ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

今年の歩き納め(京都、大阪)

2006-12-31 14:39:00 | まち歩き

ブログ記事のアップの順序は多少前後しますが、28日の仕事納めの帰りに京都市内を(こちらは徒歩で)、29日に大阪市内を(こちらは自転車で)各1時間~1時間半、お得意のちょこっと探訪しました。

京都は百万遍近辺の京大YAMCA会館界隈、大阪は地元・西区の土佐堀界隈プラスアルファです。28日はやや天気が不安定、29日は風が強くて寒くブルブルふるえながらの探訪でした。29日の夕方には、黒門市場をぶらついて年末の気分を味わってきました。

今年はブログでも建築探訪記や町歩きの記事を多数アップできて楽しかったです。来年も本・映画、ランニング・サッカー、建築探訪に頑張るぞー!
皆さま、来年もヨロシク! & 良い新年をお迎え下さい。

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蹴り納め、走り納め、家族の忘年会

2006-12-30 23:58:00 | スポーツ

今日は朝から息子達が通っている土曜サッカーの蹴り納めでした。長男は塾の冬期講習なので、次男のみが参加。

本年最後ということもあって、今日は通常の練習は無しで、ずっと試合形式でした。これにはお父さん達も参加。私もまず1・2年の子供達とは親子混合チームで楽しく遊び、次は3年生以上の子供達とお父さんチームが対戦。これは1-1で引き分けました。あまり負ける気はしませんでしたが、6年生で体格の良い子のシュートは結構破壊力があるため、お父さんたちもみな我が身大事とコースを空けたら、弾丸ライナーのファインゴールを決められてしまいました。

最後は、コーチの先生方とお父さんチームのガチンコ対決。コーチは皆我々より年輩の方々なのですが、かつての高校日本一のメンバーもおられるなどテクニックは抜群。お父さんチームは何度も守備陣を切り裂かれて破綻寸前でしたが、GKがW杯での川口のような獅子奮迅の大活躍。何とか猛攻をしのいでいる内に、コーチ陣の足も止まりはじめました。しかし、足が止まったのは我がチームも同じで、最後は「勝つまでやめない!」というコーチ陣の気合いの前に遂に1点を献上し、まもなくゲーム終了となりました。でも、お父さんチームも結構いい試合をしたと思います。

出場時間は3試合で約45分だったのですが、試合後は大汗かいてヘトヘトでした。でも、必死で走り回ってボールを追いかけるのは気持ち良かったです。今日は次男も自慢の快足を飛ばし、気の合った友達と華麗なパス交換をして何度もゴール前に迫りましたが、日本代表と同じく決定力不足を露呈してことごとくシュートを外しまくっていました。ですが、動きは抜群でしたね。エライ、エライ。

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Reserva41 その後、足の疲労感もかなりあったのですが、15時頃からは自宅回りを約10kmのランニング。12月のランはこれまでたったの1日・17kmだったのですが、仲間のJURIANさんから「走らなさすぎとちゃいます?」と怒られて、ちょこっと頑張りました。久々のランはキロ5分ペースでもキツかったのですが、ラスト約2kmは次第にスピードを上げて心肺系と脚に負荷をかけました。練習量が少ないので、質で勝負です。というほどのこともないのですが(^_^;

夕方からは忘年会と称して、家族4人で大阪・難波でボウリングとカラオケを楽しみました。

TVゲームの「Wii」ではボウリングで150くらいはコンスタントに出せるのですが(Wiiスポーツは面白ーい!)、リアルなボウリングは大の苦手です。

次男もいるので、レーンはサイド・ガード付き(つまりガーター無し)にしたのですが、結果はボロボロ。各自2ゲームやって、私が出したストライクは全てサイドガードに当たって(つまり実際にはガーター)跳ね返ったものでした。あー、恥ずかしー。自力でとったスペアもわずか2ケのみ。とにかく球筋が定まらずなかなかヘッドピンに当たらないのが私のボウリングの特徴です。ガーター&ミスが無いにも関わらず、信じられない点数を出してしまいました。球技は全般的に得意なのですが、ボウリングはあきまへん。子供達はいつも通り悲喜こもごもでした。

夕食後はカラオケへ。子供達はアニメソングなどで大声を張り上げて元気いっぱいでした。私も6曲くらい歌ったのですが、男性歌手の歌は元々音域が合いません。高い声で歌うと上の方の音が出きらず、逆に1オクターブ下げて歌うと、楽は楽なのですが、声を思いっきり出し切ることができずストレスがたまります。結局、女性歌手のちょっと古めの曲が音の高さといいテンポといい私には丁度いいみたいです。

まだ家の掃除が残っているのですが、今日は朝早くから夜遅くまで一日中遊びまくってしまいました。
お父さんは疲れるわー、ふー。

写真は、先週、土曜サッカーの有志の家族で楽しんだ親子サッカー大会でのものと雑誌「ランナーズ」2月号にたまたま掲載された福知山マラソンでの私の後ろ姿です(ゼッケン275番の赤と白のウェア姿)。
福知山名物・ラスト1kmの急坂。膝の怪我から復活し、4年ぶりのサブ・フォーも間違いなしだったので、嬉しくなって応援してくれている子供達の列にダッシュでタッチしにいったときの写真です。いい思い出になりました。

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2006年に読んだ本-1

2006-12-30 00:35:54 | ベストもの

昨年も暮れにベスト本リストを掲げていましたが、今年読んだ本の(ほぼ)一覧です(新刊本と旧作が混在)。

実はこれ、会社の紹介コーナーで毎年年末に映画と本のリストを掲げているものがベースで、その2006年度・”本”版です。我が社は技術屋集団なのですが、こんなことをするのは私くらいでして、自分でも異色の機械屋(兼)建築屋(兼)コンピュータ屋(兼)事務屋だと思っております。

採点の単位などがブログのものと食い違うなど色々矛盾もありますが、まあお遊びですので大目に見てください。

さてさて、無印は小説で、*印はノンフィクションや実用書的なものです。
 ----純然たるビジネス本(実はそうたくさん読んではいません)や
    建築関係写真集などは除外。

自己採点の目安----☆:20点 ★:10点

同じ本でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることはあると思いますが、2ランクの変化は無いでしょう。
実際には(ブログでは)5点刻みで採点しているので同一ランク内でも差がありますが、ここでは細かいことは無視しています。

☆☆☆★(70点)以上の(一応の)オススメ作のみ挙げてみましたが、私にとって今年も☆☆☆★以上の的中率:80%↑と高打率でした。

今年も、ブログの読書仲間の影響もあり、小説を中心にかなりの本を読みました。
よく読んだ作家、新たに開拓した作家は、森絵都・瀬尾まいこ・服部真澄・小松左京・三浦しをんの各氏。

今年も本・読書に関しては豊饒の年でした。活字の力は凄いです。
また、自分自身では、”読む力”・”書く力”を磨いたかなという気がします。
あとは、感想などをいかに簡潔にまとめるかですね(永遠の課題)。

皆さんのオススメ本もぜひ教えて下さい。

※時間があれば、感想記事へリンク張ります。
※フォントなどの関係で、どうも列がぴったり揃っていません。

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☆☆☆☆★(◎印:ベスト5)

◎「風が強く吹いている」 :三浦しをん
◎「DIVE! 1~4」    :森絵都
◎「リヴィエラを撃て」    :高村薫
◎「剣豪将軍義輝」    :宮本昌孝
◎「鷲の奢り」         :服部真澄

 「女たちのジハード」   :篠田節子
 「容疑者Xの献身」    :東野圭吾
 「幻夜」             :東野圭吾
 「さよならジュピター」     :小松左京
 「エル・ドラド」          :服部真澄
 「出口のない海」      :横山秀夫

*「建築のハノイ」      :増田彰久
*「WEB進化論」      :梅田望夫
*「アール・デコ・ザ・
         ホテル」    :稲葉なおと
*「国家の品格」      :藤原正彦

☆☆☆☆

 「辰巳八景」         :山本一力
 「卵の緒」           :瀬尾まいこ
 「幸福な食卓」       :瀬尾まいこ
 「レベル7」           :宮部みゆき
 「夏の庭」           :湯本香樹実
 「果しなき流れの果に」 :小松左京
 「凍」               :沢木耕太郎
 「天山を越えて」      :胡桃沢耕史
 「百億の昼と千億の夜」 :光瀬龍(原作・小説)
                   萩尾望都(コミックス版)
                   *凄かったけど採点不能
                   *私の理解の範囲を超越
 「宇宙のみなしご」     :森絵都
 「暗殺の年輪」       :藤沢周平
 「PLUTO(3)」          :浦沢直樹
 「散るぞ悲しき
   硫黄島総指揮官 栗林忠道」:梯久美子
 「玉砕総司令官の絵手紙」:吉田津由子

*「窓から読みとく
         近代建築」    :酒井一光
*「グーグル-Google 既存
     のビジネスを破壊する」 :佐々木俊尚
*「SNS的仕事術」       :鶴野充茂
*「カラー版 大人の
   ための東京散歩案内」:三浦展
*「まず"書いてみる"生活」:鷲田小彌太
*「親力で決まる!」      :親野智可等
*「プロ親になる!」      :親野智可等

☆☆☆★

 「百枚の定家」       :梓澤要
 「砂漠」             :伊坂幸太郎
 「箱舟はいっぱい」    :藤子・F・不二雄
 「ミノタウロスの皿」     :藤子・F・不二雄
 「未来ドロボウ」       :藤子・F・不二雄
 「橋ものがたり」       :藤沢周平
 「手紙」             :東野圭吾
 「パーフェクト・ブルー」   :宮部みゆき
 「ストロボ」            :真保裕一
 「義輝遺聞 将軍の星」  :宮本昌孝
 「龍の契り」          :服部真澄
 「ディール・メイカー」     :服部真澄

*「父親のすすめ」     :日垣隆
*「ブログ進化論」      :岡部啓史
*「自転車で痩せる人」   :高千穂遥
*「情報のさばき方」    :外岡秀俊
*「大人のための読書術」:和田秀樹

その他

「優しい音楽」          :瀬尾まいこ
「パラレル同窓会」      :藤子・F・不二雄
「ベルカ 吠えないのか」  :古川日出男
「風味絶佳」           :山田詠美
                        など


鷲の驕り(服部真澄)

2006-12-29 22:58:00 | 15:は行の作家

Washino1 鷲の驕り(祥伝社文庫)
★★★★☆:90点

Amazonの読者レビューにも書かれていたのだが、服部真澄の先見性というか時代の先取り感は凄い。作品の執筆順と私が読んだ順序は一致していないのだが、「龍の契り」での香港返還問題、「ディール・メイカー」での著作権問題、「エル・ドラド」での遺伝子操作食物。そして本作での特許権(知的財産権)問題----サブマリン特許なんてのがあるんですね。
幅広い題材をテーマに見事な物語を紡ぎ出す、その力量が素晴らしい。

本作では、伝説的ハッカー、コンピュータ・セキュリティの専門家、稀代の発明家、美人の女性弁護士、ダイヤモンド・シンジケート、現代のイタリアン・(知的)マフィア、米国の巨大企業体「UE」(モデルはGEか)、国防総省、CIA、通産省(もち日本)、日本の大手自動車メーカー「ハヤタ」(モデルはトヨタ)・電子機器メーカー「インフォグラス」(モデルはシャープ----この会社を取り上げたのが凄い!)とその技術者たち。
彼ら・彼女らが、ある者は自分たちだけの限りない財産と地位のために、またある者は21世紀の国の存亡をかけて、”発明家”と”サブマリン特許”と”石”の謎を巡って様々な知的ゲーム&パワーゲームを繰り広げる。いやはや、壮大なドラマである。

氏の作品をリアルタイムで読んでいたら、数年後、その凄さにもっと唸ったはずだったと思うが、出会うのが遅すぎた。しかし、服部真澄を知らなかったら、それはそれは惜しいことなので、1年で4作品を読むことができて良しとしましょう。

********************** Amazonより **********************

内容(「BOOK」データベースより)
「発明家クレイソンを調査してほしい」在米のコンピュータ・セキュリティの専門家笹生勁史に、通産省から極秘依頼があった。クレイソンは日本企業に訴訟を起こし、巨万の富を得ているという。問題は、米国の「特許法」の特異性にあった。先端技術の特許を牛耳る米国に、日本、そして正体不明の産業スパイ、マフィア、ハッカーが暗躍、手に汗握る国際サスペンス巨編。

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【注意:以下、ネタバレあり】

序盤:抜群の出だし&抜群の面白さで名作の予感。
中盤:忘年会やら業多忙で読み方が完全に寸断されたことに伴い、
    面白さも期待度対比でやや低下。「あれっ?今いちか?」と
    思いかけていたのだが・・・。
終盤:おおーっ!ええやん、ええやん(いいね、いいね)!

服部氏の作品はラスト(ラストのラスト)がもう一つ掘り下げ不足・ケレン味不足・余韻不足といった印象があり、多少不満を持っていた。本作もそうかなと思っていたら・・・。
やってくれましたね!
最後に仕掛けられた罠。さすがは天才的ハッカー○○・・・?

服部氏の作品は社会派小説×サスペンス小説といった位置づけになるのだろうか。サスペンス小説にしては明るくカラッとした感じがするのが、氏の作品の特徴かもしれない。これは登場人物がみな何となくユーモアがあるせいか。
  ----「エル・ドラド」はちょっと陰の部分が多かったかな。
私は結構重厚で暗さのある小説も好きなのだが、服部路線も非常に良いと思う。男性読者で、やや深みに欠けると評する人がいるかもしれませんけれど。

思わず笑ったシーン:

  「彼みたいなのがタイプなのかい」
  「アメリカの女の半分は、このタイプが好きなのよ」
      :
  (辣腕美人弁護士の写真を見て)
      :
  「そうは見えないわ」
  「何に見える?」
  「お嬢ちゃん」
      :
  「アメリカの男の半分は、このタイプが好きだね」

しかし、とある人物が亡くなったのが可哀想で可哀想で・・・。

おそらく本作が年内最後の読了小説になると思われますが、1年の締めくくりに素晴らしい作品を読むことができて良かったです。


心斎橋・大丸のイルミネーション

2006-12-29 14:43:00 | まち歩き

心斎橋・大丸のイルミネーションです。

のりみさんのブログ”のりみ通信”で紹介されていました。のりみさん、また参考にさせて頂きました。ありがとうございました。実際に見に行ったのはクリスマス・イヴでしたが、その後ずっと忙しくてアップできていませんでした。

既にのりみさんの写真を拝見していましたが、光で飾られたヴォーリズの名建築が実際にはどんな感じなのか興味津々でした。

そして、心斎橋に着くと・・・。
おー、キレイ!
建物のラインをうまく生かしながら、派手過ぎず・おとなし過ぎず、センス良く飾られています。色的には、オレンジと赤が暖かみを感じさせて良い雰囲気です。

写真的には、すぐ向かいは御堂筋やし、人・車・木立も多くて、なかなかうまい構図を見つけられなかったのですが、御堂筋の中にある分離帯の樹木の間から撮ると、ええ感じでした。ま、コンパクト・デジカメですし、腕はともかくとしてね。

のりみさんは一眼レフ+クロスフィルターで、光の宝石のような写真を撮られています。これは素晴らしい!

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