♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■ルカの福音書 -61 誰であったも神の中に / 大嶋重徳

2021年11月02日 | Weblog

2021.5.18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今日の箇所3章ではイエス・キリストに至るまでの系図が出てきます。

 私たちはよく考えやすいのです。どうして自分はこの家に生まれてきたんだろうかと。しかしルカがこの系図で語りたかったことは、イエス様を辿っていくときに、誰であってもイエス様によって神の子の系譜に繋がることができるのだと言いたいのです。

 これまでのルカ福音書で、イエス様が洗礼を受けられた時に天から鳴り響いた神のことば、「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」という声は、私たちが洗礼を受けた時にも鳴り響くのだということを語りました。

 そして今、イエス様を信じる私たちもまた父なる神様から、「わが子よ」と神の家族に入れられたのです。神の子の家族の繋がりの中に生きることとなったのです。イエス様から新しい家族が生まれました。イエス様は結婚をされずに子どもも生まれませんでした。しかしイエス様を信じイエス様に連なる私たちは、同じように父なる神を出発点として、罪深い私たちに、キリストの家に連なる新しい家族の家系図が生まれたのです。

 今はもう私たちは自分の家系図、家に苦しめられなくてもよいのです。いろんな血筋、いろんな親、本当は縁を切ってしまいたい親戚もあるでしょう。私たちは実の所、私たちを苦しめるいろんな系図の制約を受けています。また自分から繋がる自分の子どもたちもまたそうです。「勉強がんばりなさい」と言ったところで、夫婦して数学のできない私たちの子どもはやはり数学が苦手です。「あの親父の子どもだからな」と言われると返答しようがなくなります。あるいは、「あの家の子だからな」ということばが、どれだけ人を傷つけることがあるでしょうか。

 しかし、私たちがどんな家に生まれようが、どんな血が流れていようが、私たちがその血をたどった所におられるのはイエス様であって、アダムであって、そのアダムは神の子であるという事実です。

 私たちの血筋を、神に至るのだ、とルカは語りたかったのです。何よりイエス様を信じ、イエス・キリストから流れる系譜の中を生きるようになったならば、家柄でいがみあったり、家柄で誇り、さげすむような生き方からは解き放たれていくこととなるのです。神を信じるのであれば、今日、あなたは神の家族として、あなたを縛るものから自由になるのです。

     ( PBA制作「世の光」2021.5.18放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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