９日（月）、県社総合庁舎（加東市）で、北播磨県民局管内の５市１町の市町長と議長と、井戸知事と県民局長等が出席し政策懇談会が開催され、地元県会議員として出席した。各市町から「元気な北播磨づくり」に向けての施策や課題、要望などが発表され、そのあと、県会議員も意見を述べた。医療、観光、社会基盤整備、企業誘致、公共交通政策等幅広い分野からの取り組み、要望などが出された。私は「元気」の前提としての安全安心の確立という点から、曽我地区の重ね池の中池決壊等を取り上げて、復旧とともに他にも危険な状況にあるため池の緊急な整備の必要性を要望した。加東市の作成した「加東のため池」を紹介するとともに、長期的な視野でのため池の保全とともに喫緊の課題として防災対策、改修工事に取り組むことの必要性を訴えた。その他、通学路の安全確保、加古川の河川改修の促進等も要望した。
北播磨は豊かな自然、歴史・文化、地場産業等の地域資源に恵まれている。しかし、「北播磨」の認知度はまだまだ低い状況だ。神戸市元町商店街に開かれた北播磨おいしんぼ館を起点に一層「北播磨」を発信していかなければならない。
