Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

オデ君 フロント・ガラス交換 4月19日 2015年

2015-04-20 | Weblog
千葉のガレージに「桜」を見に行った帰り道…東関道を成田方面へ走っていますと大栄PAの手前辺りで、フロントガラスに「ピシッ」「ピシッ」「バシッ」…と3回飛び石の音が響きました。

「く~っ…ガラスやっちまったかな~」と思いながら、大栄PAに入りフロント・ガラスを点検します。

ルーフに近い辺りに2箇所…表面が凹むようなキズを発見。
しかし、これくらいなら前方視界には全く影響はなく、車検時にも問題は無さそうです。

「やれやれ…」と再び本線を走り始めます。

視界に「キラッ」と光るものが入りました。

「えぇ!」チラッと見ると15cmほどの長さの断面が光って見えました。

「そ、そんなぁ~」

PAでは気が付きませんでしたが、左ピラーの端からしっかり割れています。

これは完璧にダメ!です。

「はぁぁ~」1万円札が10枚くらい飛んでいくのが脳裏に映りました。

最後の「バシッ」が致命傷となったようです。

いつもお世話になっている近所のホンダの販売店に連絡をして担当のセールス氏に事情を説明します。

フロント・ガラスを交換するに当たり、3つの選択肢を提案してもらいました。

①フロント・ガラスをホンダ純正パーツを使って修理する。
 パーツ代だけで軽く10万円を超えます。工賃は約5万円ほどです。

②フロント・ガラスは純正品ではなくサード・パーティーの新品を使用する。
 総額で10万円ほど。

③フロント・ガラスはネットで中古品を探して修理する。
 費用は工賃5万円+見つけたガラス代(多分1~2万円)
 ただし、中古品の場合シーリング不良など後で水漏れの可能性も否定できない。
 勿論、その保障も出来ない。

以上の3点であります。
*③は私が提案したもので販売店の提案ではありません。

結局、②の方法を採択しましたが、見積もり金額から1割近く値切らせて頂いちゃいました。

しかも作業中の写真撮影もお願いしてしまいました。

販売店にしてみれば、RA-8のオデッセイを12年以上も乗り続け、しかも22万Kmと「超過走行車」の客ですから、いい加減うんざりしたことでしょう。
しかも「30万Kmは行ける!」といっているのですから、困った客です。



破損したフロント・ガラスを除去?撤去?取り外すための作業の前処理、養生作業です。

プロの作業はこの養生作業が徹底していて、素人の作業と大きく異なる部分でもあります。



ちょっとフォーカスが甘くて分かり辛いですが(作業中に写真撮影をお願いしておいて文句は言うべきではありません…)赤矢印の部分が飛び石が当った所です。

あと2~3cmずれていればピラーに当ってペイントが剥がれるくらいの被害で済んだでしょうが、今更仕方がありません。

横の矢印が当初破損したときの破断面の長さです。

走っているうちにその傷が徐々に長くなり、自宅に到着した時には発見時の倍くらいの長さになったのには驚きました。



そう言えば…オデ君のボンネットって開ける機会はすっかりなくなったなぁ~

一番働き者のオデ君ですが、エンジンルームは汚れっぱなしです。

ちょっと恥ずかしい。



フロント・ガラスを取り外す際にはこのガーニッシュも撤去しなければなりません。

自分ではまず取り外すことの無い部分ですから、機会があったらクリーニングもしたいところです。



フロント・ガラスとボディーとの間のウェザー・ストリップを取り外しています。

フロント・ガラスのエッジが見えてきました。



ウェザー・ストリップがすっかり除去されたガラス周り…



ルーフとガラス部分です。



ボディーとガラス部分の接着剤等をSST(Special Service Tool)を使って除去しています。

このようなSSTもプロならでは…で、素人がいちいちこのようなSSTを用意するのはキツイです。



取り外したフロント・ガラスです。

赤矢印の部分が修理前の破損で、その先の割れは取り外している際に傷が広がったようです。



すっかりフロント周りがサッパリとしたオデ君です。



特に説明はありませんでしたが、想像すると…ガラスを設置した時の下地に当る部分のスポンジを張りなおしているとことではないでしょうか?

シーラーも綺麗に除去されています。



ここもSSTを使ってシーラーを除去しているところでしょうか?



ガラスを載せる下地の準備が整ったところでしょうか?



こちらは新品のガラスを準備しているところでしょう。



車検や定期点検のシールも貼り直されてあります。



結構複雑な形状を見せるウェザー・ストリップです。

この形状で雨などの浸入を抑えているのですね。



ボディーにガラスを乗せてほぼ作業完了の図です。



取り外したパーツ、ワイパーなどを装着して最後の仕上げに入っているようです。

SSTを使ってきちんとした手順で進められる作業はさすがプロの仕事です。

オデ君は1週間ほどホンダさんに預けてありましたが、実際の作業は1日も掛からないそうです。

作業時間を訊ねた時に「1日もあれば十分です」との回答。

「そんなに簡単に作業できるのですか?」と更に訊ねました。

「そんなに難しい作業ではありませんから…」のことでしたので、「そんなに簡単なら、工賃はもっと安くしてもらっても良いですね。」などと言ったオジサンは、きっと嫌われていると思います。

「過走行オデ、いい加減にしろよ!」なんてね。

気持ちの良い作業と、満足の行く作業代金、写真撮影などの対応、とても満足しております。

出来れば新車のオデッセイを購入して販売に協力したいところですが、30万Kmの目標のためもう少し猶予をください。

お世話様でした。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 釧路駅 9月5日 2014年 | トップ | 雄別炭礦鉄道 8722号機 釧... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事