
春日駅から途中6駅ほど端折って「富内駅」にやってきました。
廃線巡り超初心者としてはどうしても「原野の中の地味な遺構」よりもこの様な規模の大きな遺構に目を引かれます。
初心者だから仕方がありませんね。
この「富内駅」は駅舎はもちろん、鉄道関連の備品などが数多く展示され、構内にはホームや信号、転轍機など様々な遺構が保存・展示されていて、廃駅のテーマパークの様相を呈しております。
まず、駅舎外観です。
屋根のトタンも真夏の太陽をぐんぐん跳ね返すような光沢を放っています。
壁面のペイントもしっかりと処理されていて大変良好な保存状態であります。


外壁は綺麗にペイントされているのですが、横から見るとなぜかサイド部はペイントされていない木地のままです…
どのような意図があるのか判りません。
まさかペイント材を節約した訳でもないと思うのですが…
やけに頑丈そうなフェンスに囲まれた花壇には色とりどりの可憐な花が咲いています。

駅舎内に入ってみます。
ゴミ一つ落ちていない美しい駅舎です。
出札窓口のガラスも指紋一つ付いておらず透き通るような美しさで、その向こうには映画「鉄道員」に出演した際の広末涼子さんのパネルが飾られています。

ガラス越しに駅事務所を眺めてみます。
さっきまで使われていたような綺麗な乗車券箱が置かれています。
その乗車券箱のホルダーには切符は一枚も残っていませんが、なぜか机の上には“硬券”が3枚置かれています。
日付印字機(Dating Machine)もあります。
天虎工業株式会社と社名が読めます。
製造年月日は「1974」そして「Tokyo Japan」とあります。
その横には、「CASH BOX」が置いてあります。
昭和の商店では必須アイテムだったと思いますが、今ではすっかり見かけなくなりました。


白い矢印のところ…オジサンが夢中で写真を撮っています…子供みたいですね。(というか、自撮りを意識していますよ、楽しそうですね。)
本当はこのショットの意図は、駅舎待合所の綺麗に掃き清められた状態をお伝えしたかったのです。

待合所からぐるっと回ると、なんと事務所部分も施錠されていなくて中に入れちゃいました。
「な~んだ…CPLフィルター使って撮影したのに、徒労になっちゃったなぁ~」でした。
机には、「ほろまい」のホーロー(琺瑯 enamel)製の駅名標が立て掛けられています。
ほろまい(幌舞駅)は根室本線・幾寅駅をロケ地として撮影された「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった架空の駅名ですよね。
昨年も幾寅駅に行きましたが、「幌舞駅」のほうが全国的知名度が高くて「幾寅駅」といってもピンと来ない映画ファンの方々も多いでしょうね。

タブレット閉塞機も展示されています。
「振内駅」は富内線の駅ですが、あれ?…「鹿別駅」って何でしたっけ?

富内線富内駅の備品も映画「鉄道員(ぽっぽや)」に出演したのですね。

今度は事務所側から待合所のほうを見てみます。
ほらね、ガラスにオジサンの姿が映っているでしょ?

乗車券箱もこの様に正面からガッツリ見ることが出来ました。

こうして見ますと、そもそも事務室入り口には、引き戸自体がありませんでした。
かなり見応えはありましたが、こんなにオープン展示で大丈夫なのか心配になりました。
鉄道小物のコレクターの方にとってはお宝の山でしょうからね…
廃線巡り超初心者としてはどうしても「原野の中の地味な遺構」よりもこの様な規模の大きな遺構に目を引かれます。
初心者だから仕方がありませんね。
この「富内駅」は駅舎はもちろん、鉄道関連の備品などが数多く展示され、構内にはホームや信号、転轍機など様々な遺構が保存・展示されていて、廃駅のテーマパークの様相を呈しております。
まず、駅舎外観です。
屋根のトタンも真夏の太陽をぐんぐん跳ね返すような光沢を放っています。
壁面のペイントもしっかりと処理されていて大変良好な保存状態であります。


外壁は綺麗にペイントされているのですが、横から見るとなぜかサイド部はペイントされていない木地のままです…
どのような意図があるのか判りません。
まさかペイント材を節約した訳でもないと思うのですが…
やけに頑丈そうなフェンスに囲まれた花壇には色とりどりの可憐な花が咲いています。

駅舎内に入ってみます。
ゴミ一つ落ちていない美しい駅舎です。
出札窓口のガラスも指紋一つ付いておらず透き通るような美しさで、その向こうには映画「鉄道員」に出演した際の広末涼子さんのパネルが飾られています。

ガラス越しに駅事務所を眺めてみます。
さっきまで使われていたような綺麗な乗車券箱が置かれています。
その乗車券箱のホルダーには切符は一枚も残っていませんが、なぜか机の上には“硬券”が3枚置かれています。
日付印字機(Dating Machine)もあります。
天虎工業株式会社と社名が読めます。
製造年月日は「1974」そして「Tokyo Japan」とあります。
その横には、「CASH BOX」が置いてあります。
昭和の商店では必須アイテムだったと思いますが、今ではすっかり見かけなくなりました。


白い矢印のところ…オジサンが夢中で写真を撮っています…子供みたいですね。(というか、自撮りを意識していますよ、楽しそうですね。)
本当はこのショットの意図は、駅舎待合所の綺麗に掃き清められた状態をお伝えしたかったのです。

待合所からぐるっと回ると、なんと事務所部分も施錠されていなくて中に入れちゃいました。
「な~んだ…CPLフィルター使って撮影したのに、徒労になっちゃったなぁ~」でした。
机には、「ほろまい」のホーロー(琺瑯 enamel)製の駅名標が立て掛けられています。
ほろまい(幌舞駅)は根室本線・幾寅駅をロケ地として撮影された「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった架空の駅名ですよね。
昨年も幾寅駅に行きましたが、「幌舞駅」のほうが全国的知名度が高くて「幾寅駅」といってもピンと来ない映画ファンの方々も多いでしょうね。

タブレット閉塞機も展示されています。
「振内駅」は富内線の駅ですが、あれ?…「鹿別駅」って何でしたっけ?

富内線富内駅の備品も映画「鉄道員(ぽっぽや)」に出演したのですね。

今度は事務所側から待合所のほうを見てみます。
ほらね、ガラスにオジサンの姿が映っているでしょ?

乗車券箱もこの様に正面からガッツリ見ることが出来ました。

こうして見ますと、そもそも事務室入り口には、引き戸自体がありませんでした。
かなり見応えはありましたが、こんなにオープン展示で大丈夫なのか心配になりました。
鉄道小物のコレクターの方にとってはお宝の山でしょうからね…