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自衛隊の災害救助は演習、国民の命が助かるのはついでの結果

2017-08-06 11:13:49 | 本や言葉の紹介

 今朝(7月6日)東京新聞「新聞を読んで」欄掲載に、自衛隊について触れた文章があったので抜粋します。

  「日報」があったかどうかでむっちゃ混乱・泥仕合をしている組織に、もっと慎重であるべき事態が起きたときに判断を任せていいのかね。もしかしたら事態をあいまいにするためにやってるとしたら、さすが日本の官僚組織は優秀だ……というような出だしにもニヤリとしたよ。

●「『日報』一事が万事」(荷宮和子 女子供文化評論家)
 大学の教養課程での憲法の講義だったか。「自衛隊の災害救助はいざという時の演習、国民を助けるのが目的ではない」と聞き、なるほどなぁ」と思った覚えがある。天気にも気温にも恵まれた状態で常に戦闘できるとは限らない。
 災害救助は演習もできて、国民も救助できる。自衛隊について国民から点数を稼ぎたい為政者にとっては魅惑のプランだ。
 改めてはっきりさせておきたい。自衛隊員に災害救助を命令するものにとっては、助かった国民の命は「当初からの目的」ではなく「ついでの結果」なのだ、ということを。
  そう思ってこの年まで生きてきたため、「国防ではなく、『災害救助で人助けをする』という目的意識を持って希望する子が増えた」(7月7日の特報面)には危機感を覚えた。世間知らずな高校生はまだしも、彼らの就職をあっせんする教師でさえその程度の認識なのか、と。悪意のない、善意の人々ほど、利用しやすいものはない。


 うん、そうだよね。
 自衛隊員の懸命な救助には心から感謝しています。でも、自衛隊はたとえば「○○のための演習」という名目がつかないと災害救助ができないそうだよ。それが遅れたために救助に向かうのが遅れたことがあるそうな。
 だからこそ、自衛隊とは別に、災害救助をするための専門家集団を設立するほうがいいと思ってるんだけど、そう言うとほとんどの男性は反対し、女性は賛成する。なぜかしらねえ。
  戦争いらない、原発いらない、核兵器いらない、改憲いらない。


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