメントをしていただいております、大谷さんのお店「シーフーズ大谷」をたずねました。

 

まず、眼をひくのが吊るされたニタリAlopias pelagicus Nakamura。ニタリは尾鷲で漁獲されたもので、みりん干しになるそうです。このサメは無事に売れておりました。

ちょっと変わったのがサメガレイClidoderma asperrimum (Temminck and Schlegel)。北海道にすむ大型の深海性カレイです。

もちろん、一般的な食用魚もいろいろそろえていますが極上のものを中心とされていました。

そして高級魚といえばこのクエEpinephelus bruneus Blochを忘れてはいけません。

この日はもっと大きな「オオクチイシナギ」がいたのですが、私が市場に到着したときには半身になってました・・・

サメガレイを購入しました。さて、味のほうは・・・?また近いうちに報告させていただきます。

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小さな巻貝

2010年04月22日 19時15分39秒 | 魚介類飼育(海水)

ちょっとピンボケではありますが・・・巻貝です。

海水魚飼育では今や必需品となっている、ライブロックですが、その中に生息する生物、何が出てくるか、楽しみですね。当方では奇妙なホヤやミズヒキゴカイ類、ヒメシダヅタ?などの変わった生物が出現した経験があります。今年の2月に購入したものには、「サボテングサ」が付いてました。

もちろん、良い生物ばかりではありません。カニはレイアウトを崩す危険がありますし、ワタリガニ類、オウギガニ類などはタンクメイトに悪さをします。ウニなどはライブロックに付着する「石灰層」を削るように食べてしまいます。

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気になる潮だまり

2010年04月21日 17時55分42秒 | 魚介類採集(海水)

高知に採集へ行ってきましたが、その途中にある潮だまりです。

外観は、アオサやそのほか各種海藻などがありいい感じ。

水中にも紅藻類が生えており、イソギンチャクなども生息するいい感じのポイントです。

魚は少なく、ボラ・メジナの稚魚が見られたのみ、しかし貝の仲間が豊富。この二枚貝の一種、トマヤガイかな?をはじめ、コモンダカラガイやメオニノツノガイなどを採集しました。

夏場には何が獲れるかわかりませんが、要注目ポイントの一つとなりました。

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イシダタミヤドカリ

2010年04月19日 21時24分13秒 | 魚介類飼育(海水)

この間の採集で新たに加わったタンクメイトの「イシダタミヤドカリ」です。

イシダタミヤドカリはどうやら「オイランヤドカリ」に近い仲間のようです。オイランヤドカリは水深1m位の場所でも採集されるのですが、こちらイシダタミヤドカリはかなり深い場所で採集されました。頂き物です。こういう深場系の珍しいのがほしい方は、漁師さんと仲良くなることをお勧めします。

オイランヤドカリ

飼育はいたって簡単。海水魚用を飼う設備があれば、普通に飼育可能。ただし餌は多めにあげたほうがよいです。

決めポーズ

ただし、注意しておくべきことがあります。それは、ちょっと、大きくなること。レイアウトをひっくり返してしまうなどの悪さをすることです。。。

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