大樹町役場から約1.5Kmほどの距離にあります大樹駅にやってきました。
近くには「大樹町ショッピングセンター“コスモール”」という商業施設があります。
大樹駅は廃駅と言うには綺麗すぎる…というか近代的な外観の建物です。
営業時は規模の大きな駅であったのでしょう。
現在は…「北海道衛星株式会社」という民間の会社の所有となっているようです。
建物の中に人の気配は全く無く営業中の会社と言う雰囲気ではありません。
屋外にはパラボラアンテナが一基設置されていて、会社名「北海道衛星株式会社」の雰囲気を伝えます。
「北海道衛星株式会社」は衛星に搭載するスペクトル・カメラの開発などの研究・開発などをはじめその技術を利用した生産設備の最適化などの提案などを業務の柱としているようです。
本社はこちらの大樹町になっていますが、事務所は北海道科学大学 佐鳥研究室内となっており、代表取締役は北海道科学大学 教授の佐鳥新氏となっています。
民間会社所有と言う「旧大樹駅駅舎」建物には未だにこうして「大樹駅」の駅名標が掲げられています。
ステンレスのフレームとガラス・ブロックで形作られたモダンなデザインの壁面は「廃駅」のイメージからは掛け離れています。
広々とした駅正面の風景です。
以前は十勝バスの案内所として窓口業務も行われていた「旧大樹駅」だそうですが、現在ではそれもショッピングセンターの方へ移転してしまいました。
幼稚園?の子供達が先生に引率されてこちらに歩いてきます。
交通公園に遊びに来たのかな?
駅舎は施錠されていて立ち入ることが出来ません。
駅舎の外側を迂回してホームへと出てみます。
ホームと駅舎を見ます。
先ほどの子供達が公園を横切って行きます。
どうやら目的地はここではなかったようです。
ホーム前の路盤跡には不思議な形状の「カート・コース」のようなものが作られています。
なんの目的のものか…分かりません。
ホームには赤錆に覆われた駅名標のフレームだけが残されています。
そのフレームの向こうには、「北海道衛星株式会社」のものだと思いますが白くペイントされたアンテナが大空を見上げるようにセットされています。
ホーム上からショッピングセンター方面を見ます。
あの白い建物が“コスモール”です。
ホームの終端部まで歩いて路盤に下りてみました。
こうして見ますと、ど~しても「カート・コース」とかラジコンのサーキットのように見えて仕方がありません。
駅舎のホーム側からガラス窓を通して内部を覗いてみます。
ステンレス製の「改札ラッチ」が見えます。
民間の会社となってもこうして残されているのですね。
外が明るくてガラスにその景色が写ってしまい内部の様子は上手く描写できていません。
タイル床の内部はガラ~ンとしていて、会社の什器のようなものは見当たりません。
駅舎横手には腕木信号機を制御する「レバーフレーム」も残されています。
民間会社が所有することになった駅跡なのにこのような施設をそのまま保存しているのが意外でした。
もしかしたら、北海道衛星株式会社は鉄道好きなのかも知れませんね。
レバー・フレームにはワイヤーもそのままに残されています。
レバーは不意に倒れたりしないようにという配慮からなのでしょう、チェーンで固定されています。
今度は広尾方面のホーム終端部まで歩き、路盤に下りて駅舎を見ます。
こうして見ますと、ホーム長はなかなかの長さを有しているのが分かります。
ホーム斜め方向にもう一つのホームがあり「上り線ホーム」として使われていたようです。
こちらのホーム上にはほかに何の構造物も残されていなくてサッパリとした風情です。
さらに路盤を歩いてみます。
この辺りから芝生?が薄くなり、バラストがしっかりと残されていてここが路盤だと分かります。
上り線ホームの終端部から駅舎方面を振り返ります。
駅舎からかなり離れているのが分かります。
ホームは「島式」なのですが、片面しか使用していなかったようで、路盤と反対面は「土手」のようになっています。
それにしても、広大な敷地をこのように美しく管理しているのは大変なことだと感心します。
近くには「大樹町ショッピングセンター“コスモール”」という商業施設があります。
大樹駅は廃駅と言うには綺麗すぎる…というか近代的な外観の建物です。
営業時は規模の大きな駅であったのでしょう。
現在は…「北海道衛星株式会社」という民間の会社の所有となっているようです。
建物の中に人の気配は全く無く営業中の会社と言う雰囲気ではありません。
屋外にはパラボラアンテナが一基設置されていて、会社名「北海道衛星株式会社」の雰囲気を伝えます。
「北海道衛星株式会社」は衛星に搭載するスペクトル・カメラの開発などの研究・開発などをはじめその技術を利用した生産設備の最適化などの提案などを業務の柱としているようです。
本社はこちらの大樹町になっていますが、事務所は北海道科学大学 佐鳥研究室内となっており、代表取締役は北海道科学大学 教授の佐鳥新氏となっています。
民間会社所有と言う「旧大樹駅駅舎」建物には未だにこうして「大樹駅」の駅名標が掲げられています。
ステンレスのフレームとガラス・ブロックで形作られたモダンなデザインの壁面は「廃駅」のイメージからは掛け離れています。
広々とした駅正面の風景です。
以前は十勝バスの案内所として窓口業務も行われていた「旧大樹駅」だそうですが、現在ではそれもショッピングセンターの方へ移転してしまいました。
幼稚園?の子供達が先生に引率されてこちらに歩いてきます。
交通公園に遊びに来たのかな?
駅舎は施錠されていて立ち入ることが出来ません。
駅舎の外側を迂回してホームへと出てみます。
ホームと駅舎を見ます。
先ほどの子供達が公園を横切って行きます。
どうやら目的地はここではなかったようです。
ホーム前の路盤跡には不思議な形状の「カート・コース」のようなものが作られています。
なんの目的のものか…分かりません。
ホームには赤錆に覆われた駅名標のフレームだけが残されています。
そのフレームの向こうには、「北海道衛星株式会社」のものだと思いますが白くペイントされたアンテナが大空を見上げるようにセットされています。
ホーム上からショッピングセンター方面を見ます。
あの白い建物が“コスモール”です。
ホームの終端部まで歩いて路盤に下りてみました。
こうして見ますと、ど~しても「カート・コース」とかラジコンのサーキットのように見えて仕方がありません。
駅舎のホーム側からガラス窓を通して内部を覗いてみます。
ステンレス製の「改札ラッチ」が見えます。
民間の会社となってもこうして残されているのですね。
外が明るくてガラスにその景色が写ってしまい内部の様子は上手く描写できていません。
タイル床の内部はガラ~ンとしていて、会社の什器のようなものは見当たりません。
駅舎横手には腕木信号機を制御する「レバーフレーム」も残されています。
民間会社が所有することになった駅跡なのにこのような施設をそのまま保存しているのが意外でした。
もしかしたら、北海道衛星株式会社は鉄道好きなのかも知れませんね。
レバー・フレームにはワイヤーもそのままに残されています。
レバーは不意に倒れたりしないようにという配慮からなのでしょう、チェーンで固定されています。
今度は広尾方面のホーム終端部まで歩き、路盤に下りて駅舎を見ます。
こうして見ますと、ホーム長はなかなかの長さを有しているのが分かります。
ホーム斜め方向にもう一つのホームがあり「上り線ホーム」として使われていたようです。
こちらのホーム上にはほかに何の構造物も残されていなくてサッパリとした風情です。
さらに路盤を歩いてみます。
この辺りから芝生?が薄くなり、バラストがしっかりと残されていてここが路盤だと分かります。
上り線ホームの終端部から駅舎方面を振り返ります。
駅舎からかなり離れているのが分かります。
ホームは「島式」なのですが、片面しか使用していなかったようで、路盤と反対面は「土手」のようになっています。
それにしても、広大な敷地をこのように美しく管理しているのは大変なことだと感心します。