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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■大丈夫 / 関根弘興

2015年03月23日 | Weblog
2015/3/23放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス様は12人の弟子を選ばれ、彼らを身近に置き、福音を宣べさせていきました。福音とは一体なんでしょう。それは良き知らせですね。

 イエス様はある時、嵐の中で恐れ戸惑う弟子たちに「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない。」(マタイ 14章27節)と語られました。

 病の中に、そして混乱の中にある人たちに「安心しなさい。」(参照マルコ 5:34、 ルカ 7:50、ルカ 8:48)と言われ、「あなたの罪は赦された。」(マタイ 9章2節)と宣言なさいました。

 当時の社会で罪人呼ばわりされ蔑(さげす)まれていた人たちと共に食事をされ、「医者を必要とするのは・・・病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招いて、悔い改めさせるために来たのです。」(ルカ 5章31、32節)と言われました。

 またイエス様は、罪を何一つ犯しませんでしたが、犯罪人と共に十字架につけられました。しかしご自分を釘付けした人々のために「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか・・・わからないのです。」(ルカ 5章34節)と祈られたのです。

 また、イエス様と共に十字架につけられた犯罪人の一人が、「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」(ルカ 23章42節)と言った時、イエス様は「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」(ルカ 23章43節)と、天の約束をお与えになったんです。

 それから三日目に復活されたイエス様は、恐れ戸惑う弟子たちの前に現れ、「平安が・・・あるように。」(ヨハネ 20章19 、21 、26節 )と言われ、「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ 28章20節)と約束なさいました。
 これら一つ一つのことばが実は福音そのもの、良き知らせなんですね。そしてこれらのイエス様の約束はあなたにも語られているのです。

 イエス様があの十字架につけられたのは一人ひとりの罪をすべて背負って身代わりに罪の罰を受けてくださるためでした。私たちが神様からの罪の罰を受けるのではなく、イエス様がご自分のいのちに代えて私たちの罪を背負い、赦しの道を開いてくださったのです。まさに私たちがどんな過去を背負っていても、このイエス様にあって大丈夫ということなんですね。イエス様は私たち一人ひとりに「大丈夫」と言ってくださるのです。

 そして復活されたイエス様は「わたしはあなたと共にいる。だから大丈夫だ。」とあなたに声をかけてくださっているんです。それこそが福音なんです。

 そして福音に生きるとは、このイエス様の「大丈夫」という声を聞いて生きることなんです。

 そして福音を分かち合い伝えるということは、イエス様が「大丈夫」と言ってくださることを互いに分かち合っていくということなんですね。

 それがイエス様にあって生きる一人ひとりに与えられている大切な大切な生き方であり目的でもあるんです。

 (PBA制作「世の光」2015.3.23放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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