Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

弥生駅 幌内線 9月2日 2014年

2015-01-28 | Weblog
「駅跡」というのにはまさに相応しい?佇まいの「弥生駅跡」です。

背後に見える斜面の上を道道が走っています。

この“空き地”が幌内線弥生駅を忍ばせるのは、ポツンと佇む石碑のみです。

この石碑が無ければ、鉄道駅跡とはとても想像できません。

隣に見えている廃屋が駅舎跡なのかな?などと思いましたが、間口の広さと高さからはとても駅の代用として建てられたプレハブとは異なるように思えました。

大型の車両が出入りする倉庫のようなものではなかったのでしょうか…



駅跡のスペースはかなり狭く感じます。

一面一線の小さな駅ですが、1987年に駅舎は火災により焼失してしまい幌内線廃止までの期間はプレハブの駅舎で代用していたようです。

画面左手の道が廃線跡なのかな?と、想像しましたが地図で見てみますと僅かな距離の先で行き止まりとなっています。



なんとなくこの石碑は傾いてるように見えませんか?

しかも基礎の部分と石碑の脚の部分がずれてしまっています。

ど~したのでしょうか?

とても不自然な感じに見えました。



幌内線デザインの石碑には旧駅舎の線画が彫刻されています。

件の北海道新聞社刊「北海道の鉄道廃線跡」に掲載されていた「弥生駅」の写真を見ますと北海道デザインのなかなか立派な駅舎でした。



このアングルから見ると良く分かります。

カメラが傾いているのではなくて、石碑の基礎が傾いているのだと思います。

奥に見えている道路を水準としますとそれが良く分かります。

「相棒」のオデ君も写っています。



石碑の裏面には、三笠市長の名前で、幌内線の栄光の歴史と地域発展に貢献した幌内線への謝辞が記されています。

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