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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■羊の群れのように / 岩井基雄

2014年02月07日 | Weblog
2014/2/7放送

世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日もご一緒に旧約聖書の詩篇を味わいましょう。今日は詩篇78篇52節、53節です。

 しかし神はご自分の民を羊の群れのように連れ出し、家畜の群れのように荒野の中を連れて行かれた。彼らを安らかに導かれたので彼らは恐れなかった。

 聖書の中に多く登場する羊は弱視ゆえによく迷う動物であり、つめや牙や早く走る足も持ち合わせていないので、弱さを補うために群れで生活をしています。その上、羊は臆病で周りの状況に影響やストレスを受けやすいデリケートな動物なのだそうです。一度倒れると自分で起き上がることも難しく、死に至る場合もあります。このような羊たちが生きのびるためにはどうしても羊飼いを必要としますが、その羊飼いの資質や力量は羊の歩みや生活を大きく左右します。神の民イスラエルは良き羊飼いである神様に導かれ守られて、奴隷状態であったエジプトから救出され、約束の地カナンへの歩みを進んでいきました。まことの羊飼いである主権者でもある神様が共にいてくださったゆえに神の民は恐れる必要がなかったのです。先程の聖書は次のように続いています。
 「主はまた、しもべダビデを選び、羊のおりから彼を召し、乳を飲ませる雌羊の番から彼を連れて来て、御民ヤコブとご自分のものであるイスラエルを牧するようにされた。彼は、正しい心で彼らを牧し、英知の手で彼らを導いた。」  旧約聖書 詩篇78篇70節から72節。

 神の民イスラエルは、神が選んだダビデ王によって導かれ養われましたが、そのダビデでさえも失敗を犯し、神のために混乱を与えたことがありました。しかしこの詩篇にはダビデの子孫であり、私たちの真の王イエス・キリストのことが預言されています。キリストは私たちを命がけで愛し守り正しく導いてくださるからです。まことの羊飼いであるイエスの愛と英知に導かれる人生は平安と恵みと祝福に満ちているのです。荒野のような人生を通ると時も、苦難の中を通る時も、まことの羊飼いであるイエス・キリストと共に歩み人生は恐れる必要が無いのです。

  (PBA制作「世の光」2014.2.7放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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