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kan-haruの日記

ITと技術 プライベ-トクラウド Windows 7とXP PCによるクラウド活用第1回

2010年02月22日 | ITと技術
kan-haru blog 2010 Microsoft Visio 2010 での作図例

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昨年までの IT の装備は、Windows Vista 実装パソコンとWindows XP 実装の2台のデスクトップPC により、 Web への接続は NTT 東日本の光フレッツを利用してシステムを構築して活用していました。
今年に入り D 社製のWindows Vista PCのハードの故障のため、H 社製に乗り換えてWindows 7 デスクトップPC 本体のみを購入し、ディスプレイはD 社の Vista マシンで使用していたものを利用して、新年初頭にIT システムの更新を行いました。

 プラウイベートクラウド構成のハード機器

プライベートクラウドの構築
昨今ではIT の業界ではクラウドが盛んにもてはやされていますので、新 OS を導入しましたので、これを契機として IT システムをプライベートクライドが活用できる様に、構築を行ってみました。

 プライベートクラウド構成

・システム運用データの保存
IT システムをプライベートクライドで活用するためのシステム構築には、特に在来の2台の PC 運用システムとはハードの周辺機器の構成には何らの変更の必要は無く、故障したVista PCのハードを新規購入の PC 本体部のみを交換するだけです。
なお、在来の IT システムの構成では、システムアプリケーションでのデータ保存場所には、内臓ハードデスクを使用しないで外付きの USB 接続のハードデスクを使用して運用してきました。その理由は、ハードの信頼性面ではハードデスクが他のハードに比し低いことと、システム運用の重要データの保存は複数の媒体に行うことが安全であるとの観点で実施してきました。そのため、Windows 7 のPC にも外付きUSB 接続のハードデスクを新たに準備して、Vista PC で使用していた外付きハードデスクに保存されている運用データはそのまま残して保管し、適宜に応じてパソコンに接続してデータの二重保存を行っています。

・システムの周辺機器
2台のパソコンシステムの周辺機器には、複数のプリンタ(モノクロ・カラー用)、スキャナ-、スマートカードリーダ(公共機関への申請登録用)やデジタルカメラ等がありますが、PC との接続は全てUSB により何れのパソコンにもつなげられます。
その他、IT システムには直接関係がありませんが、ルーターに接続の光回線の図示していない 050 IP 電話も使用しています。

 スマートカードリーダとUSBスイッチ

・Windows 7 の導入
在来システムで使用の周辺機器類は、以前から使用継続のもので殆どが5~6年前に購入したものであり、当然Windows 7 の OS には対応されていません。先ずは、B 社製のルーターはインターネットのプロバイダーとは回線接続ができなくなりましたで、同社のインターネットからWindows 7 用の対応ドライバを見つけてダウンロードして、ルーターを買い替えをせずにWeb との接続は可能となりました。Windows 7 PC を起動すると、関係のないはずのIP 電話も通話途中で切断されましたが、ドライバの更新により電話の方も正常に動作をするようになりました。

次に、C 社製のカラープリンタはWindows 7 でドライバが対応していますが、モノクロのレーザプリンタの方はかなり古いタイプであり、 インターネットからドライバをダウンロードして使用可となりました。
スマートカードリーダは、2年前に購入したH社製ものですが、Windows 7で型番が認識されていますが、ドライバは時間がとれないので確定申告作成時までは暫く設定を保留にしています。

 Excel 2010 データの活用例

最近のパソコンは廉価になっているので、ハードが省略されパソコンのUSB の実装数が4個しかありません。キーボードとマウスに外付きハードデスクを常時接続使用すると空きは1個のみで、USB 接続利用の構築システムでは数が足りません。そこで、B 社製の4ポートのUSB を持つWindows 7対応ドライバのスイッチを購入して使用しました。

・プライベートの活用
プライベートクライドの活用を意識して、Windows 7 PC ではOffice 2010 BETA 版をインストールして使用しています。昔は、BETA 版は実運用での利用を敬遠していましたが、最近では完全ではありませんが殆ど実用に耐えられています。アプリケーションの使用の状況では、OSとOfficeの組み合わせでおよそ20%程度の生産性が上がったように感じられます。

 Windows Live (SkyDrive)共有フォルダ

先ずは、プライベートクライドの活用は、BETA 版の不備を Windows XP PC との併用運用により作成のデータを、雲内に共有しながら運用を始めております。システムのデータの保存をハードデスク以外の雲の領域を使用することにより、安全信頼性が増してクラウド利用の効果がでてきます。また、クラウドのリソースは、構築システムの PC と共に外部のどこのパソコンからも利用できますので、利便性が顕著に増します。

 OfficeLive Workspace

さらにクラウドの活用は、異業種グループ間でも Windows Live などによりデータの共有を行って利用を初めています。

 Googleドキュメント


プライベートクライドの活用により、個人 PC 間、特定グループ間や不特定のユーザ間とのコラボレーションが図られ、IT 活用の範囲が広がります。
今後、Google、Yahoo や Amazon などのツールでプライベートクラウドを活用していく予定でおり、Windows Azure Platform の活用も視野に入れていきたいと思っています。

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