百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

行方不明高齢者無事保護 政務調査会3日目 宵えびす

2015年01月10日 04時16分41秒 | 日記
 9日(金)、朝、棒振り、ラジオ体操、そして、登校見守りに立つ。播州弁でいう「雨がぴりぴり」降っていた。

 今日は政務調査会の3日目。9時30分過ぎには県庁へ。警察、病院局、昼食休憩をはさんで、午後は県土整備部(まちづくり)、農政環境部(環境)の順で行われた。警察では、多田総務部長の「人間警察官」をめざす、という言葉に対して、3日朝の雪かきをした駐在所の警察官の話を披露するとともに迅速な初動捜査のためにもミニパトの未配備駐在所へ早急に配備するよう要望した。もう1件は12月議会でも質問した認知高齢者が行方不明になったような場合の警察への連絡が一刻も早く行われるよう、110番への通報や相談がしやすくなるよう工夫、配慮をする必要がある、と要望しておいた。

 調査会を終えての帰路、携帯の防犯メールに「高齢者が行方不明になった」という知らせが入った。状況や氏名が出ていたので、友人の母親だということが分かり、連絡を取ったところ、まだ発見されてないということだった。もう薄暗くなっており、急がないと夜になると危ない。捜索状況を知るために社警察署へ直行したところ、ちょうど発見され確認のために現場に直行中のところだった。間もなく無事保護したとの連絡が入りほっとした。本人は病院からパジャマ姿のまま出ていたが、元気そうで駆けつけた家族も無事発見にほっとしていた。行方が分からなくなってから警察へ連絡が入るまでに2時間ぐらい経っており、警察も警察犬を出動させ捜索を始めたが、このまま見つからなければ消防団の出動も考えていたところだった。冬の高齢者の行方不明捜索は命の問題であり、一刻をあらそう。今回は暗くなっていたが、本人が市内の工場の建物内に入っていたことが発見保護につながったといえる。それにしても冬の午後、パジャマ姿で歩いている(歩いて行ったと考えられる)高齢者を見た人はいなかったのか。先般も加東市内では認知症高齢者の徘徊を想定した声掛け体験活動が行われたばかりだ。警察への迅速な連絡、相談、関係機関、ネットワークを通じた情報提供などの捜索体制のさらなる充実を図ることが大切だとあらためて実感した。それにしても、政務調査会で要望したその日に行方不明事案が起こるとは。

 ほっとしたところで、夜は佐保神社境内の社恵比須神社で行われた社えびす祭りの宵えびすにお参りした。神社に参拝し、吉兆や福飴を買った。教師時代の教え子のご両親と出会い、娘さんが重い障害にもめげず子育てしながら頑張っている近況を知った。


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