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魚のぶろぐ

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アリアケスジシマドジョウ

2025年07月07日 16時48分29秒 | 魚介類飼育(淡水)

最近は書くようなことも特にないので、我が家で飼育している魚の一種でも。写真の魚はドジョウ科・シマドジョウ属のスジシマドジョウ種群の1種であるアリアケスジシマドジョウ。

アリアケスジシマドジョウの尾部


ヤマトシマドジョウY86の尾部

アリアケスジシマドジョウの生息河川においてはしばしばヤマトシマドジョウY86の姿も見ることができる。ヤマトシマドジョウY86はアリアケスジシマドジョウに似るが、尾鰭付け根の斑紋が異なる。本種の尾鰭付け根の斑紋は上が明瞭、下が不明瞭であるのに対し、ヤマトシマドジョウY86は両方が明瞭である。両種は同じ場所に混在していることもあり、ときに同定に悩むこともあるだろう。なお、アリアケスジシマドジョウの雄は繁殖期になると体側に縦帯が現れるので見分けられると思われる。

筑後平野の淡水魚の将来については残念ながら明るいとはいいがたく、本種も絶滅危惧ⅠB類である。噂ではコクチバスが入る可能性がある。そうなればこの水域の魚類にとっては絶望的な事態になってしまう。阻止しなければならないだろう。これも2024年の筑後平野遠征の際のもので同行の「プラナリア」さんに採集してもらったもの。ありがとうございました。

はてなブログでも同じ記事をアップしています。goo blogサービス終了に伴い、2025年10月以降ははてなブログへ完全移行いたします。ブックマークの更新など、ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。

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アブラボテ撮影

2025年06月16日 16時49分01秒 | 魚介類飼育(淡水)

今日もいまから仕事へ行かねばならない。写真は先日淡水魚水槽の大掃除の際に魚をいったん全部出し、隔離ケースに入れて撮影したアブラボテ。福岡県の筑後平野の産である。コイ科・タナゴ亜科の魚で一番好きかもしれないのがこのアブラボテで、ほかはヤリタナゴ、カネヒラ、カゼトゲタナゴなんかも好き。つまり自分が採集したことがある魚が好きということになるだろう。

しかし河川はいじられ、河川のわきにはピカピカのソーラーパネルが並ぶようになってしまった。外来魚のコイはゆうゆうと泳ぎ、挙句の果てに「コイは放流したものです、いじめないで」との看板があり、看板を蹴り飛ばしたくなった。しかしこのあたりのタナゴ類ももうこのアブラボテくらいになってしまったように思える。ヤリタナゴの生息地は埋め立てられ、カゼトゲタナゴを採集した河川では貝がいなくなり、カネヒラは原因不明でいなくなってしまった。これを愛好家のせいにするのはどうかと思うよ、環境省さん。

水槽内のアブラボテ

幸いにもアブラボテはまだ少しはいる。しかも小さいのが多くてうれしい。小さいというのは再生産ができている、ということだから。そんなちびっこも今年の春には産卵管を伸ばしていた。小さいけどもう「おとな」ということなのだろう。なおアブラボテは性格がややきつく、小型水槽ではほかのタナゴ亜科との混泳は適していない。飼育自体は丈夫で餌付きもよく飼いやすい。

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水槽水かえ

2025年06月12日 16時53分25秒 | 魚介類飼育(淡水)

先日このぶろぐでもご紹介したヤマトシマドジョウY86などを飼育している水槽の水かえを行った。

水かえに伴いろ過槽も変更。水作の投げ込み式ろ過槽から、ジェックスのコーナーパワーフィルター(水中ポンプつきろ過槽)に変更した。酸素の取り込みやスペースを有効利用するのにはこちらが分がある。

魚はヤマトシマドジョウY86のほか、アブラボテのペア、イトモロコ、アリアケスジシマドジョウが入居。イトモロコはゲンゴロウの幼虫に次々襲撃され、1匹だけになってしまった。丁寧に飼ってあげる必要がある。アブラボテは遊泳性が強く、何でも食べてくれるので飼育については心配はいらない。2匹飼育しているシマドジョウ類は砂の中に潜っており、写真撮影時には姿を見せてくれなかった。

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ヤマトシマドジョウY86を撮る

2025年06月11日 11時19分16秒 | 魚介類飼育(淡水)

最近色々忙しい。今日も夜お仕事。正直、このお仕事をやめたい。先日ご紹介したヤマトシマドジョウY86さん。専用の撮影ケースを用いて撮影しているが、あちらこちらに傷があり、近々研磨しなければならない。ちばけんま!

シマドジョウの仲間は同定が極めて難しい。基本的には体側の縦帯の様子や尾鰭基底にある黒点の有無などで同定できる。

ヤマトシマドジョウの尾鰭基底の黒色斑


アリアケスジシマドジョウの尾鰭基底の黒色斑

このヤマトシマドジョウY86というのは尾鰭基底にある黒色斑が上・下ともに明瞭であり、アリアケスジシマドジョウと識別することができる。この2種はいずれも有明海に面した河川に生息し、生息数は決して少なくはないようだが、乱獲には注意が必要。いっぽう河川改修などの開発により数は減少しているようである。

ヤマトシマドジョウY82

こちらはヤマトシマドジョウY82と呼ばれるものであり、博多湾に流入する河川に見られる。ほか遠賀川など北九州方面にY90、福岡県と山口県の瀬戸内海側にY94、そして山口県の一部にY98という集団が見られるが、ほかにも不明集団が九州のあちらこちらに散らばる。実はヤマトシマドジョウというのは異種間交雑による4倍体性種であり、Y98が最も原始的なものらしく急速に種分化しつつあるというのだ。交雑する可能性もあるため、放流はつつしまなければならない。

なお飼育は容易で、川砂を敷きヤマトシマドジョウ種群の魚が潜れる環境さえ用意できれば、長いこと飼育できる。餌は底生魚用のペーストフードを与えればよいが、野菜類なども与えたい。ペレットフードを与えるときはほかの魚にとられないかどうか、よく観察しよう。意外と大食漢で、多くの量の餌を与えたいが、それによる水質悪化には注意したい。

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ヤマトシマドジョウY86

2025年06月07日 08時48分47秒 | 魚介類飼育(淡水)

今日は勤務を終えてへとへと。お休みですが短く済ませます。昨年有明海にそそぐ河川のいち水系で採集したヤマトシマドジョウY86さん(たぶん。分布同定)。夜行性でいつも昼間は砂の中に隠れています。餌はメダカの餌や野菜類、さらにレパシーのボトムスクラッチャーなどを与えています。基本的にボトムスクラッチャーは肉食性プレコ用の餌とされていますが、ドジョウなどにもおすすめとのこと。この水槽にはヤマトシマドジョウY86のほかにも何種か魚がいるのですが・・・。それはまた後日。

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