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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■命の言は、人の光 / 板倉邦雄

2022年06月18日 | Weblog

2022.1.8放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「命の言(ことば)は、人の光」という題でお話ししましょう。

 イエス・キリストが弟子たちに語ったことばに次のようなことばがあります。
 「私があなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。」
        口語訳聖書 ヨハネの福音書6章63節

 イエス・キリストの語ったことばは神の霊からきて、命を私たちに与え、私たちの人生を導く光となってくださいました。

 その理由の第一に、「言は初めに神と共にあった」と2節で言われているからです。英語の聖書は「言」を He「彼」と訳しました。「彼」とはもちろん、イエス・キリストを指しています。イエス・キリストは初めに神と共におられたのです。すなわち、イエス・キリストは天地万物の創造の初めから神と共におられたお方です。すなわち神です。

 続けてヨハネの福音書は「すべてのものは、彼によってできた。できたもののうち、一つとして彼によらないものはなかった。」と3節に記しました。彼イエス・キリストは天地万物の創造のとき、父なる神と共に関わりを持っていたということです。

 聖書にこう語られています。
 「万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、みな御子キリストにあって造られたからである。」
        コロサイ人への手紙1章16節

 このように、イエス・キリストは万物の創造者である神ですから、永遠のいのちを持っておられます。そして永遠のいのちのことばを発することができます。さらに、私たち人間の人生を導く光となってくださいました。

 ですから、ヨハネはこう書き記しました。1章の4節と5節です。
 「この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれ(光)に打ち勝たなかった。」

 この世は一寸先は闇です。神のひとり子イエス・キリストはこの暗き世の光となってくださいました。世の光であるイエス・キリストを信じて従う者は決して闇の中を歩くことはありません。イエス・キリストのいのちのことばは私たちの人生の光となってくださいました。

 聖書のことばです。
 「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です。」
           詩篇119篇105節

      (PBA制作「世の光」2022.1.8放送でのお話しより)

 ***

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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