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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■どのように、愛されたのですか / 羽鳥頼和

2015年03月21日 | Weblog
2015/3/21放送
 
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。キリスト教では、神は愛です、と言います。では神はどのように人を愛されたのでしょうか。

 旧約聖書のマラキ書1章には、神がイスラエルに、「わたしはあなたがたを愛している」と言うと、イスラエルの人々は「どのようにあなたがわたしたちを愛されたのですか」と言った、とあります。

 その頃のイスラエルはバビロニヤによって破壊されたエルサレムの神殿をやっと再建して間もない頃でした。神殿を再建することができ、人々は喜びましたが、作物の不作続きのため生活は苦しくなっていました。やっと神殿を再建し国が復興すると期待していたのに、期待は裏切られ、失望した人々は神に不信の思いを持ってしまったのです。不信の思いを持って「どのように愛されたのですか」と言ったのです。

 神は言われました。「わたしはあなたの兄エサウではなく、弟であるあなたを愛した。そしてエサウの子孫エドム人が『私たちは神に打たれた。だが自分たちで廃墟をを建て直そう』と言うが、わたしはそれを打ち壊す。」(マラキ書 1章2、4節 参照)

 イスラエルもエドム人と同じように神に背くことの多い者たちでした。しかし神はそんなイスラエルを選び、エルサレムの神殿を再建してくださったのです。ここに神の愛があったのです。

 バビロニアによって滅ぼされたイスラエルは再び国を復興する機会を神によって与えられたのです。神は回復を与え、やり直す機会を与えてくださるのです。

 それでは神は私たちをどのように愛されたのでしょうか。聖書は、すべての人は罪人であると教え、人は自分の罪の中に既に霊的には死んだ者であるとも教えています。人はすべて罪人で滅びるしかないのです。そんな人間を神は愛されています。

 どのように愛されたのでしょう。その答えが新約聖書ヨハネの福音書3章16節にあります。
 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 神は私たちにもイスラエルと同じように回復を与えてくださるのです。新しい命を与え、その新しい命に生きる者としてくださるのです。

 明日は日曜日です。神の救いによって新しい命を得るために、あなたも近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.3.21放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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