Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

聖博物館行ってきました…05

2012-08-28 | Weblog
 戦艦陸奥 の主砲?
あの謎の爆沈…悲運の戦艦「陸奥」の主砲だそうです。

なぜここに?
どうやってここに?

?だらけです。

ホントに不思議です。

こうしてアップで見てみると(こちらも階段の手摺が錆で劣化しているせいか、立ち入りできないようになっています)確かに「ライフリング」が施されているのが見えます。
ライフルに施されている「腔旋」ですが、ライフルに加工する程度なら分かりますが、この巨大な砲身に一体どのような方法で加工したのでしょうか?

因みに日本の64式小銃はその頃からすでに「コールド・ハンマー法(冷間鍛造法)」という手法を取り入れていたそうです。




…トレーラーに積んできてもあの上り坂のコーナーは曲がれないと思うのだけれど。
長年この状態で設置されているせいか、ちょっと上曲り風に見えるのは気のせいかな?




こちらの博物館の説明パネルはどれも力が入っていますね。
手書きだし…(もちろん、専門の職人さんが原稿を見ながら書いたのでしょうが)

ネット上には以下に、引き揚げ品と展示場所が紹介されていました。


陸奥記念館(山口県周防大島町) 主錨、錨鎖、スクリュー、14cm副砲、艦首先端部

靖國神社遊就館(東京都千代田区) 小錨、14cm副砲

船の科学館(東京都品川区) 41cm主砲身

聖博物館(長野県東筑摩郡麻績村) 41cm主砲身

立命館大学国際平和ミュージアム(京都府京都市北区)

41cm主砲身は「船の科学館」と「聖博物館」に展示されていることになっていますが、「船の科学館」は2011年10月より休館となっていますし、過去の展示写真を見ると、砲身は「詰め物」をされてしまっていて、聖博物館のものと比較するとだいぶ本物感を損なっていたように見えます。

今となっては、陸奥の41cm主砲を見ることが出来るのは、「聖博物館」のみとなってしまったのかも知れません。



「戦艦陸奥」の主砲を陳列した趣旨…と書かれた説明パネル。





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