
第61回日本書道美術院「教育部展」が、8月13日から19日まで東京都美術館で開催されました。今まで書道などの芸術には縁が薄かった家系にあって、孫が始めて書道に親しみ出品しましたので、展示会初日に見に行ってきました。
東京都美術館は、動物園正面入り口の手前右手にあり(サテライト参照)、教育部展は地下三階の第二彫塑室にて展示されてました。
東京都美術館
これまで美術館には、あまり馴染みがなかったので、この際東京都美術館についてWikipediaで調べてみました。
美術館は、美術作品を中心とした文化遺産や現代の文化的所産を収集・保存・展示し、また文化に関する教育・普及・研究を行なう施設であります。しかし、日本の東京都美術館は、1926年(大正15年)に北九州の石炭王と言われた佐藤慶太郎からの寄付により建立された東京府美術館以来、美術品のコレクションはほとんど持たず、美術界の要望もあって国展や二科展といった公募展やフランス現代美術などの企画展の貸し館事業を中心としてきました。
開設当時の建物は老朽化した上、来館者や使用団体の増加に対応できなくなったので、1975年に現在の建物が建設され、それ以降貸し館以外の自主事業として、独自の現代美術コレクションを構築・展示し、都民への教育活動もあわせて行う自主企画展覧会の開催や美術図書室の運営を行うようになりました。
1995年に東京都現代美術館(Wikipedia)が開館すると、収蔵品や図書はそちらに移管され、再び公募展への貸し館とマスコミとの共催による企画展を中心に行うようになりました。
2002年以降は東京都歴史文化財団が運営を行っております。
なお、東京都美術館はまたもや公募展数の増加や作品数の増加などで、展覧会を十分に捌く物理的能力に限界をきたしており、公募展側の要望もあって国が巨費を投じて六本木に新しい貸し会場の国立新美術館(Wikipedia)を設置運営することが決まりました。
第61回日本書道美術院「教育部展」
教育部展は、第二次世界大戦後に一番最初に誕生した書道団体の財団法人日本書道美術院が主催で、第51回全国競書大会と併催開催です。
教育部展の出品作品の規定は、小学生、中学生と高校生が対象資格であり、作品は本紙寸法がタテ100Cm、ヨコ24.5Cmの用紙に語句・書体が自由課題の書道を、タテ135Cm、ヨコ36Cmの軸表装にしたものと定められております。

第61回教育部展の展示作品
第61回教育部展の展示作品は、高校生の入賞作品が96点、中学生が131点、小学生が186点で、その他小・中・高生の全ての秀作が147点、優作が193点、佳作が220点を数えました。
・教育部展の展示作品展示その1
・教育部展の展示作品展示その2
・教育部展の展示作品展示その3
・教育部展の展示作品展示その4
・教育部展の展示作品展示その5
第51回全国競書大会の作品は、入賞作品が600点を超え、展示室に入ると多量の展示品に圧倒されました。
・第51回全国競書大会作品を展示場入り口より見る
小学生作品は、どれも伸び伸びした大きなひらがなと漢字混じり文字で、しかも大変上手に書かれているのには感嘆しました。中学生以上の作品では、書道に縁が薄い者にとっては、書道の達筆さには羨ましくもあり驚嘆ばかりでした。
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(7月分掲載Indexへ)
<前回 倉澤杏菜 ベルリン芸術大学留学記念 ピアノリサイタル へ
次回 イベント(5) 歌舞伎座観劇 秀山祭九月大歌舞伎夜の部 へ>
東京都美術館は、動物園正面入り口の手前右手にあり(サテライト参照)、教育部展は地下三階の第二彫塑室にて展示されてました。
東京都美術館
これまで美術館には、あまり馴染みがなかったので、この際東京都美術館についてWikipediaで調べてみました。
美術館は、美術作品を中心とした文化遺産や現代の文化的所産を収集・保存・展示し、また文化に関する教育・普及・研究を行なう施設であります。しかし、日本の東京都美術館は、1926年(大正15年)に北九州の石炭王と言われた佐藤慶太郎からの寄付により建立された東京府美術館以来、美術品のコレクションはほとんど持たず、美術界の要望もあって国展や二科展といった公募展やフランス現代美術などの企画展の貸し館事業を中心としてきました。
開設当時の建物は老朽化した上、来館者や使用団体の増加に対応できなくなったので、1975年に現在の建物が建設され、それ以降貸し館以外の自主事業として、独自の現代美術コレクションを構築・展示し、都民への教育活動もあわせて行う自主企画展覧会の開催や美術図書室の運営を行うようになりました。
1995年に東京都現代美術館(Wikipedia)が開館すると、収蔵品や図書はそちらに移管され、再び公募展への貸し館とマスコミとの共催による企画展を中心に行うようになりました。
2002年以降は東京都歴史文化財団が運営を行っております。
なお、東京都美術館はまたもや公募展数の増加や作品数の増加などで、展覧会を十分に捌く物理的能力に限界をきたしており、公募展側の要望もあって国が巨費を投じて六本木に新しい貸し会場の国立新美術館(Wikipedia)を設置運営することが決まりました。
第61回日本書道美術院「教育部展」
教育部展は、第二次世界大戦後に一番最初に誕生した書道団体の財団法人日本書道美術院が主催で、第51回全国競書大会と併催開催です。
教育部展の出品作品の規定は、小学生、中学生と高校生が対象資格であり、作品は本紙寸法がタテ100Cm、ヨコ24.5Cmの用紙に語句・書体が自由課題の書道を、タテ135Cm、ヨコ36Cmの軸表装にしたものと定められております。

第61回教育部展の展示作品
第61回教育部展の展示作品は、高校生の入賞作品が96点、中学生が131点、小学生が186点で、その他小・中・高生の全ての秀作が147点、優作が193点、佳作が220点を数えました。
・教育部展の展示作品展示その1
・教育部展の展示作品展示その2
・教育部展の展示作品展示その3
・教育部展の展示作品展示その4
・教育部展の展示作品展示その5
第51回全国競書大会の作品は、入賞作品が600点を超え、展示室に入ると多量の展示品に圧倒されました。
・第51回全国競書大会作品を展示場入り口より見る
小学生作品は、どれも伸び伸びした大きなひらがなと漢字混じり文字で、しかも大変上手に書かれているのには感嘆しました。中学生以上の作品では、書道に縁が薄い者にとっては、書道の達筆さには羨ましくもあり驚嘆ばかりでした。
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(7月分掲載Indexへ)
<前回 倉澤杏菜 ベルリン芸術大学留学記念 ピアノリサイタル へ
次回 イベント(5) 歌舞伎座観劇 秀山祭九月大歌舞伎夜の部 へ>