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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■さわやかでなくても

2005年08月02日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 先日、ある教会に行きましたら、御婦人の方が、「いやあ関根先生が数年前に教会にいらしてくださった時(の)、先生の一言が忘れられません。」(と)こう言うんですねえ。「私はどんなことを言いましたかねえ?」と尋ねると、その方が微笑みながらこう言われました。「『関根先生はいつもさわやかでいいですねえ』って私が尋ねたら、先生が『いやー2時間が限度ですよ』(って)」そのことばが忘れられなかったと言うんですね。まあその方いわく、「ああそぅなんだ、いつもさわやかでいたいけれど、さわやかでいられない時だってたくさんあるのだという事が分かってホッとした」って言うんですね。まあ何だかこっちはちょっと恥ずかしくなりましたが・・・。

 この番組の冒頭で私はいつも「さわやかに一日を過ごしていきたいですね。」と語ります。それは私の願いだからなんですね。爽やかな一日を過ごすことができたらどんなに良いだろうと思います。でも人生は爽やかに送る一日もあればそうではない辛い、悲しい、時には落ち込みながら過ごす一日もあります。でも両方とも大切な一日なんですねえ。

 時々、クリスチャンになるという事は悩みがそして悲しみが無くなるとか、問題が無くなると考える人がいます。またクリスチャンはいつも輝いて明るく喜びに満たされていなければ何か立派なクリスチャンでないという雰囲気さえあります。

 でも聖書を読むとそうではなさそうですね。悩み、時には叫び、喜び、祈り、いろいろな状況に置かれているようです。それは今でも変りません。さわやかでいられない時もあります。でもそれでもいいじゃないですか。大切なことは、神様が私たちに約束してくださっている聖書のことばをあなたが自分のものとして受け入れながら、いろんなことがあっても委ね、安心して生きていくことだと思うんですね。

 詩篇46篇に耳を傾けてください。
神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。 たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。川がある。その流れは、いと高き方の聖なる住まい、神の都を喜ばせる。神はそのまなかにいまし、その都はゆるがない。神は夜明け前にこれを助けられる。

 「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。」このことばをぜひ心に刻んでください。
 ( PBA制作「世の光」2005.8.2放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


コメント (2)
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