先日、甲南女子大学のオープンキャンパスに妻と出かけ、村野藤吾が設計した建物を見てきました。
管理棟 背後には山・森が控え、水平に広がった姿は伸びやかです。
芦原講堂 ※全体説明などがこの美しいホールで行われました。
かなり職業や資格取得を意識させるカリキュラムであると共に、
国際化を見据えた真摯で非常に分かりやすいプレゼンで
好感を持ちました。
壁面や天井面のうねりなどが村野らしい美しさです。
優美なカーブを描く階段部なども見どころの1つですね。さすがは村野建築。
図書館 円柱部は階段になっています。
内部は中央が吹き抜けの静謐で美しい大空間でした。
管理棟から3号館を望む
斜面を登る通路(階段)の屋根は白くてリズミカル。
9号館
バルコニー手すりもきちんとデザインされています。
第一学生食堂でコーヒーブレイクをとりました。
ここからの芝生広場の眺めも素晴らしいです。
芦原講堂外観(遠景)
チア・リーディングのパフォーマンス
管理棟側面 ここのデザインも面白かったです。
これに目をつけられた人はどれくらいおられたのでしょうか?
奥に見えるのが八角形をした第一学生食堂です。
この眺めも素晴らしいですね。
最初、色彩的には真っ白かなと思ったのですが、よくよく見ると微妙な色がついていました。ですが、全体的には女子大らしい清楚な白亜のキャンパスといった印象でした。高台という抜群のロケーションと共に、随所に村野藤吾らしい控え目ながらも優美なデザインが施されており、武庫川女子大、神戸女学院、同志社女子大などともまた違った素晴らしさでした。