2021.11.29放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」 聖書を一日一日と読み進むなら、不思議にも自然に養われるものがあります。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は出エジプト記14章14節から「主があなたがたのために戦われる」と題してメッセージをお伝えいたします。
「主があなたがたのために戦われるのだ。あなたがたは、ただ黙っていなさい」
今日から福井 誠が一週間、連続でメッセージをお伝えいたします。今回は出エジプト記からですが、もし出エジプト記に興味が出て、前後のメッセージも合わせて全体を通してお聴きになりたい方は、YouTubeで「パスターまこと」と検索してみてください。私の聖書通読ブログの音声版を聞くことができます。お役立てください。
さて、今日の箇所はちょうど出エジプト記の物語としてはクライマックスに向かう面白い所です。十の災いに懲りたファラオ(※エジプト王)が、やっとイスラエル人にエジプトの国から出ていく許可を出したのです。
しかし、いざ彼らが出ていくと、ファラオは我に返ります。エジプトにとっては、大変な労働力を失っていたのでした。そこでイスラエル人を取り戻そうと追いかけていくわけです。
するとイスラエルの民は追跡してくるエジプト人に気づいて恐れ、モーセに毒づいています。するとモーセは言い切ります。
「恐れてはならない。今日、あなたの神の救いを見なさい。主があなたがたのために戦われる」と。
このようなことばはしっかり暗唱しておきたいところでしょう。いつでも思い起こせるようでありたいし、このみことばを信じる力を養うのです。「そうは言ってもなあ」ではなく「その通り!」と、このみことばに立つ経験を繰り返して確信を深めていくことです。「天地創造の全能の神を信じる」と言いながら困難に直面すると途端におろおろするようであってはなりません。四方八方から攻められ、苦しめられても、また途方にくれることがあっても、泰然自若として、やるべきことを静かに行っていける、それが信仰者のあり様(よう)というものです。神を信じるなら、私たちの思いを越えて働かれる神に希望を抱き、信頼してまいりたいものです。
では今日もよき一日となるように祈ります。
( PBA制作「世の光」2021.11.29放送でのお話しより )
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