百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

兵庫県小動物慰霊祭に参列して

2009年10月01日 04時34分35秒 | インポート

Cimg1652_2 Cimg1653    29日、加東市藤田にある兵庫県動物愛護センター動物管理事務所で兵庫県小動物慰霊祭が執り行われた。

 この慰霊祭の趣旨は「不幸にして天寿を全うできなかった小動物の霊を慰めるとともに、動物の適正な管理についての意識の高揚を図る」(案内文より)ことにある。今年は朝から雨が降ったりしたものだから、屋内に設けられた祭壇に向かって慰霊祭が行われた。「不幸にして天寿を全うできなかった小動物」への慰霊の言葉が主催者、来賓の挨拶や祭詞の中で丁重に述べられた。時折り祭壇のろうそくの炎がぼっぼっと揺らぐ。それはまるで小動物の霊が応えているかのようであった。多くの参列者(獣医師会、動物愛護センター、各市町等の関係者)が祭壇に置かれた慰霊碑の写真の前に白菊を献げ手を合わせた。

 慰霊祭は30分ほどで終わったが、屋外の慰霊碑にあらためて白菊を供えた。いうまでもなく、わが国は空前のペットブームである。多くの人たちが動物との共生を楽しみ、時には癒され、元気づけられ、助けられ、動物は人間の生活を豊かにしてくれるかけがえのない存在となっている。しかし、その一方で人間の勝手な都合で捨てられたり、虐待される動物もいる。

 今日の慰霊祭で語られた言葉の中で多く耳にしたのが、「動物は命あるもの」である。このことを人間がよく認識し、虐待したりすることがないようにするだけでなく、その習性をよく理解して飼うことが大切なのだ、ということだ。約7500柱の小動物の霊に手を合わせながら再度「動物は命あるもの」という言葉をかみしめた。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする