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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■知恵と聖霊で語る人 /板倉邦雄

2019年02月12日 | Weblog
2019/1/8放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「知恵と聖霊で語る人」という題でお話しします。
 
 今日から知恵と聖霊で語る人・ステパノについてお話ししたいと思っています。ステパノは給食係りもしましたが、教会の中と外で神のことばを語る人でした。使徒の働き6章です。

 さてステパノは恵みと力に満ちて民衆の中で目覚ましい活躍を行なっていました。するとギリシャ哲学に影響され自由主義を主張する人々が会堂でステパノと議論したのです。しかしステパノは知恵と聖霊とで語っていたので自由主義の人はステパノの議論に対抗できませんでした。議論はことばの遊びではありません。議論は真理や善、道やいのちが引き出されてゆく手段ではないでしょうか。そのためには知識だけではなく天からの知恵と聖霊が私たちに必要です。知恵は神から与えられるもの、聖霊も神のことばと共に注がれるものだからです。イエス様の語ったことばは神の霊であり、神のいのちでした。

 ところで、議論で対抗できないと分ると自由主義者たちは権力に訴えました。彼らは当時の国会議員たちをそそのかし、あるいは賄賂を送り、嘘の証言をさせることにしたのです。議員たちの嘘の証言はこうでした。「私たちはステパノが神様とモーセの律法を汚すことばを吐くのを聞きました。その上彼らは、民衆や町の長老たちや聖書学者たちを扇動し、巻き込んでステパノを襲わせて捕え、ユダヤ人の最高議会に引っ張ってこさせたのです。話し合いで決着がつかなかったり負かされたりしますと、おどしや暴力に訴えるのが世の常です。そして議会では嘘偽りの証人たちが証言を繰り返しました。

 議会は70人で構成されていました。議長は当時の大祭司でした。議員の構成メンバーは祭司たち、律法学者たち、そして民衆から選ばれた長老たちでした。議会で席についていた議員たちはみなステパノに目を注ぎました。するとステパノの顔はちょうど天使の顔のように見えたのです。信仰と知恵と聖霊に満ちている人の顔は天使の顔のようなのですね。私もそうなりたいものです

  (PBA制作「世の光」2019.1.8放送でのお話より )

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