♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■パウロの回心

2007年04月13日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
 
 4月8日はイースター・復活祭でした。キリストの復活とは、その誕生・クリスマスよりも大切な意味があると言われます。それは何よりも復活したことによってイエス・キリストが救い主であり神であると信じられるようになったからです。

 キリストのお墓を見張っていたローマ帝国の兵士たちとその司令官はその出来事の一部始終を見てこう証言したと聖書に書かれています。「イエスは復活の後、墓から出てきて、エルサレムに入って多くの人に現れた。百人隊長および彼といっしょに(イエスの)見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れを感じ、『この方はまことに神の子であった。』と言った。」(マタイの福音書27章53-54節参照)というのです。

 このように復活して十数回も弟子たちに多くの人々に現れたキリストは、その後も今に至るまで生きて働いておられるというのがキリスト教信仰、いわゆる今日まで続いているキリスト教なのです。

 当時生まれたばかりのキリスト教会を迫害していたユダヤ教のリーダーの一人であったパウロは、この復活したキリストに直接出会いました。そこでキリストは今も生きて働いている神だと悟りました。その後キリストを伝える側となり、キリスト教をヨーロッパに伝えた伝道者となりました。

 このパウロが自分の経験に基づいてこのように書き残しています。ローマ人への手紙の4章25節です。「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和--平安--を持っています。」 天国に入るための救い、神よりの平安を求めてユダヤ教のリーダーの一人にまでなったパウロでした。自分を神だと言ったイエスは不敬虔だと思い、キリストを信じる人々を迫害していたのでした。でも復活して生きているキリストに直接会って180度変りました。キリストによってこそ永遠の救い、神よりの平安が与えられるのだと分りました。

 あなたも聖書を通してこのキリストに出会いますと、人生が全く変ります。神の平安と永遠の救いの中に生きる生き方にです。

  (PBA制作「世の光」2007.04.13放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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