世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。
今日から二週に渡ってイースター特集番組をお届けする事になっています。今日は、イエス・キリストがエルサレムに入城(※エルサレムの町は城壁に囲まれている)された時のことをお話しをしたいと思います。
イエス様はエルサレムというその中心の所 --イエス様が十字架につけられるその場所-- に、何とロバの子にまたがって入城してこられるということをなさいました。で、これは一つには、メシア(※救い主・キリスト)としておいでになるその方はそういう形で、つまりロバの子にまたがっておいでになるということが聖書の中に預言されていました。ですから預言の通りの姿でイエス様はエルサレムにお入りになったということ。
それから、あえて目立つような形でエルサレムに入城された。多くの人々はこのキリストを「万歳、万歳! ホサナ、ホサナ!」と言いながら出迎えたというふうな熱狂的な、まさに熱烈歓迎というふうな形でですね、このキリストは迎えられたという様子がマタイの21章の所に書かれている訳なんですね。で、それはやがてキリストは十字架につけられるということを初めから予測してこのエルサレムにお入りになった、むしろ十字架にかかるためにお入りになったと言うことができると思うんですけれども、それは何となく陰謀で内緒で捕まえられて内緒で殺されていくというふうな形ではなくって、はっきり人々にメシア(救い主・キリスト)としての姿で入城されて、そしてあくまで人々の裏切りまたは妬み、不当な裁判、そういうふうな人間の罪によってキリストは十字架につけられるのだということを明らかにすると、そういうふうな意味で、ま、デモンストレーション的なですね、そういう入城の仕方をなさったということが言える訳なんですね。
ただその不思議に思えるのは、普通は人々が改革者、そういうふうな意味でキリストを期待してた訳なんですけれども何とロバの子にまたがってというその(キリストの入城の)姿というのは、いわゆる政治力や軍事力や武力で改革をするのではなくって平和を通して、平和な姿において新しい町づくり、新しい人間の歴史を書いていくのだということを表わす、それは象徴的な姿であったんですね。イエス・キリストは決してそういう力によるのではなくって、あくまで平和をもって人々の心を変えていく、それをイエス様の入城の仕方をもって表わしたたということですね。
( PBA制作「世の光」2007.04.02放送でのお話しより)
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