ひろの東本西走!?

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漢検”変漢ミス”コンテスト

2005-10-30 00:06:58 | 日記・エッセイ・コラム
朝日新聞(10/29)夕刊記事より

漢検”変漢ミス”コンテスト「年間変漢賞」

  「今年から貝が胃に住み始めました」

    それは大変!  ん?  「今年から海外に住み始めました」

その他のエントリー作品

  「ゴキブリ解消」  ん?  「五季ぶり快勝」
  「寄生虫で重体だ」  ん?  「規制中で渋滞だ」
  「500円で親使わないと」  ん?  「500円でおやつ買わないと」

  「イブは相手います」 

    良かったねー 

      実は 「イブ空いています」 
  
        寂しーーー

やがて私たちの時代が来る! ~ダジャレンジャー~ 


輪違屋糸里(浅田次郎)

2005-10-26 21:54:00 | 10:あ行の作家
itosato-1itosato-2輪違屋糸里(文藝春秋)
★★★★☆:90点

文句無し。抜群の面白さ。
さながら「女たちの新選組」といった趣がある異色の新選組ものである。

~Amazon 内容(「MARC」データベースより)~
 
  島原の芸妓・糸里は土方歳三に密かに思いを寄せていた。
  二人の仲を裂こうとする芹沢鴨には、近藤派の粛清の夜が迫りつつあった…。
  浅田版新選組異聞。芹沢鴨暗殺を描いた話題作!

**************** 【注意】ストーリーについての言及あり **********************

元々、図書館の予約本待ちの狭間で急きょ借りた本なのだが、読み始めてすぐに夢中になり、どっぷりとつかってしまった。新選組は、司馬遼太郎原作で何度もTV放映された「新選組血風録」や「燃えよ剣」のイメージがあまりにも強かったのだが、作家の描き方の違いによってこれほど異なった小説になることに驚いた。

島原の天神・糸里と吉栄、菱屋の妾(陰の妻)お梅、前川のお勝、八木のおまさ。5人の女と新選組の隊士たちが様々に絡み合い、幕末の混沌とした京都の町にはかなくも美しい人間模様を織りなす。その構成が卓抜。

浅田次郎は、清朝末期の中国を描いた直木賞候補の超大作「蒼穹の昴」では、気宇壮大なスケールの大きな物語を構築してみせた。しかし、そこでは多すぎる登場人物の扱いと史実と虚構のドッキングに失敗したように思う。国・時代・スケールは異なるのであるが、本作では1つの時代の終焉に向かっていく同様の物語で冴えを見せつけてくれた。天晴れである。

司馬新選組の影響か悪役のイメージの強い芹沢鴨が、ここでは真の武士として、また憂国の闘士として好意的に描かれている。元々が武士である「神道無念流」 の芹沢鴨。百姓の出である「天然理心流」の近藤勇。二人は案外気が合うようなのだが、芹沢を取り巻く新見錦、平山五郎らと近藤を取り巻く土方歳三、沖田総司、斉藤一、藤堂平助、山南敬助、井上源三郎らは決して心許して交わることはない。双方に関係の深い永倉新八はそれ故に微妙な立場に置かれる。そして、新選組は当然のように血なまぐさい分裂の道へと進んでいく。

新選組隊士の中では、芹沢が永倉が土方が語り部となるのであるが、同じ事件でも言い分が異なり、誰の言葉が真実であるのか分からない。これも絶妙。まるで、黒澤明の「羅生門」(原作は芥川龍之介の「藪の中」)である。

そんな中で芹沢・新見・平山らに心ひかれたのは、浅田次郎の魔力に見事にはまったせいだろう。

  ”フォーサイス、見てきたような嘘を書き” とすると
  ”次郎はん、見てきはったような話書き” だろうか。

しかし、心地よいのである。芹沢と運命を共にしたお梅の哀れさ、平山に「おゆき」と言ってもらえた吉栄の喜びと悲しみが胸をうつ。女性たちについては、実はいくら書いても書き尽くせない。皆、生きることに懸命で、ひたむきで、隊士たちには憎しみと親愛という相反する感情を抱いている。新選組と共に、あるいは新選組に反発して泣き、笑い、怒る。

女性陣を代表して糸里について少しだけ。

「男はんはええなあ」「もいちど生まれ変われるのやったら、どないしても男がええ。おなごに生まれて得なことなど、何ひとつもあらへん」と考えていた糸里。だが、吉栄と新しい生命の行く末を会津の殿様に約束させた糸里は、それと引き替えるかのように土方と決別し、島原の大夫として歩む決心をする。
「輪違屋桜木大夫、逢状うけたまわりまして、ただいままかり越しますえ」

エピローグ的な終章はしみじみとした味わいと生き抜く覚悟を決めた女の強さが見事に表れていた。ある程度予測できた内容かもしれないが、輪廻転生も感じさせる素晴らしい終幕であった。



うーーーん、どうしたタイガース?

2005-10-25 22:55:05 | スポーツ
fukuura-1うーーーん、どうしたタイガース?
平日の今日は20時前に帰宅。
第3戦はタイガースを応援するべえと思ってTVをつけると、タイガース1-3マリーンズ。
あれー、今日もロッテがリードかいな。まあ、これくらいなら何とかなるかと思っていると・・・。
(写真はasahi.comより(今回も無断使用スミマセンm(_ _)m))

7回のマリーンズの攻撃。フランコ・橋本の選球眼の良さにビックリしていたら、コンコンと打たれ、何と福浦の満塁ホームランまで飛び出しちゃいました。あららら・・・。
3試合連続で大量10失点か。それにひきかえ、タイガースは3試合で僅か2点。これは、タイガースの選手にとって大ショックでしょうね。7回裏の風船飛ばしもいつになく静かだった気がしました。ファンも意気消沈ですね。

ちょっとこのままでは史上最低の日本シリーズになってしまうなあ。

ここまできてしまうと、単に開き直るくらいではダメかもしれません。
さあ、岡田監督どうする?

大昔、阪神とPL学園を入れ替えるべし!といった笑い話がありましたが、それに近い奇策でも打たない限り明日で終わっちゃうかも・・・。
ピッチャーは1人1イニングのみ全力投球で毎回交代にしますか!


強すぎるよ、マリーンズ!

2005-10-23 22:05:53 | スポーツ
watanabe-1マリーンズ、強いよ! 強すぎるよ、マリーンズ!(by オリエンタルラジオ)
写真はasahi.comより(無断使用スミマセンm(_ _)m)

日本シリーズ第2戦もマリーンズが快勝&完勝。
それにしても強い・・・。
驚異のアンダースロー・渡辺が被安打4、無四球の完封。サブローの完璧なまでの2ランホームラン。今江の日本シリーズ記録更新となる8打数連続安打。マリーンズは強いと思っていましたが(にわか評論家)、2試合連続で10点取っての完勝にはビックリです。走・攻・守、すべてがハイレベルで隙なし。みんな若いし凄いです。これは若いファンが全国に増えまっせ!

阪神、元気ないなあ。。。トラキチではないけど、あ~あ・・・。
序盤のチャンスで1点取れてたらだいぶ違ったんやけど。
初戦の敗戦は岡田監督も”想定範囲内”だったのでは?と書きましたが、2戦目もここまでペシャンコにされるとはちょっと”想定範囲外”か。自信喪失がコワイ(プロにそれはないか?)。

眠ったままの虎が甲子園でどこまで開き直って目を覚ますか?

さてと、第3戦はタイガースを応援するかな?


今シーズンのベストRUN

2005-10-23 19:44:00 | ランニング
レースに出たのではないのですが、今日の練習RUNで今シーズンベストの走りができました\(^o^)/

日中は建築探訪でずっと外を出歩いており、デジカメ片手に約10km歩き回りました。15時頃に帰宅したのですが結構疲れあり。RUNの当初目標は昨日の10km+25kmの2日間合計35kmだったのですが、歩き疲れもあるため、本日のRUNは片道8kmコース往復の16kmに変更。

さて走り出して見ると、脚に疲労感はあるものの割と軽快な走りでした。まずまずのピッチ走で折り返し地点では、最近2回、約45’かかっていたのが41’06”とイイ感じのタイム。これに気を良くして、予定通り距離は伸ばさずにスピード重視でいざ復路へ。多少疲れが出てきましたが、淀屋橋からのラスト3.5kmは気合いを入れてペースUP。ここをキロ4’36”でカバーして結局、復路:39’43” と後半の方がタイムが上がりました。このくらいで走れるとスピード感もあり心地よし!レースまでちょうど1ケ月。ここへきてやっと初日が出たって感じですね。左ヒザは術部の痛みに関しては不安無し。あとはもう少し絶対的な脚力と持久力をつけることかな?

走後は体重も久々のアンダー60kg!
まあ瞬間値ですし、これでもかなり重いのですけれど。