ひろの東本西走!?

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(帰国)

2013-08-11 00:05:00 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記は帰国後10ケ月近く経ってようやく完結です。長くても3ケ月くらいで終わるかなと考えていたのに、えらい長期戦になってしまいました。

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上の写真はエッフェル塔の置物(リモージュ焼)です。
実はこれを買ったのはモン・サン・ミッシェルの島内のお店でした(笑)。
小さいですが、シンプル&おしゃれで色が美しいのが気に入りました。

シャルル・ド・ゴール空港のエールフランスのラウンジです。
ここで旅の最後の余韻を味わいました。

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旅行記を読み返さないと、前半のバルセロナのことはかなり忘れてしまっています。ブログ記事とは別にフォトブックでアルバムも作り、こちらには私たち夫婦の写真も交えたので、またちょっと違った感じになりました。

幾つかのオプショナルツアーを申し込んだりしたものの、今回もフリープランだったため、マイペースで旅行できたのは良かったです。今回の旅はガウディ作品をはじめとするモデルニスモ/アール・ヌーヴォー建築巡りがメインテーマで、妻がよく全てにつきあってくれたことと思います。

ただ、パリからモン・サン・ミッシェルやブリュッセルに行って丸2日を使ったため、あまりパリらしさを満喫できなかったのがちょっと残念です。もう一日くらい余分にアール・ヌーヴォー建築から離れてパリの街歩きをすれば良かったかなあとも思いました。そうそう、ブログには書きませんでしたが、バルセロナで大アクシデントが2つあり(交通事故(自転車と激突----当たり屋? 幸いにも大事に至らず)と”鳥のフン”スリ被害)、それらも含めて印象的な旅行となりました。

<エピローグ>

パリから羽田経由で関空に帰ってきて、荷物待ちをしていると、妻が「あれっ?」と言って指さした先に何とサッカーのザッケローニ監督が。
そういえば旅行中、日本代表vsフランス、ブラジル戦があったのでした。

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誰か選手が出てこないかなと待っていたら、若手のGK・権田選手とMF・高橋(秀)選手が。高橋選手は甘いマスクでなかなかのイケメンですね。
旅の最後の最後で、思わぬサプライズがありました。

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下の写真は今回の旅行で参考にした本と雑誌です。
一部は必要部分のみコピーをとったりしたので、現地に持っていったのはこの内8冊くらいだっでしょうか?

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さて、次回の海外旅行は、またまたヨーロッパか、初のアメリカ方面か(例えばニューヨークやカナダなど)、あるいは家族旅行でハワイか・・・。最後のハワイはダブル受験の結果次第ともいえるのですけれど(笑)。


バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第8日目-4)

2013-08-10 00:49:36 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

エッフェル塔に登ることも考えましたが、結局その後、シャイヨー宮へ。

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シャイヨー宮およびその途中の道から見るエッフェル塔の眺めは、ガイドブックに書いてあったようにとても素晴らしかったです。広々とした景色の中にすっくとそびえ立つその伸びやかな形状。夕日を浴びて輝くレース編みのようにも見える鉄骨。まさに造形美、構造美です。
エッフェル塔をきちんと見たのは2回のパリ旅行で初めてですが、やはりここは外せませんね。

望遠側で撮ったら、距離感がぐっと短縮されてシャイヨー宮のすぐそばにエッフェル塔があるような写真となりました。これも写真の醍醐味ですね。

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時刻は既に6時過ぎですが、更に今回最後のアールヌーヴォー建築探訪で、ギマール作品の「ポルト・ドーフィヌ駅」を目指します。

いくつかある出口の内、アール・ヌーヴォー様式であるのは1つです。これが何番出口か分からず、しばしウロウロしましたが、無事に妻が発見。アベス駅も良かったのですが、この駅が最も建設時の姿をそのまま留めています。

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この後、お土産を買うために中心部(オペラ座界隈)に戻ったのですが、何とこの日はデパートの閉店時間がガイドブックに書いてあったものよりも1時間早くなっていました。そのために買い物時間が十分にとれず、「建築巡りの時間が長すぎた!」と奥さんから怒られました(汗)。

15年前にパリを訪れたとき(パリのみ8日間のフリープラン旅行-実質は5日間です)は、前半3日をプチホテル、後半2日はちょっとゴージャスにこの「ホテル・スクリーブ」に泊まりました。ですが、結果的には朝食が美味しくて食器などもカラフルだったプチホテルの方が印象に残っているんですよね(笑)。で、今回はバルセロナ・パリ共にホテルはBクラスにしたのでした。

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今回の旅行、最後の夕食です。
二人ともあまり重たいものはいらないなあということになり、カフェ 「ル・ヌムール」へ。

頼んだのは、「クロックマダム」と「クロックムッシュ」でした。テラス席は列柱が見応えありですが、店内は想像していたよりもレトロ感控えめでした。

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結局、今回のパリではフランス料理(ゴージャスなものでなくても)は食べずじまいでした。ミール・クーポンを買う際にムール貝料理はやめてカジュアル・フレンチにしておけば良かったです。これにも妻からクレームがつきました(汗)。

夕食後、エッフェル塔の夜景を見ようと再びシャイヨー宮へ。時刻は既に午後11時です。ほんま、よー行くわ。。。夜遅いこともあってかライトアップは控えめでしたが、この日最後のイルミネーションタイムで(?)、きらめく姿も見ることができました。

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さすがにちょっと寒くなってきて、パリ観光もここで遂に終了。
長~い1日が終わりました。

ブログ記事も後1回です。


バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第8日目-3)

2013-08-08 22:07:10 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

この日は夕方から旅行に無料で付いていたセーヌ川クルーズです。

パリは2回目なのですが、セーヌ川クルーズは初めてです。また、実は前回(このときもフリープラン旅行)、エッフェル塔もまともに見なかったのでした。初めてパリを訪れた観光客でエッフェル塔を見ない人は珍しかったでしょうね。

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船内には終始音楽が流れ、要所要所でフランス語(と英語もあったかな?)の説明もあって、いかにもパリ観光をしているといった雰囲気がいっぱいです。天気も良くて風が心地良し。

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ノートルダム寺院を背後から望みます。フライング・バットレス(飛び梁)構造が分かります。

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色んな構造・デザインの橋があって興味深いです。

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動きやすい左舷の端の席に座ったため、私はデジカメとビデオカメラを持ち替えながら船内をあちこちウロウロしていました。

オルセー美術館です。

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セーヌ川クルーズはベタな観光と言えますが、”おのぼりさん”気分を満喫&結構楽しみました。

クルーズを終えて、まずは見上げるアングルでエッフェル塔をパチリ。美しく、なかなかの迫力です。

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足元がスカッとしているのは気持ちいいですね。

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第8日目-2)

2013-08-07 06:40:00 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

昼食は近場のレトロなカフェにしようかとも思ったのですが、よりゴージャスな雰囲気を楽しもうとリヨン駅構内にあるレストラン「ル・トラン・ブルー」に行くことにしました。この店名はフランス語で「青い列車」を意味します。

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「ル・トラン・ブルー」は1900年のパリ万国博覧会の際に作られ、映画『ニキータ』でも使われました。食事そのものよりも豪華絢爛な内装で有名とも言えます。結構混んでおり、軽食を希望した我々はメインの部屋から少し離れた部屋に案内されました。

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こちらではサンドイッチを注文しました。この部屋もなかなか豪華なのですが、お目当てはもちろん、フレスコ画や金箔(?)がいっぱいのメインのレストラン部分です。

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おおーっ!ですね。

駅のレストランだからでしょうか、厳格なドレスコードもありませんし、多くのお客さん(主には観光客か)が店内を歩き回ったりしておられます。写真撮影(もちろんフラッシュ無しです)をとがめられることもありません。これは嬉しいのですが、撮りだすときりがありませんし、あまりパチパチやることも憚られたため、ほどほどにしました。ですが、このゴージャスな雰囲気を存分に楽しむことができて大収穫です。

昼食後、再びメトロで大移動して、次なるアール・ヌーヴォー建築の「ラップ通り29のアパート」の見学に行きました。ジュール・ラヴィロットの衝撃的な作品です。

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エロチックとも評される、ちょっとクラクラしそうな濃厚で耽美的なアール・ヌーヴォー建築が結構大きな通りに面しているのが意外でした。建築関係では有名なのですが、ここ自体を目的地として来る観光客はさすがに少なそうでしたね(汗)。

近くの「ラップ広場のアパート」もラヴィロットの作品で、壁面にだまし絵があったり不思議な小塔が付いていたりとユニークでした。

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第8日目-1)

2013-08-05 06:40:00 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記、約10ケ月経ってようやく実質的な最終日の記事です(汗)。3ケ月くらい、長くても半年以内で完了するかと予想していたのに、凄い長期戦となりました。ですが、ここまで来たら焦っても仕方ありません。で、第8日目のその1です(笑)。
----実は昨秋はもうひとつ「タイ旅行」に行きました。
  が、こちらの探訪記も目途がたっていません。
  ヨーロッパ旅行記が完結したら、短期シリーズで
  簡単に報告予定です。あくまでも”予定”ですけれど。

この日はまず、ホテルから比較的近いモンマルトルを訪れることにしました。
ホテルの朝食はおかずの種類は少ないものの、ハムやソーセージは美味しかったです。

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朝食をとるレストラン↑、ロビー↓共にカジュアル&シンプルなデザインでした。
なかなかユニークです。

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モンマルトルの丘の上に建つ白亜の殿堂、サクレ・クール寺院です。

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今回、内部見学はパス。
丘の上からのパリ市内中心部の眺めが見事でした。

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かつてヒロ・ヤマガタが描いた絵のような景色が広がっていました。
屋根の形や煙突(の名残?)などが特徴的です。

なかなかの高度感です。

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丘から少し下ったところにあるテルトル広場には、画家や似顔絵描きがたくさん集まっていました。いかにもパリといった景色ですね。

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↓右上の海辺の絵は自宅リビングに飾っている版画とタッチが似ていました。
ブルーが美しいです。

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↓エッフェル塔のプレートだったでしょうか、おしゃれです。

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そこから石畳の坂道を適当に下っていきます。
風情があります。

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少し道に迷ったりしながらサン・ジャン・ド・モンマルトル教会の前に出てきました。

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宗教建築で初めて鉄筋コンクリートが使用された教会だそうですが、モザイク・タイルやステンドグラスが美しかったです。

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そして、もう一つの目的地であるメトロのアベス駅はすぐ横です。
建築家ギマールの作品で、アール・ヌーヴォーの曲線が優美です。

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その後、香水やバス用品などが有名な雑貨店「フラゴナール」に入りました。

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おしゃれでセンスの良いオリジナルグッズも多数あり、写真のエッフェル塔をデザインしたトートバッグを買いました。ところが・・・今は自宅でお菓子袋になっているのです(汗)。

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さて、時刻は12時過ぎです。
昼食はレトロな空間で頂くことにしましょう(続く)。