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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■だれが破りえよう / 福井 誠

2015年03月19日 | Weblog
2015/3/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「だれが破りえよう」です。それではイザヤ書14章27節から読んでみましょう。

 「万軍の主が立てられたことを、だれが破りえよう。御手が伸ばされた。だれがそれを戻しえよう。

 イザヤ書14章はイスラエルを取り囲む国々の一つバビロンに対するさばきのことばが書かれている所です。この時まだバビロンはそれほど大きな国ではありませんでしたがやがて時の超大国アッシリヤを凌ぐ勢いをつけてイスラエルを打ち滅ぼす神の道具として用いられるようになります。アッシリヤを打ち破ったバビロンはその後、「暁の子」「明けの明星」と言われるほどに栄華を極めていくのです。それもつかの間、無残にも敗北させられていきます。それはバビロンが密雲の頂きに上り、いと高き方のようになろう、つまり神のようになって全世界に君臨しようと、驕り高ぶったからです。自分に勢いを与え世界の覇者としてくれた神を認めず、神に栄光を帰すことなく、傍若無人に振る舞った時にバビロンは裁かれていくのですね。

 大切なのは歴史を支配し正しいことを導かれる神様がおられることを認めることです。目には見えませんが、この世界には物事を正しく導かれる神がおられます。悪いことは悪いとし、良いことは良いとされる神がいるということです。

 確かに人間の歴史を振り返る時に、私たちの身近な小さな組織から大きな国家に至るまで歴史は目に見えない神の存在を証ししています。時代が大きく右に振れてあるいは左に振れてねじ曲がっていくときにそれは何者かの手によって元の正しい位置に復元させられていくのを私たちは経験しているのです。つまりそうした時代の流れからこの歴史を支配しておられる神がおられることを覚えて神を畏れて歩まなければいけないということですね。

 神は仰せられます。
 「必ず、わたしの考えたとおりに事は成り、わたしの計ったとおりに成就する。・・・万軍の主が立てられたことを誰が破り得よう。」 イザヤ書14章24節、27節

 力強い御手を持った神がおられます。その神があなたと共に生きてくださることを知っていただきたいのです。

(PBA制作「世の光」2015.3.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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