タネハゼです。
奇妙な形のハゼで、動きは緩慢です。
クロコハゼやマハゼなどと一緒に飼育していますが、本種もなかなか面白い動きをします。
タネハゼです。
奇妙な形のハゼで、動きは緩慢です。
クロコハゼやマハゼなどと一緒に飼育していますが、本種もなかなか面白い動きをします。
今回は市場探索で得た魚を紹介します。
メガネウオ(スズキ目ミシマオコゼ科)です。
粘膜の多い魚なのでまずキッチンペーパーで魚の体表のぬめりをとります。
次に腹を切り内臓をだして3枚におろします。肉は薄く切っても厚くきってもOKです。ただし気をつけなければならないのが鰓蓋の少し後ろにある大きな棘です。これにさされると非常に痛いです(無毒とされています)。
さて、盛り付けです。写真はぼけてますが頭を中心に並べてみるとなかなかボリューム感が出ていいかんじ。肉はこのようにピンク色が強いです。
さて、味のほうですが、これは写真では説明できません。でも魚の見た目からは想像できぬような味です。臭みはなく、むしろ甘みがあります。オコゼに似た感じですね。近縁種にミシマオコゼというのがいて、これは食べたことがないのですが、これも美味しいそうです。
そしてなぜ「掘り出し物」なのか。実はこの魚海底の砂の中に潜み、下あごにあるルアーで獲物をおびき寄せ、捕食します。
クロコハゼDrombus sp.です。
クロコハゼは汽水域や内湾に多く生息するハゼの仲間で、岩陰などに潜みます。
この個体は岩孔の領有権を主張しています。他の個体が来たら追い払います。
このクロコハゼは青潮の中ぷかぷか浮いていたものを掬いました。
今日は宇和島湾で青潮がでていました。朝水を組に行ったときにはひどくはなかったですが昼過ぎにはこんなことに。カニもまさか餌食べにきて自分が運命を共にするとは思わなかったに違いないですね。
青潮とは、硫化水素が発生して、水が白くにごり、酸欠などを誘発する現象。赤潮の後におこることが多いそうです。
海いってフラフラで死にかけでしたね。
所謂「スジシマドジョウ」です。
この仲間は染色体などを見なければならないので本当に厄介なグループなんです。