2022/7/11放送
「世の光」の時間です。今日、番組を担当するのは、山口県にある宇部神召キリスト教会副牧師の上本亮です。
聖書から励ましと慰めのみことばを受け取って参りましょう。マルコの福音書10章46~52節より、「救い主キリスト」と題してメッセージをお伝えします。
この箇所にはバルティマイという目の見えない人が登場します。バルティマイは自分の近くにイエス様がおられることを知ると、「ダビデの子のイエス様、私をあわれんでください!」と叫びました。その声はとても大きく、多くの人が彼を黙らせようとするほどでしたが、バルティマイはますます叫びました。
イエス様はその声を聞き、バルティマイを呼ばれると、彼はイエス様のもとへ行き、その信仰を確かめられるとイエス様は「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」と言い、バルティマイの目は開かれました。
バルティマイは、「イエス様なら絶対に自分の目を見えるようにしてくださる」という強い信仰を持ち、周りの誰がどう思うとイエス様に必死で近づいていきました。イエス様への絶対の信頼によって、目が開かれただけではなく、彼自身の信仰によって救われたのです。
私たちはどうでしょうか。目の前の現実や世の中の状況を見て、簡単にあきらめたり妥協したりしてはいないでしょうか。イエス様という光があるのに、闇の中に留まってはいないでしょうか。
イエス様はどんな病いも癒やし、目を開かれるように、私たちを光で照らしてくださるお方です。イエス様の救いはすべての人に必要な光です。
世界や私たちの周りの状況を見ると、暗く悲しいニュースばかりを耳にし、暗闇に閉ざされているように感じてしまいます。けれども、そのような時代だからこそ、私たちはこれまで以上に必死でイエス様を求め、祈る時ではないでしょうか。
バルティマイが必死にイエス様を信じて叫んだように、私たちもイエス様に近づくことで目が開かれ、救われていくのです。イエス様は、私たちが「あわれんでください」と叫ぶとき、必ずその声を耳にとめられ、御手を伸ばして救ってくださるお方です。
今日も、明日も、いつまでも私たちとともにいてくださる救い主イエス様が私たちを救ってくださるよう、また、私たちも光の道を歩み、イエス様に近づいていきましょう。
( PBA制作「世の光」 2022.7.18放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblica.info が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。