ひろの東本西走!?

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高校野球大阪大会準々決勝 明星 大声援の中、必死に粘るも力尽く 

2014-07-28 23:12:22 | スポーツ

昨日(7/27)、明星36年ぶりという準々決勝の試合(対関大北陽戦)を応援してきました。結果は1-4で破れ、惜しくも準決勝進出はなりませんでしたが、強豪相手に必死で守って踏ん張り、明星らしさの出た素晴らしい試合でした。

新聞によると、昨日の3塁側スタンドは千人を超える大応援団だったそうで(前日の岸和田産業戦は土曜日だったこともあってか、まだそこまではいかず)、大歓声・大声援が凄かったです。古豪・明星の久々の躍進に、野球部OBや卒業生・在校生、保護者や関係者、往年の明星ファンがどっと応援に馳せ参じた模様です。

ここまで投手は二人が交互に先発していたので、今日は中山君かなと想像していたら、何と前日に延長10回・149球を投げきった久保田君の連投でビックリ。疲れは大きいと思いますが、エースの気概に賭けたのでしょうね。

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試合開始直後から3塁側スタンドの盛り上がりは凄かったです。
恐らく我々自身が感じていたよりも、相手校が1塁側で感じた大歓声、大声援の迫力の方が凄かったのかもしれませんね。

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試合は関大北陽が押し気味に進めます。明星はピンチの連続でしたが、ショートゴロで飛び出した2塁ランナーを見事に刺したりと、なかなか点を許しません。

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4回の表だったでしょうか。恐らく頭を越されると観念した大飛球を背走してジャンプでキャッチしたライトの超々ファインプレーが飛び出しました。このときの拍手喝采はもの凄かったです。選手たちのハイタッチも力が入ります。

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5回表に送球ミスが出てスクイズで1点を先行されましたが、久保田君はピンチに内野ゴロで仕留めるなど、追加点を許しません。内野も堅守で盛り立てます。

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7回表。鋭いライナー性の当たりを前に飛び込んで好捕したレフトの気迫あふれるプレー。力投&熱投の久保田君を支え、明星応援団を大いに勇気づけてくれます。

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一方、関大北陽は内野守備、特に二遊間が素晴らしかったです。明星も何度かチャンスはあったのですが、ことごとく間一髪でアウトにされました。3塁側スタンドからも「ああーっ」というため息と共に、「おおーっ、凄いなあ」といった感じの声が上がります。エラーなしのきびきびした安定感のあるプレーは見事でした。また、長打力もあり、レフトフェンスに直接ぶつけた、あわやホームランかという打球には度肝を抜かれました。

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終盤の得点が多いことをよく知っているのか、6回くらいからスタンドのボルテージが一段と上がってきました。私はスタンドのやや上段の席にいたのですが、この頃になると、自然発生的な熱烈手拍子が多くなってきて、前方(下方)に陣取る応援団が主導する応援歌のメロディや手拍子がよく聞こえなくなってきました(笑)。こんなことは初めてです。

7回を終わって0-1。
明星はピンチの連続でしたが、ランナーをためてからの守備が固く、この踏ん張りが明星の真骨頂だったと思います。その意味では明星の狙い通りの試合展開で、もしこのまま1点差で9回に入れば、ひょっとしたら・・・と思い始めた8回表、レフト線にギリギリにヒットを打たれ2点を追加されてしまいました。しかし、その裏、明星もタイムリーヒットを放って1点を返しました!

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終盤は写真を撮ること自体がもどかしく、応援に専念しました。
で、このあたりの写真が全然ないのです。

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そして、9回表にもスクイズで更に1点を奪われました。ダッシュしてきた久保田君がボールをすくい上げてグラブトス。クロスプレーになりましたが、ランナーの足が一瞬早かったようです。うーん、残念無念。9回裏、明星も先頭打者が内野安打を放ち、必死に食らいつきましたが、関大北陽が守りきって古豪対決は遂にゲームセット。

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実力的には関大北陽に一日の長があると感じましたが、それだけに、がっぷり四つで対抗した明星の粘り・踏ん張りが凄かったです。準決勝進出はなりませんでしたが、大応援団の期待に応えた最高の試合だったと思います。

3塁側スタンドが一丸となっての熱烈応援はもの凄く、ゾクゾクしました。これまで大阪大会は何年も何試合も見てきましたが、私自身の母校の試合も含めてこれほど一体となった凄い応援は初めてでした。私も大応援団の中で皆さんと一緒に大拍手を送り、思わず立ち上がり、歓声を上げ、ああーっとため息をつき・・・・大歓声、熱烈手拍子&拍手に包まれた素晴らしい夢のようなひとときでした。

選手たちには夢と感動と共に素晴らしい夏をプレゼントしてもらいました。
本当にお疲れ様、そしてありがとう!
新聞やネットで明星のことが大きく取り上げられたのも嬉しかったです。

しばし休んで、今度は大学受験に全力を注いでください。最後の最後に伸びる”現役力”は結構凄いですよ。明星で中高の6年間お世話になり、今春志望校に合格した我が家の長男(運動部でした。但しnot野球部)で経験済みですし。

猛暑の中を5勝もし、死闘を繰り広げてきた経験は入試だけでなく、今後の人生にとっても大きな自信と力になるはずです。明星魂で頑張れ!応援しています。


高校野球大阪府予選5回戦 明星 延長10回 岸和田産業を下してベスト8へ!

2014-07-26 20:06:16 | スポーツ

高校野球大阪府予選5回戦 明星は延長10回、岸和田産業を4-3で下してベスト8へ進出しました!おめでとう!

夏は1963年(何と51年前!)に全国制覇を成し遂げたこともある明星ですが、府予選でもベスト8はウン十年ぶり(?)でしょうか。かつては「私学7強」と言われていた古豪のまさに復活です。

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試合は序盤、5回戦にしては盛り上がりもやや少なく進行。逆に言えば、両校の先発投手が持ち味を出していたように思います。岸和田産・小西君は小気味の良いテンポでどんどん投げ込んできます。片や、明星・久保田君も時折、投球が上下に乱れたりはありますが、ここぞというときにはビシッと決めます。

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この試合、私は明星打線の爆発を期待していたのですが、ヒットは出るものの連打がなく、コツンといった音を出しての弱い当たりが目立ちました。

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そんな中、久保田君は前半で唯一のピンチに点を失ってしまいました。

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その後も明星はチャンスはあるものの得点することができず、じりじりとした&もどかしい試合展開が続きます。
しかし、6回表、明星は相手校のミスにも乗じて3点を挙げて逆転!(詳細はよく覚えていません) このあたりから試合が動いてきて、両校のスタンドも一気に盛り上がってきました。こうでなくっちゃね。

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※以下、試合は終盤にもつれて、細部の記憶が定かでありません。
 また、応援するのにも力が入ってきて、雰囲気写真を撮っている
 どころではなくなりました(汗)。従って、色々間違いもあるはずです。 
 

6回裏は逆に守りに痛いミスが重なって1点を失いましたが、久保田君が力投し、バックも何とか守りきりました。そして、3-2で迎えた9回裏、岸和田産業は先頭打者が何とあわやホームランかというレフトオーバーの2塁打を放ちます。更に安打が続いて同点に。明星にとって今度はサヨナラのピンチで、1塁側スタンドは押せ押せで盛り上がります。3塁側スタンドからは、「みんなもっと声を出して!」「気持ちで負けたらアカン!」といった必死の声援が飛びます。

しかし、2死2塁だったでしょうか。痛恨の暴投?パスボール?が飛び出し、ボールがキャッチャー後方に転がっていきます。ランナーは3塁も蹴ってホームへ!ボールを取りに追いかけたキャッチャーの姿はスタンドの陰になって見えません。ボールはどこまで転がったのか?ホームベースカバーに入ったピッチャー。両校スタンドから歓声と悲鳴が上がる中、ホームに突っ込んでくるランナー。そして、キャッチャーからの送球が・・・・。タイミング的にホーム上でのクロスプレーです。タッチ!
右手を高々と上げた久保田君。
判定は!?  

アウトです!
両校スタンドの歓声と悲鳴が逆転しました。
これで延長です。何という試合でしょう。

10回表、明星はコツコツと当てて待望の勝ち越し点をあげました。ですが、長打などで一気に突き放すには至らず、リードは1点のみで裏に。
岸和田産業も先頭打者がまたも安打を放ち、次打者がきちんと送ります。

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そして、キャッチャーフライで2死3塁となり・・・。
最後はレフトフライだったでしょうか。
舞洲は風があり、ヒヤッとしましたが何とか捕ってゲームセット!

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頭脳プレーやファインプレーあり。逆に、お手玉・悪送球・暴走あり・・・と、試合のレベルは必ずしも高かったとは言えませんが、もの凄いプレッシャーと緊張感の中、両校選手の一生懸命&精一杯のプレーが素晴らしかったです。 まさに高校野球です。明星は味方にミスが出ても気落ちせずにふんばり、最後まで投げ切った久保田君がよく頑張ったと思います。

また、猛暑の中、学ラン姿で声を張り上げて鼓舞し続けた5人の応援団の皆さんと控えの選手たちも最高でした。私はこれまでの4試合は球場で応援することができなかったので、今日、舞洲でこんな凄い試合を見ることができて幸せでした。 

さて、ベスト8に進出した明星は明日、準々決勝で関大北陽と対戦です。ここまで来たら、相手はもう強豪しか残っていません。これまでも興国戦でかなり苦しみ、今日は延長10回までもつれたこともあって選手たちは疲れもたまっていることでしょう。ただ、2人の力のある先発投手が5試合を交互に完投しているので、ピッチャーが今日のように踏ん張り、打線もチャンスにもう少し強い当たりや連打が出れば、勝機もあると思います。明星にとっては久々にしびれるような経験をしてきているので、それを楽しみ、それに打ち勝ってくれたら申し分なしですね。ガンバレ!!

※試合経過や内容が間違っていたら、後に記事を修正するかもです。

◎過去にブログにアップした明星の試合の記事です。
   ・2009年
   ・2011年
   ・2013年
  こうして振り返ってみると、私が見た明星の試合は
  壮絶なものばかりです。
  これが明星野球の魅力なのかもしれませんね。
 


高校野球大阪府予選3回戦 三国丘 八尾に力負け 夏が終わる

2014-07-22 22:00:00 | スポーツ

この3連休は高校野球三昧です。他にもランニングクラブのナイトラン(夕方に走る練習会)もあって、暑い中を連日出かけました。3日連続の観戦・応援となる21日(月)は、三国丘vs八尾という府立の伝統校対決でした。

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試合は八尾がよく打ち、初回に1点を先制。4回にも4点を追加して終始、ゲームを優位に進めます。河南戦で投打に活躍した三国丘のエース・W君は、やはり疲れが残っているのか、この日は試合前の投球練習からやや投球が上ずったり、ストライクとボールの差がハッキリしていたようでした。

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八尾は守備でもファインプレー連発で、攻撃とも合わせて押せ押せムードいっぱいです。三国丘打線は八尾の先発を打ちあぐみ(真上から腕が振り下ろされるものの、やや変則的なフォーム。ですが、想像していたよりもコントロールが良かったです)、ポップフライが多かったですね。時折芯でとらえ、三国丘応援団の夢を乗せた大飛球も2度ほどありましたが、いずれも好捕されて溜息に。

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八尾の各選手は身体が大きく、見た目にも足腰が強そうでした。6回の右越えのホームラン(3ラン)は打った瞬間にそれと分かる完璧な当たりで、これは打者が見事でした。打撃戦になるのではという試合前の私の予想は外れ、三国丘はあまりチャンスらしいチャンスがなく、0-8で7回コールド負けを喫しました。八尾は強かったです。この試合に関しては三国丘は完全な力負けと思いますが、私もコールド負けは予想すらしておらず、これは選手も応援団もちょっとショックだったでしょうね。

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試合後、球場前で放心したように座り込んでいる選手たちを見て、そのショックの大きさと悔しさを推し量ることができました。ですが、この夏、好投手を中心にした三国丘らしい野球で2勝を挙げてくれました。友人T君と共に両試合とも応援できましたし、私は大満足です。河南戦の後はT君と祝杯をあげましたしね。

選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、素晴らしい夏をありがとうございました。3年生は気持ちを一新して、今度は三丘魂で受験に臨んでください。


高校野球大阪府予選2回戦 市岡 必死に食い下がるも6-7で東に惜敗

2014-07-21 19:27:21 | スポーツ

さて、20日は、この春から新たな縁ができた市岡高校(vs東高校)の試合の観戦&応援で東大阪の花園球場に行きました。花園球場の広さとオープンな感じにビックリ。この日は日曜日だったことや試合予定校に伝統校や強豪校が多かったことからか、観客がとても多かったです。外野が樹木に囲まれてコンパクトで凝縮されたような住之江球場と比べて、雰囲気が随分異なりました。

先に試合結果を示しますと、市岡は壮絶な試合を繰り広げたものの、6-7で惜しくも東に敗れました。

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概要は朝日新聞の記事によれば、以下の通りです。

  東が8回、2死二塁から能村、酒井の連続長打で2点を勝ち越した。
  市岡は9回1死一、三塁の場面で約2時間の降雨中断。再開後に
  1点を返し、なお2死二、三塁としたが後続を断たれた。

割とあっさりとした記事ですが(実はもっと熱く書いてほしかったところです)、安打数は市岡13本、東12本と公立高校同士ががっぷり四つに組んだ手に汗握る打撃戦で、スタンドを大いに沸かせました。両チームとも内野手の間をゴロで転がって抜けていくようなヒットは少なく、芯でとらえた痛烈な当たりや大飛球が多く、見ごたえがありました。色々ミスもあったはずですが、これは殆ど覚えていません。

両校とも多数のヒットが飛び出し、それぞれチャンスも多くて、細かい試合展開は忘却の彼方です(汗)。市岡が3回表に3点を先制すれば、その裏、東がすかさず4点を取って逆転に成功。市岡の先発は背番号10番だったでしょうか(H君)。サイドスローというかスリークォーターというか、やや変則的なサウスポーでした。力投していましたが、2ストライクまで追い込んでから痛打され、それがちょっと勿体なかったですね。

その後、試合は3-5となりましたが、市岡が7回と8回に1点ずつ返し、遂に5-5と追いついて試合を振り出しに戻しました。特に8回、2死走者なしから3塁打を放ち、次打者も続いて(?)追いついた1点は素晴らしかったです。が、東はまたもや8回裏に2点追加で5-7と突き放します。このあたりの東の攻撃も見事でした。

私はネット裏の前から5列目、やや1塁寄りの席で見ていたのですが、レフト前や左中間にキーンと飛んでいく打球の行方が良く見え、周囲のお客さんと共におおーっと声を上げることがしばしばでした。

そして、9回表の市岡の反撃中(1死一、三塁)に突然大粒の雨が降り出したかと思ったら、あっという間に豪雨となり試合中断となりました。東が2点リードしているとはいえ、市岡もよく打っているため、ゲームはどちらに転んでもおかしくないようなムードになってきており、市岡としては一気に攻めたかったところでしょうか。

今年全国でよくあるゲリラ豪雨と言ってよい超激しい風雨でした。風も強烈で、傘もあまり役に立ちません。野球観戦でこんな豪雨は初めてです。立っていたら余計に濡れるかと思って最初は席で傘に隠れるようにして座っていたのですが、雷が鳴り響き、ますます激しい風雨になってきたため、一時避難です。しかし、市岡の野球部メンバーを中心とする応援団は豪雨の中も声を出し続けます。若さは素晴らしいですね。間もなく激しい雨はやみましたが、グラウンドにはあっという間に大きな水たまりができました。

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雨が上がり、審判や球場関係者、両校メンバーが総出で試合再開に向けて一生懸命水をスポンジで吸出し、約2時間の中断後に再開となりました。ですが、またやや強い雨が降り出しています。東高校は背番号1番のエースが続投です。約2時間、肩や身体を冷やさないようにすることと&気力や集中力の維持が大変だったと思います。

再開後、市岡はまず四球を選んで一死満塁のチャンスを迎えます。
次打者の内野ゴロの間に一点返して6-7。
さあ、どうなるか!?
なお、2死2、3塁のチャンスが続きましたが、代打が無念の空振り三振でゲームセット。ここは東のエース君が実によく踏ん張ったと思います。

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それにしても何と凄い試合になったことでしょう。
市岡の選手には雨天中断も含めて悔いが残るかもしれませんが、よく中止にせずに最後までプレーさせてくれましたし、公立高校同士の手に汗握る打撃戦は、9回の暴風雨と雷も含めて強く記憶に残るでしょうね。両校選手・応援の皆さん、お疲れさまでした。

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高校野球大阪府予選2回戦 三国丘 14安打を放ち河南を下す

2014-07-20 23:47:16 | スポーツ

サッカーワールドカップが終わり、今度は高校野球(選手権大会)大阪府予選の観戦&応援モードに入っています。ある意味、対照的なのが面白いですね。ですが、私には何の違和感もありません(笑)。

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さて、19日の2回戦で三国丘が14安打を放ち、河南を下して3回戦に進出しました。この日も1回戦と同様、友人のT君とスタンド最上段で観戦&応援です。1回裏にミスが重なって1点を失いましたが、2回表にすぐに追いつきます。エースのW君は球威はまずまずなものの、序盤からややボールが先行するシーンが多く、1回戦のときのような”ここぞ”というときの三振もなかなか奪えません。また安打は出るものの、中盤までは拙攻もあって追加点が奪えず、若干やきもきする試合展開でした。

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しかし、5回表のチャンスに、確か3番のI君が左中間を完璧に破る2塁打を放ち、2点追加しました。※試合経過や選手名などは私の勘違いがあるかもしれず、間違っていたらスミマセンm(_ _)m。この当たりは打球が左中間にグングン伸びていく軌跡が我々の席からよく見え、久々にスカッとして気分爽快!

そして、この日はエースW君がバッティングでも大活躍。7回にはライトスタンド(実は住之江球場の場合は、無料で観戦できる木立)に飛び込むホームランを放ちました。一塁側スタンドはやんやの大喝采です。その裏、1点を返されましたが(河南の4番・N君の右中間に放り込む大きなホームランだったでしょうか)、8回表にも1点追加して6-2に。実はこの追加点がとても貴重な1点になったのでした。

三国丘は6-2で迎えた9回、足がつったり(8回)で疲労がたまっているエースのW君をライトに回し、2年生のO君(?)にスイッチしました。マウンド上での投球練習ではなかなか良いボールを投げていましたし、4点差あるので何とかこのまま逃げきってくれるかな?と思っていたら・・・・。なかなかストライクが入りません。サードのファインプレーで一死をとったものの、安打・四球・暴投で点を失い、そこに適時打を打たれ、気がつけばあっという間に1点差に。このあたりの河南の押せ押せムードは凄かったです。

まだ1点リードしているものの大ピンチの場面で、三国丘は再びW君にスイッチです。実は1回戦の藤井寺工科戦で、相手校がピッチャーを代えてから流れが変わり、再び先発投手にスイッチしてもいったん三国丘に傾いた流れが元に戻らなかったことが思い出され、私もT君も「これはちょっとマズイな・・・・」。

W君はヒットを打たれて1・2塁としながらも、踏ん張り&力投で、次のバッターからここぞの三振を奪いました。天晴れ!です。そして、後続に遊ゴロを打たせます。2塁ベース近くで捕球したショートS君(キャプテン)がベースを踏んで封殺!終盤、一気にハラハラ・ドキドキの展開となった熱戦に終止符を打ちました。3~4点差では必ずしもセーフティリードとは言えない高校野球の怖さ、逆に言えば面白さをまざまざと感じました。大ピンチにも落ち着いて冷静な投球をしたW君はさすがはエースの貫録ですね。修羅場の雰囲気を経験したO君も次の機会にはいいピッチングを見せてくれるでしょう。

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三国丘は14安打も放っていたのですね。しかもその半数が長打だったので、もう2点くらいはとってとおきたかったところです。
試合後、キャプテンとエースがインタビュー取材を受けていたようです。6-5という大接戦のスコアもあって新聞にかなり大きく取り上げられるかもとT君と話していたら、今朝の朝日新聞朝刊では一番大きな扱いでした!
予定では明日の3回戦で八尾高校と古豪対決です。

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