Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

JR北見駅 石北本線 9月6日 2014年

2015-06-18 | Weblog
順番が違うようですが、大人の都合でまずはこちら…JR北見駅にやってきました。

すでにホテルにはチェックインを済ませ、オデ君を駐車場に残して気分良く?歩いてここまでやってきました。(ふふ…ご想像の通りです。)

本日の観賞対象の「ふるさと銀河線」起点の池田駅から140Kmの北見駅であります。

ふるさと銀河線はここ北見で石北本線に接続していました。



不思議な空模様です。

厚く低い雲に覆われた空ですが、西の空の雲の裂け間から北見駅舎にだけ、スポットライトのように夕日が当っています。



こちらが「ふるさと銀河線」の駅舎であり、また「北海道ちほく高原鉄道」の本社社屋でもあります。

壁面に残された「KITAMI-STATION」の駅名標はJRのそれとははっきりとテイストの異なるものであります。

窓のアクセントや“付け庇?”にも、ふるさと銀河線の「尖がりテースト」を見ることが出来ます。



駅窓口でマルス (MARS : Multi Access seat Reservation System) の入場券を購入し、他にお客さんが居ないので「ふるさと銀河線」の遺構について尋ねました。

もう当時の遺構はほとんど残っていないが、ふるさと銀河線のレールは石北本線の「北見トンネル」を掠めるようにして走っていた…と教えてくださいました。(わりと若い駅員さんでしたが、親切に教えてくれました。ふるさと銀河線営業当時はまだ学生さんくらいの年齢ではないでしょうか…)

1番線ホームには、大好きな“キハ40系”が停車しています。



跨線橋を渡って2番、3番線ホームへといってみます。

この跨線橋がふるさと銀河線に乗降する際の連絡通路となっていたのでしょう。

跨線橋の通路にはそのふるさと銀河線の痕跡を見つけることは出来ませんでした。

通路中央には白線が引かれ、拡幅のある通路です。

左右壁面の腰板辺りを見ますと、鋼板のプレートで出来ていて、プレート・ガーダー桁みたいな構造なのが分かります。

屋根部の構造材や梁などは古レールが使われています。



お目当てのホームへと出てきました。

夕方の帰宅ラッシュが始まるくらいの時間ですが、広いホームには列車を待つ乗客の姿はありません。



誰も居ないホームを先端部へと歩いてみます。

ほんと、誰もいませんよ。



ホームの先端部から「北見トンネル」方向を見てみます。

中央の色が異なる路盤が、ふるさと銀河線の切欠きホームとレールがあった辺りではないでしょうか。




さらに先端部から「レンズを伸ばして…」北見トンネル付近を観察してみます。

赤矢印部辺りを、ふるさと銀河線のレールは池田駅方面へと延びていったのでしょう。

画面右端の四角い黒い穴が「北見トンネル」です。

You Tube [Cab View]Chihoku Kougen Railway(1) ちほく高原鉄道 前面展望 北見-訓子府 の画像はこちらから

当時のレール位置や雰囲気を知るのに大変に役立ちます。

ふるさと銀河線のCR70や75形の警笛は良い音をさせていますね。

今でも「りくべつ鉄道」で生の音を聞くことが出来ます。
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