♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■ダビデ王の失敗 / 羽鳥頼和

2021年11月09日 | Weblog

2021.5.25放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イスラエルの王ダビデという人物をご存じでしょうか。聖書で語られているイスラエル王国の王様です。実は最近まで学者の中には、聖書にしか出てこないダビデ王は架空の人物であると主張する学者たちがいました。しかし1993年にイスラエルのダンで「ダビデの家」と記されている石碑が発見されました。この石碑は紀元前九世紀のものでした。この発見によって、ダビデが実在の人物であり、王朝の創始者であることが認定されたのです。
 今週は旧約聖書の歴代誌から、この実在したダビデ王についてお話ししています。
 イスラエルの王に即位したダビデ王は連戦連勝で王国を確立しました。そんなダビデは自分の力を確認しようと、部下の反対にも関わらず人口調査を断行しました。この時、高慢になっていたダビデは、神に信頼するのではなく自分の戦力を気にしていたのです。

 聖書は、サタンがダビデをそそのかした、と教えています。ダビデ王の命令は神の目には悪しきことでした。それで神はイスラエルを打つことを決められます。
 神は王であるダビデに、罪の裁きとして三つのわざわいのうちから一つを選ぶように告げます。その三つとは、三年間の飢饉か、三カ月の間の敵の攻撃か、三日間疫病で打たれるかでした。

 ダビデは悩みに悩み、疫病に打たれることを選びました。神はイスラエルに疫病をくだされました。それで七万人が疫病に倒れました。それを見たダビデは神に謝りました。「神よ、『民を数えろ』と言ったのは私です。私が罪を犯したのです。民ではなく私を打ってください。」

 神はこのことを通してダビデを王として整えられました。ダビデは知ったはずです。自分がサタンにそそのかされて罪を犯してしまう弱い者であることを。そして、王として国を治める責任を思い知らされ、そして何よりも、神を恐れ、神を信頼しなければならないことを教えられたのです。

   (PBA制作「世の光」2021.5.25放送でのお話より)
 
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