kan-haru blog 2011 ファナックの大ロボット
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2011国際ロボット展
2年に1度開催される世界最大規模の「2011国際ロボット展」が東京ビックサイトの東1~3ホールで11月9~12日間にわたり、社団法人日本ロボット工業会と日刊工業新聞社の主催で、後援が経済産業省、厚生労働省、国土交通省、文部科学省、日本商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、日本放送協会(NHK)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)で、協賛が日本産業機械工業会、日本工作機械工業会、日本鍛圧機械工業会、日本金属プレス工業協会、日本フルードパワー工業会、日本電機工業会、日本自動機器工業会、日本電気計測器工業会、日本電気制御機器工業会、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本機械工業連合会、製造科学技術センター、日本ロボット学会、マイクロマシンセンター他、17団体により開催され、入場料は一般が1,000円で、学生・団体500円であり、事前登録者および招待券持参者は無料でしたので、事前にインターネットから登録して、11月9日に見に行きました。
2011国際ロボット展オフィシャルガイドブック
2011国際ロボット展示会の4日間の来場者は102,361人で、前回「2009国際ロボット展」(「ITと技術 2008「今年のロボット」大賞 2009国際ロボット展で合同展示その1、2」参照)の入場者をやや上まわり、出展者数および小間数は、前回の256社・856小間に対し272社・1,085小間と大幅に増加し、過去最大規模での開催となりました。
新橋からゆりかごめで国際展示場正門前に着いたのは、12時となり東京ビックサイトで昼食をすませてから、事前登録書を東1ホールの登録所で入場証と引き換えて入ると、初日の午後のロボット展は入場者で結構込み合っていました。
2011国際ロボット展会場(左・中・右写真拡大)
・ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン
東1ホールから会場の入り口を入ると、通路の右側はロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーンの展示場で、14企業の13小間が出展しており、出展企業のオムロンがSysmacオートメーションプラットフォームのコンセプトとその技術を展示し、東京都立産業技術研究センターではモーションキャプチャーシステムのデモが行われており、ワコーテックでは静電容量型6軸力覚センサーや小型力覚センサーなどを出展していました。
ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン展示場(左:オムロンブース、中:都産技研ブース、右:ワコーテックブース)
・産業用ロボットゾーン
産業用ロボットゾーンは、ロボット展のメインの展示ゾーンでロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーンの展示場を除いた、その左方側と後方側の東1ホールと東2ホールと最大のスペースを占めて105企業の90小間が出展しており、超大型から小型までの各種産業ロボットが展示してあります。東1ホールの入り口通路から産業用ロボットゾーンを進むと、射出成形機用取出ロボットメーカのユーシン精機が半導体製造装置やプロセステスト機を出品し、SUSコーナーの横を入るとTOHOKUものづくりパビリオンがあり、モノ作り300社に選ばれた東北管内98社のパネル展示と企業のショートムービーが上映されていました。ものづくりパビリオンを奥に進むとメインの大型産業ロボットの展示コーナーです。
産業用ロボットゾーン展示コーナー1(左:ユーシンセイキとSUSコーナー、中:TOHOKUものづくりパビリオン、右:大型産業ロボットコーナー)
東1ホール右側の産業用ロボットゾーン3番目の広さの最奥のスペースは、不二越コーナーで新型スポット溶接用ロボットや高速搬送のプレス間搬送ロボット、ロボットオペレーションを簡単する対話型ティチングシステムなどを出展しています。
不二越コーナー(左・中・右写真拡大)
不二越コーナーの左隣のファナックコーナーでは、会場の最も大きなスペースに出展した産業ロボットのエースで、大ロボットの超重量ワークの搬送や、知能ロボットによる高速バラ積み取り出し、学習ロボットによるロボットの高速化技術などを展示しています。
ファナックコーナー(左・中・右写真拡大)
ファナックコーナー手前のデンソーウエーブコーナーでは、Technology & Humannity をコンセプトにしたVSシリーズロボット、オーダメイト型ロボットを出展しています。デンソーの隣のヤマハ発動機コーナーでは、30年以上の歴史を持つスカラロボットや次世代ロボットなどを展示しています。ヤマハの奥の川崎重工業コーナーでは、物流工程の自動化システムを中心にセンサー技術、ティチング・プログラミングの支援ツールなどを出品しています。
産業用ロボットゾーン展示コーナー2(左:デンソーウェーブコーナー、中:ヤマハ発動機コーナー、右:川崎重工業コーナー)
川崎重工業隣の安川電機コーナーは、ファナックと同じ広さのスペースに展示しており、グリーンイノベーションをコンセプトに人とロボットの共同作業を実現する生産設備と、食品・化粧品・医薬品分野向け各種ロボットとロボットソリューションなどを展示しています。
安川電機コーナー(左上・中上・右上・左下・中下・右下写真拡大)
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(11月分掲Index) へ
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<前回 ITと技術 鉄道模型造り 1年6か月をかけて完成の里山ジオラマを見る へ
次回 ITと技術 2011国際ロボット展 隔年開催のロボット展で第4回ロボット大賞の受賞ロボットが合同展示その2
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2011国際ロボット展
2年に1度開催される世界最大規模の「2011国際ロボット展」が東京ビックサイトの東1~3ホールで11月9~12日間にわたり、社団法人日本ロボット工業会と日刊工業新聞社の主催で、後援が経済産業省、厚生労働省、国土交通省、文部科学省、日本商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、日本放送協会(NHK)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)で、協賛が日本産業機械工業会、日本工作機械工業会、日本鍛圧機械工業会、日本金属プレス工業協会、日本フルードパワー工業会、日本電機工業会、日本自動機器工業会、日本電気計測器工業会、日本電気制御機器工業会、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本機械工業連合会、製造科学技術センター、日本ロボット学会、マイクロマシンセンター他、17団体により開催され、入場料は一般が1,000円で、学生・団体500円であり、事前登録者および招待券持参者は無料でしたので、事前にインターネットから登録して、11月9日に見に行きました。
2011国際ロボット展オフィシャルガイドブック
2011国際ロボット展示会の4日間の来場者は102,361人で、前回「2009国際ロボット展」(「ITと技術 2008「今年のロボット」大賞 2009国際ロボット展で合同展示その1、2」参照)の入場者をやや上まわり、出展者数および小間数は、前回の256社・856小間に対し272社・1,085小間と大幅に増加し、過去最大規模での開催となりました。
新橋からゆりかごめで国際展示場正門前に着いたのは、12時となり東京ビックサイトで昼食をすませてから、事前登録書を東1ホールの登録所で入場証と引き換えて入ると、初日の午後のロボット展は入場者で結構込み合っていました。
2011国際ロボット展会場(左・中・右写真拡大)
・ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン
東1ホールから会場の入り口を入ると、通路の右側はロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーンの展示場で、14企業の13小間が出展しており、出展企業のオムロンがSysmacオートメーションプラットフォームのコンセプトとその技術を展示し、東京都立産業技術研究センターではモーションキャプチャーシステムのデモが行われており、ワコーテックでは静電容量型6軸力覚センサーや小型力覚センサーなどを出展していました。
ロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーン展示場(左:オムロンブース、中:都産技研ブース、右:ワコーテックブース)
・産業用ロボットゾーン
産業用ロボットゾーンは、ロボット展のメインの展示ゾーンでロボットシミュレーション&ビジョンシステムゾーンの展示場を除いた、その左方側と後方側の東1ホールと東2ホールと最大のスペースを占めて105企業の90小間が出展しており、超大型から小型までの各種産業ロボットが展示してあります。東1ホールの入り口通路から産業用ロボットゾーンを進むと、射出成形機用取出ロボットメーカのユーシン精機が半導体製造装置やプロセステスト機を出品し、SUSコーナーの横を入るとTOHOKUものづくりパビリオンがあり、モノ作り300社に選ばれた東北管内98社のパネル展示と企業のショートムービーが上映されていました。ものづくりパビリオンを奥に進むとメインの大型産業ロボットの展示コーナーです。
産業用ロボットゾーン展示コーナー1(左:ユーシンセイキとSUSコーナー、中:TOHOKUものづくりパビリオン、右:大型産業ロボットコーナー)
東1ホール右側の産業用ロボットゾーン3番目の広さの最奥のスペースは、不二越コーナーで新型スポット溶接用ロボットや高速搬送のプレス間搬送ロボット、ロボットオペレーションを簡単する対話型ティチングシステムなどを出展しています。
不二越コーナー(左・中・右写真拡大)
不二越コーナーの左隣のファナックコーナーでは、会場の最も大きなスペースに出展した産業ロボットのエースで、大ロボットの超重量ワークの搬送や、知能ロボットによる高速バラ積み取り出し、学習ロボットによるロボットの高速化技術などを展示しています。
ファナックコーナー(左・中・右写真拡大)
ファナックコーナー手前のデンソーウエーブコーナーでは、Technology & Humannity をコンセプトにしたVSシリーズロボット、オーダメイト型ロボットを出展しています。デンソーの隣のヤマハ発動機コーナーでは、30年以上の歴史を持つスカラロボットや次世代ロボットなどを展示しています。ヤマハの奥の川崎重工業コーナーでは、物流工程の自動化システムを中心にセンサー技術、ティチング・プログラミングの支援ツールなどを出品しています。
産業用ロボットゾーン展示コーナー2(左:デンソーウェーブコーナー、中:ヤマハ発動機コーナー、右:川崎重工業コーナー)
川崎重工業隣の安川電機コーナーは、ファナックと同じ広さのスペースに展示しており、グリーンイノベーションをコンセプトに人とロボットの共同作業を実現する生産設備と、食品・化粧品・医薬品分野向け各種ロボットとロボットソリューションなどを展示しています。
安川電機コーナー(左上・中上・右上・左下・中下・右下写真拡大)
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