ひろの東本西走!?

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ダブル受験 桜咲く

2014-03-22 23:07:09 | 受験・学校

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この冬、我が家はダブル受験(長男:大学受験、次男:高校受験)だったのですが、無事に終了しました!

結果的には二人とも晴れて志望校に合格しました。しかし、実際には色んなトラブル続出で、振り返ってみるとヒヤヒヤものでした。

 ◎長男がセンター試験初日、近鉄で乗る電車を間違えてしまい、  
   実際の試験会場である近大の最寄駅を通り過ぎて大阪教育大 
   に向かいつつあることに途中で気づき(まわりの受験生の会話
   から!)、慌てて引き返してぎりぎりセーフ。
 ◎私が予防接種を受けていたにも関わらず、2月中旬にB型インフル
   エンザに感染・発症してしまい、会社を計4日間休んで自宅内隔離
   状態に。大顰蹙を買うと共に、父親の信用が一気に失墜(汗)。
 ◎インフルエンザが治って会社に出社した日の夕方、長男が気分が
   悪いと言って早く帰ってきて嘔吐してダウン。インフルエンザが  
   うつったか?とドキドキしたら、実際には胃腸風邪でした。
 ◎妻が作った弁当のハンバーグの火の通りが不十分だったことに
   後から気付き、O-157を心配する。

などなど。
他にもちょこちょこあり、特に一番大事な試験が集中する2月中旬から半月くらいはなかなか大変でしたが、何とかいずれも大事には至らず、これは幸運でした。

合格発表は次男は高校での掲示による発表、長男はWEB発表でしたが、どちらもなかなかドキドキでした。

次男の発表は私も半日休を取って見に行ったのですが、先生の「10秒前」の声に「オォーッ~」といったどよめきが起こり、一斉に合格者の番号が書かれた掲示板が吊り下げられました。最初、番号の並び方がよく分からず一瞬焦りましたが、無事に次男の番号を発見!

長男の場合はWEB発表時刻にはネットが混み合って番号がなかなか表示されず、何度かトライした数分後にダーッと合格者受験番号が表示されました。思わず受験票で画面を隠し、受験した学部・学科の番号を見た長男が「オーッ!」という声を発したのを聞いて、受験番号を知らなかった私も番号を聞いて画面を確認。ありました!良かった~。
二次試験から帰ってきたときに、手も足も出なかったという感じではなかっため、合格の可能性はあると思っていたものの、それでも合否相半ばかな?と妻と話していたので、合格と分かってホッとしましたね。

二人ともよく頑張ったと思いますが、我が家の家風というかカラーというか、最後まで家の中に悲壮感や過剰な緊張感がなかったのは良かったです。息子たちもよくYou tube でお笑い番組の抜粋を見て笑い転げたり、大声で歌を歌ったりしていましたし、私も普段通りにテレビや映画を観ていました。また、二人はあまり焦ったりすることがなく、なーんか楽観的で、その妙な自信は一体どこから来るのか私も妻も不思議に思ったりしたのですが、まあ終わり良ければすべて良しですね(^_^;。
勉強そのものについては学校や塾にお任せで、私が家でよく言ったのは、夜遅くまで起きてベッドでスマホなどをやっているときの「早く寝ろ!」でした(笑)。

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長男は中高の6年間、共に頑張ったサッカー部の仲間が受験戦線では苦戦してなかなか手放しでは喜べないものがありますが、長男・次男共に、大学と高校で新しい友人をたくさん作り、勉強にスポーツ(クラブやサークル)に頑張ってほしいものです。

下の写真は近所の土佐稲荷神社に咲いていた早咲きの桜です。淡いピンク色が可愛らしいです。

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我が家の中学受験プロジェクト-3

2008-04-21 22:54:15 | 受験・学校

【情報収集-1】

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まずは受験情報誌(春から初夏にかけて出版される分厚いやつです)2冊ほどをさーっと読んで、大阪の中高一貫校にどんなところがあるか概要をつかみました。

教育方針や校風、しつけや生活指導面などについても書かれていますが、これらは実際にその学校に行ってみないと分かりませんね。当然、きちんとした学力をつけてくれるかも大事です。これについては、やはりここ数年の大学進学状況などを参考にせざるを得ませんでした。

自分たちの頃には殆ど名前を聞いたこともなかったような学校が最近伸びてきていたりで「へえーっ!」と思うことも多々ありました。最近は、2クラスくらいを特進クラス・進学クラスにして大学合格実績を上げようとしている学校が多数ありますが、やはり学校全体のレベルが総じて高い方が好ましいとは思います。その意味では、伝統的な進学校が良いとも言えるのですが、これらは超難関校・難関校が多いので、学力的にはちょっと厳しい面があります。

受験情報誌には目標偏差値とか合格難易度なども掲載されていましたが、まあこれはほんの参考程度にしかしませんでした。ただ、学校間にランク付けがなされているのは事実ですので、合格難易度的に志望校リスト作りの目安にはしました。
そうそう、自宅からあまりに遠い学校は除外です。まだ体ができていない中1生が重いカバンを持って長時間通学するのはかわいそうですし、そこまでするメリットはないと考えました。通学時間は短いほど良く、最長でも片道1時間ちょっとくらいですね。と言うことで、色んな点で似たようなレベルの学校が幾つかあれば、よほどの理由がない限り、近くの学校を優先させることにしました。これは今も正解だったと思っています。

これらの中から行かせてもいいな、行けたらいいなと思う学校をピックアップしたところ、とりあえずは男子校:4校、共学校:6校くらいになりました。

※結果的にT大・K大などに多数の合格者を出す超難関校と呼ばれる
  学校は最初から除外していました。
     全国的に超有名な「灘中学・高校」だけは建築好きの私が校舎に
     興味があったので写真を撮りにだけいきましたが・・・。

前の年(小学校5年生時)の入試説明会には、男子校:3校、共学校:3校に行きました。長男も連れて行ったのは内3校です(これはたまたまですが)。学校によって説明会の雰囲気・内容(どこに重点を置くか)、が大きく異なることがよく分かり大変参考になりました。比較的生徒の自主性にまかせるタイプの学校か、手とり足とり(?)指導してくれる学校かなども大体分かります。但し、どちらが良いか、向いているかは子供にもよりますし、その見極めが肝心です。学校周辺の環境・雰囲気も肝心ですね。この年は既に運動会や文化祭は終わっていたので見学できず、これは残念でしたが、1年前に説明会を聞きにいっておいたことは大正解でした。

なお、受験関連本も色々読んだのですが、一番最初に読んだのが図書館でふと目にとまった

 ★「中学受験で子供と遊ぼう」 (文春文庫) 高橋 秀樹 牧嶋 博子

でした。世間でもバイブル的な本だということは後に知ったのですが、一番最初にこの本を読んだのはとても良かったです。この本を読んで、我が家の(私の)基本スタンスも”親も子も精神的に余裕を持って、色々楽しみながら中学受験に臨む”に決まりましたし。

先日、この本を再読しました。一番最初に読んだときほどのインパクトはさすがになかったですが、内容的にはやはり面白かったです。ただ、ここのお子さんは武蔵中→武蔵高→東大と進まれ、偏差値的にも高いレベルでしたが。

結局、私は”子供はこうやって超難関校に合格した(こうやって合格させた)”とか、”偏差値ウン十点アップの秘訣”とかのハウ・ツー的な本は殆ど読まず、もっぱら、子供をどのように育てるか、子供がどのようにしたら伸びていくかといった本を読んでいました。

もちろん、多少は受験ノウハウ的な内容も含まれていますが、親としての基本的なスタンス、考え方や見方などについて書かれた本をよく読みました。これも正解だったと自分では感じています。受験関連本についてはまた別項目でも書く予定です。

結局、塾が小さなところだったこともあって、後から考えたら、情報収集は全部自分たちでやっていました。これは当然かな?もちろん、志望校(受験校)を決める前には塾の先生と相談しましたが、先生の考えと我が家の考えはほぼぴったりと一致しました。これも、親が自分たちで色々調べて納得していたからだと思います。


我が家の中学受験プロジェクト-2

2008-04-11 23:44:48 | 受験・学校

久々にシリーズ再開です。

【塾-1】

前回も少し書きましたが、長男は放っておくとずーっと遊んでいて、まず自ら勉強しようとはしないタイプです。まあ、小学生は遊ぶこと・友達を作ることが大事なので当然ですけれど。また、3月生まれということもあってか、全体にやることや考えることが幼い感じでした。そこで、ちょっとは勉強する習慣をつけさそうと4年生から近所の塾に通わせてはいました。但し、週に1回だけでしたし、仲の良い友達も一緒だったので、遊び半分といった感じだったかな?

長男が通った塾は、長年、大手進学塾で教えておられた先生が4年くらい前に開かれた地元密着型の小さな塾です。新聞広告なども春先に1回入るくらいでしょうか。ということは殆ど口コミ主体か。

5年生の秋から、親は一応中学受験を念頭に置くようにはなりましたが、長男には”受験勉強一本やり”をさせたくないなあと思っていました。小さい頃から進学塾に通って”競争主義、(超)難関校至上主義”の考え方に洗脳(不愉快に思われた方、ごめんなさい)されるのも嫌でした。本当に頭がきれて、あまり何もしなくても良い成績をとれるお子さんであれば難関校に入っても大丈夫でしょうが、親子ともどもねじり鉢巻きで必死になって、頑張って頑張って、無理して・背伸びして難関校に入学。しかし、もともと無理して入った学校なので次第に授業に付いていけなくなって・・・学校側もあまり構ってくれなくなって・・・が最悪のパターンかとも思いますので。まあ、このあたりは人によって色んな考え方があると思います。

親が中学受験を意識しだしたのは5年生の秋からですが、塾に通う回数は少しずつ増やしてはいました。

  4年生~ 週1回(算数・国語)
  5年生~ 週2回(算数・国語)
         冬休みの講習に初参加
  5年生の2月頃~ 中学受験クラスで週4回(算数・国語・理科・社会)

中学受験クラスは男子3名、女子1名の計4名ととてもこぢんまりとした塾です。少数精鋭なのかどうか・・・(^_^)。
親が”ねじり鉢巻き&塾内でも競争”とかが嫌いなこと、長男にはどうもスパルタ式の塾は合わないと思うことなどからこの塾にしたのですが、結果的に”超お気楽”な長男にはうまくフィットしたようです。長男も嫌がることなく通いましたし、受験クラスの他の男子2人は違う小学校の子だったのですが、塾のあとで一緒にカードを買いに行ったりメールのやりとりをするなど結構仲良くなりましたしね。いい塾でした。


花冷えの中学校入学式

2008-04-02 23:42:48 | 受験・学校

花冷えの薄曇りとなった昨日(4/1)は長男が入学した中学校(私立の中高一貫校)の入学式でした。カトリック系の学校なのでユニークな入学式なのかなと想像していたら、開式・閉式の祈りとして聖書からの話があった程度で(これは良いお話でした)、あとは比較的シンプル&オーソドックスな式典でした。私はロウソクでも灯すのかなと勝手に思っていたのですが、そんなことは全然なかったです。ただ、親も一緒に写った記念写真は、撮影場所がチャペル内でこれは良い雰囲気でしたね。 

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グラウンドの写真は昨秋の文化祭や学校説明会のときのものです。
さて、長男はサッカー部に入るのでしょうか?

式典・記念写真撮影が終わった後は教室へ移動して各種資料類の配布や説明がありました。そして最後の方で頭髪の話になり、担任の先生が「ざっと見たところ、この中で頭髪検査に通るのは数人ですね・・・」と話された途端、教室内の親子に「えぇーっ!?」といった感じのミニ衝撃が走りました。元々頭髪については厳しいと分かっていたのですが、予想を上回る厳しさのようです。最初のけじめが肝心なので多少厳しめに話されたようですが、2日ほど前に頭を短くした長男は今日またもう少し短くしてもらいにいきました(^_^)。

文武両道が理想といえば理想ですが、まずは毎日元気に学校に通って、素晴らしい友達をたくさん作ってほしいですね。


我が家の中学受験プロジェクト-1

2008-01-30 00:44:51 | 受験・学校

今年、長男が中学受験をしたわけですが、これを「我が家の中学受験プロジェクト」という位置付けで何回かに分けてふり返ってみます。但し、受験を決めたのは随分遅かったし、本や雑誌などによく出てくる「我が子を東大生にするために-目指せ、超難関校!」といったハイレベルなものでは全然ありません。また、「偏差値40からの大逆転!」といったようなノウハウもありません。親として色々考えたこと、やってみたこと等を備忘メモ的に残すものです。

【経緯・背景】

私も妻も高校までずっと公立校に通っていて、それで不満もなく楽しく過ごしたので(妻に確認はとっていませんが(^_^;)、当初、子供たちも公立校でいいと思っていました。私立校と比較すると、公立校の方が色んな子がいるのは間違いないでしょう。

  勉強のできる子、スポーツが得意な子、休み時間になると元気になる子、
  絵がうまい子、音楽が好きな子、作文がうまい子、ちょっと悪い子、
  意地悪する子・される子、やんちゃな子、おとなしい子、
  リーダーシップのある子、力の強い子、ひょうきんな子、 etc.

大きくなって社会に出ると、多様な人たちとつき合っていくことが必要不可欠ですから、本当は公立校でそのような”玉石混淆”の中でもまれる方が色んなことを学んで、人間的にも絶対に成長すると思います。但し、どんな子が玉でどんな子が石なのかなんて誰も決められません。素晴らしい原石があるかもしれませんし。

一方で、学校内でつまらないことに神経をつかったり、陰湿ないじめがあるのは嫌です。また、団体生活の基本的なルールや基礎学力がきちんと身に付かないのも困ります。子供なので喧嘩は当然あります。色んな人間が集まれば多少のいじめが発生するのも致し方なしですが、それをエスカレートさせないこと、特に先生(担任の先生や校長先生など)が毅然とした対応をとれるかどうかが重要です。世間一般の情報から判断すると、どうも公立校ではそれらの対応がまずかったり、正しい対応をするまでが異常に遅かったりということが多いように思います。

このようなこととは別に私が地元の公立中学でちょっとどうかなと思った点は、

 ・グラウンドが狭く、野球部もサッカー部もないこと

   長男はスポーツ大好き!といった感じではなく、私も野球やサッカーを
   必ずやらせたいといったものでも無かったのですが、やはり男の子は
   昼休みや体育・クラブで走り回って思いっきり体を動かしてほしいです
   ね。少なくともそれが可能な環境が学校にほしいです。

 ・授業態度や宿題忘れなどで内申が左右されるとかしないとかと言った話

   授業態度が悪いのは良くないことですが、それが内申書に影響する
   なんて嫌らしいなあ。そんなんどうだってええやん(そんなこと、どうでも
   いいじゃない) と思っていました。

 ・近年、高校進学実績が思わしくないこと

   ある程度良い公立高校に入るために、あるいは学校での学力不足を
   補うために塾に通う子が多いことも何だかなあと思います。
   それやったら私立校に通うのとあんまり変われへんやん。

といったようなものでした。

殆どの子が公立中学に進学した自分たちの頃のような”のどかな時代”とはかなり様変わりしてるということが私にも少しずつ分かってきました。

また、これは本で読んだのですが、私立の方が先生にも意欲的な人が多いようです。先生間にも良い意味で競争があるでしょうしね(授業や指導の下手な先生、生徒の信望が得られない先生はやめさせられる?)。幸い我が家の息子たちは良い先生に受け持って頂いたとは思いますけれど。更に公立校でも少人数学級制や2人担任制、習熟度別クラス、将来の自分の職業について考えさせるような科目や授業など、改革は進んでいるorいずれ進んでいくとは思いますが、公立校の場合、変化のスピードが遅いことは間違いでしょう。

もう1つ私立中学に行かせようかなと考えた理由で大きなものを忘れていました。うちの”お気楽”クンはその名の通り、ほおっておくと、どんどん楽な方へ楽な方へと流れていって自分の考えで一生懸命勉強するなどといったことはまずありません。まあ、小学生なので仕方ないですが・・・。そこで、多少の強制力と周囲の雰囲気もあった方が良いかなとも考えました。もちろん勉強だけでなく、勉強とスポーツの両方に頑張ることが必要ですね。また、受験を通じてどれくらい頑張れるかも見たいとは思いました。

公立校に行っても私立校に行ってもしっかりした子はきちんとやれるでしょうが、色んな点でなるべく良い環境で学ばせてやりたいなあ。。。てなことを考えている内に、長男に実際に受験させるかどうかはともかくとして、中学受験を前提とした情報収集が5年生の秋頃からスタートしました。