Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

59683号機 斜里町 公民館 9月2日 2017年

2018-06-30 | Weblog
知床斜里駅を出発し、目的の「知床博物館」まであとわずか20~30mのところで「また寄り道」です。

*もう博物館の駐車場が見えています。

これが独り旅の醍醐味ですね。

文句を言ったり怒ったりする人が居ませんから気楽なものです。

2012年に観賞に訪れた「59683号機」の観賞をしていきます。

2012年 59683号機の記事はこちらから。

2012年というとまだ「鉄道」というより「蒸機」という機械に興味を持ちはじめ、北海道に静態保存されている蒸機たちを観賞して歩きました。

そのうち蒸機という機械から鉄道という文化に興味を持ち挙句、「廃線」にハマッてしまったという次第です。

始めの一歩…の頃に訪れた懐かしい蒸機君です。



作法に則り…公式側から観賞を始めます。



まだ鉄道の知識も薄く夢中で観賞していたことを思い出します。



あれから5年以上が過ぎ知識や経験はそれなりに積み重なりましたが、当時の想いの方が濃かったような気がします。



96の説明パネル

木製のフレームに代わっていました。

初めて訪れた時にはパイプ・フレームに取り付けられた説明パネル。

しかも地面に倒れたままでした。



96独特のフォルム

圧倒的に低い蒸気ドーム

キャブの下部を曲線を描くように流れるランボード。



北海道の荒野を力強くドラフトする姿が思い浮かぶようなスタイルです。

*96が実走する姿は見たことはありません…DVDのなかだけです。



テンダーの塗装は以前より「引けて」きて何だかライブ感が増してきたような気がします。



大正生まれの蒸機が圧倒的に力強くみえるのは、このリベット接合のお陰もあると思います。

あの「東京タワー」も熱く焼いたリベットを職人さんが一本ずつリベットハンマーで接合する恐ろしく手間隙がかかる工法で作られています。

あの高所でリベット止め作業をする職人さんって凄い!と感動しました。

*もちろんDVDで見ただけですけれど…



キャブは防犯のためでしょうか、鉄の格子がはめられています。



屋外展示の事情があるので仕方がないのでしょう。



一回り観賞しました。

初めて訪れた時と今回とでは、観賞するポイントも撮影枚数も全然違ってきました。

以前はスノープラウやホイールの打刻までそれこそ目を皿のようにして少しの情報も見逃さないように鑑賞していました。

今回は…昔の知り合いに「おっ!しばらく!」みたいな気安い雰囲気で再会した観賞でありました。

*馴れるほどに手を抜く芸風ともいえます。



公園の入り口かと思っていたら…よく見ると「搬入口」でした。

知床博物館の駐車場がすぐそこに見えています。



96君と知床博物館のロケーションはこんなです。

途中寄り道ばかりでしたが、いよいよ本日本命第一弾 知床博物館へ向かいます。

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