♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して66年の
「世の光」を文字で 

■感謝 / 関根弘興

2019年02月01日 | Weblog
2018/12/28放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今年も残すところあとわずかになってしまいました。この一年の終わり、あなたはどんなことばで1年を締めくくろうと考えていますか? まあ1年ですからねえ、いろんな事があったと思います。でもいろいろことがあってもやはり感謝のことばを持って締めくくりたいと思うんですねえ。すべてが当たり前と考えている人生には決して感謝は生まれません。感謝を表すことばは「ありがとう」です。「ありがとう」ということば、これ漢字で書くと、有ることが難しい、と書きますよね。つまり、本来無くて当たり前なのにそこにあるからこそ有り難うなわけです。聖書には、神様は良い者であっても悪い者であっても太陽をのぼらせ、雨を降らせてくださる、と書かれています(マタイの福音書5章45節参照)。私たちがこうして生きているという事は決して当たり前ではないんですねえ。その背後に神様の大きな支えがあるんです。またあなたの家族、友人、知人、本来その関わりはなくても当たり前なのにあるからこそ、お互いの存在が「ありがとう」なんです。

 もう天に帰られましたが私の尊敬しているある婦人の牧師がいました。この方は若い頃、肺結核を患い、肺の機能が通常よりも半分以下にまでなってしまいました。特に冬は風邪を引くと酸素を吸入しながらの生活が余儀なくされるほどでした。その先生がある時、私にこう言いました。「関根先生、ただでたくさんの空気を吸うことができるって感謝ですよね。これを金額で換算したらどれだけ大変か想像できますか?」 こう言われたのです。当たり前と思っていることの中に実はどれほど感謝すべき事があるかをこの先生は私に教えてくださいました。

 私たちは生かされていることの感謝をどれだけ神様にささげているでしょう。確かにこの一年を考えると辛いこともあったでしょう。悲しみもあったでしょう。でもこうして生かされている。空気を吸い太陽の光を浴び朝を迎えることのできる感謝をどれほど捧げていることでしょう。

 詩篇の103篇2節に、「わがたましいよ 主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(新改訳2017)と書かれています。どうぞ改めてこの一年を振り返り、感謝すべき一つ一つのことを数えあげながら、心から神様に感謝をささげ、この一年を閉じようではありませんか。

     (PBA制作「世の光」2018.12.28放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。