5日(土)、2日間雨が続いたあと、今日は秋の日が射す爽やかな秋晴れとなった。 8時30分から、市立滝野東小学校体育館で行われた加茂こども園運動会に出席し、園児の元気な演技を参観し、祖父母・来賓玉入れに参加した。
午後は、メッセージの作成や事務整理をし、夕方から、木梨神社、上鴨川住吉神社を訪れ、秋祭りの宵宮行事で挨拶をしたり、伝統の神事舞を参観した。また、木梨神社では、氏子地区の一つである藤田地区の山田錦酒米部会さん主催の懇親会に出席し、村米契約を結んでいる「獺祭」で知られる山口県の旭酒造さん、JAみのり、全農兵庫さん、加東市長らと特産山田錦n振興などについて懇談した。
コロナ禍を脱し、秋祭りも賑わいを取り戻したが、その維持、継承には地元氏子、保存会などの皆さんの並々ならぬ苦労があってのことだ。人口減少の中で、地域を持続していくための核の一つが祭りだ。祭りは地域共同体の維持継承に欠かせない共同作業であり、連帯感、ふるさと意識の醸成の場である。しかし、担い手の高齢化、継承者の若者の減少など、祭りを毎年続けていくためには、こうした現実的な課題を乗り越えていかなければならない。そのためには、行政の支援はもちろん、その地域以外の人々の地域をこえた形の支援が必要だ。ふるさと出身者だけではなく、都市部に暮らす人であっても祭りを国民共有の貴重な歴史文化財産として受け止めて、令和の時代に生きる日本国民の責務として応援していく、そんな気運の醸成と、行動できる仕組みを広く作り上げていくことの必要性を強く感じている。今日訪れた2つの神社の宵宮で、区長さんや宮総代、神主さんからお話を伺い、そうした思いを強く感じた。
今朝の新聞に「自民党県議団、一日で方針転換」といった見出しがあった。昨日、独自候補探しを断念した、との記事が出たばかりだが、今日は、国会議員団から候補者捜しを継続してほしい、との意見を受けて、方針が変わった、という記事だった。確かに昨日午前に行われた在京の国会議員団との意見交換では、国会議員の中には、候補者捜しを続けてほしいという意見も出たとの報告が幹事長からあったが、それは指示ではなく、飽くまでも、県議団、県連で今後も自民党としての知事選挙への対応を行っていくことが確認されている。議員団内の知事選挙検討調査会は、ひとまず候補者捜しは断念するという答申をまとめたが、知事選挙への対応については、変化する情勢を踏まえながら、今後も協議、検討していくことになっており、決して、自主投票といった言葉も結論も出ていないし、自主投票という選択はあり得ないと思っている。